水田航生 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「水田航生」

2021/08/23

「素の自分はリーダー気質というより弟気質なので、稽古場でも頼りがいのある男にならないとなって思ってます(笑)」

水田航生 撮影/booro、取材・文/長島恭子、ヘアメイク/菅野綾香(ENISHI)、スタイリスト/岡本健太郎

作・作詞・楽曲プロデュース:森雪之丞×演出:河原雅彦×音楽:亀田誠治という豪華クリエイターがタッグを組む、ロック☆オペラ『ザ・パンデモニアム・ロック・ ショー〜The Pandemonium Rock Show〜』が9月18日より幕を開ける。『Deview/デビュー』では、中山優馬演じる主人公・涼が所属するロックバンド『THE REASON』のリーダー・山下勝也を演じる水田航生にインタビュー。本作の見どころや意気込みはもちろん、15歳でデビューし、現在30歳という節目の年を過ごす水田に、役者人生においてターニングポイントになった出来事などを聞いた。

水田航生

――今回、出演されるロック☆オペラ『ザ・パンデモニアム・ロック・ ショー〜The Pandemonium Rock Show〜』は豪華クリエイター陣の競作ということで注目されています。

「僕も色んなクリエイターの方とご一緒させていただくことが楽しみです。(作・作詞・楽曲プロデュースを担当する)森雪之丞さんはミュージカル『怪人と探偵』で、音楽の亀田誠治さんは映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でお世話になったので、もう一度、ご縁があったことが嬉しいですし、非常に光栄です。また、演出の河原雅彦さんとはお仕事をするのは初めてですが、僕自身はこれまで河原さんの作品を色々と観てきましたし、いつかご一緒できればと思っていました。しかも、主演の中山優馬くんは同郷なんです。なので、いろんなご縁をこの作品に感じていて、本当に楽しみです」

水田航生

――今回は、昭和60年代の日本のロックシーンが舞台。日本のロックサウンドのイメージや魅力とは?

「実は僕、全然通ってこなかったんですよね……。それだけに、この作品の台本を初めて読んだときから、作品に散りばめられた雪之丞さんのロック愛の洗礼を浴びています。雪之丞さんは時代背景をきちんと描かれるので、今回も60年代のグループ・サウンズについて、結構、細かく書かれているのですが、今の僕はト書きの一言、一言からわからない。ビートルズ、デヴィット・ボウイといったアーティストの名前ぐらいはわかりますが、当時の日本のミュージック・シーンや、グループ・サウンズの時代性にはピンとこなくて……。今は語るには勉強不足なので、これから、当時の曲や時世について、もっと勉強をしていきます!」

水田航生

――音楽は亀田さんが全曲を書き下ろすとのこと。時代の音楽シーンを描く作品だけに、期待も大きい。

「『カノ嘘』のときも、デモの一曲目から衝撃を受けましたし、全編通して楽曲が素晴らしかったです。先日もたまたまテレビで、東京事変さんを観たのですが、亀田さんの楽曲にはキャッチーで、のめり込んで見入る、聞き入ってしまうような世界観を感じます」

――今回の役どころは、中山さん演じる主人公と結成するロックバンド『THE REASON』のリーダーでありギタリスト。役作りで大切にしたいことは?

「ロックバンドのリーダーって、ある意味でいちばんロックに熱く、みんなの才能を見抜く千里眼があったり、客観視できる人間……というイメージがあって。僕が演じる山下勝也にも、登場シーンからそれをすごく感じました。バンドはグループ感がとても大事だと思いますし、かつリーダーには、何か発言したり行動を起こしたりするときも、みんなの先頭に立ち“やろうぜ!”という牽引力が求められる。稽古場でもそこを意識しつつ、演じていけたらと思います。でも、素の自分はリーダー気質というより“ついていくほうがラク”な弟気質なので。まずは優馬くんに、“こいつ大丈夫か1?”て思われないよう、稽古場でも頼りがいのある男にならないとなって思ってます(笑)」

水田航生

――その中山さん、今回初共演となりますが、印象を教えてください。

「仕事は初めてですが、実は昔に一度、食事会でお会いしたことがあるんです。そのとき、本当に礼儀正しく、腰が低くて、“逆に緊張するからやめてもらっていいですか!?”と思ったほど。誠実な好青年、というイメージを持ちました。役者としても硬派で、ひたむきに努力される方なんだろうなと感じています」

――これまで、ミュージカルの名作、人気作にも多数出演されています。それらの作品と今回のようなオリジナル作品とでは、取り組む際、どんなところに違いや面白さを感じますか?

「先日、オフ・ブロードウェイミュージカル『The Last 5 Years』に出演しましたが、その作品のようにもともとある作品に取り組む際は、過去の映画や舞台をとことん調べて、作品性の理解を深めていくことをします。一方、全員が一つのもの、同じ作品に向かって、イチから始めるのがオリジナル作品。皆がヨーイドン、のスタートラインに立ち、クリエイターや演者たちが、いろんな意見を出し合いながら、作品を稽古場で作り上げていくというのが、やはりオリジナルの面白さかなと思います。僕は特に新作の舞台に取り組む際、自分の頭の中をいかに柔らかくして、いろんな意見を出せるかをより考えます」

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Audition

ロック☆オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ ショー〜The Pandemonium Rock Show〜」

【東京公演】2021年9月18日(土)〜10月3日(日)日本青年館ホール
【大阪公演】2021年10月8日(金)〜10月11日(月)森ノ宮ピロティホール

スタッフ:
作・作詞・楽曲プロデュース:森雪之丞
音楽:亀田誠治
演出:河原雅彦

キャスト:
中山優馬 桜井玲香 水田航生/汐崎アイル 小松利昌 山岸門人 野口かおる 大堀こういち/玉置成実 浜中文一 他

ロック☆オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ ショー〜The Pandemonium Rock Show〜」

昭和の音楽界を舞台に、友情を分かち、恋に導かれ、激動の時代を生き抜く若者たちを描き出す、パワフルでノスタルジックな“ロック☆オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ ショー〜The Pandemonium Rock Show〜」”。
作・作詞・楽曲プロデュースは作詞界のレジェンド、森雪之丞。演出はエッジの効いた作品から名作物まで幅広く演出を手掛ける、河原雅彦。音楽は日本音楽界屈指のヒットメーカーである亀田誠治が昭和を彩るさまざまな音楽をモチーフに公演音楽を全曲書き下ろし。
革命的な音楽“ROCK”の魅力に取りつかれて夢中になっていく主人公・楠瀬涼役には中山優馬、ヒロイン役には桜井玲香、主人公・涼と同じバンドメンバー・山下勝也役には水田航生、涼にROCKを教える荒木三枝子役には玉置成実、人気グループ・サウンズ「ザ・カニバルズ」のボーカル・野村正嗣役を浜中文一が演じる。

◆公式サイト:http://pandemonium-rock.com

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