刈谷友衣子 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「刈谷友衣子」

2011/08/05

女優って嫌なことでも活かせる素敵なお仕事

刈谷友衣子
ファッション誌『ラブベリー』でモデルとして活躍中の刈谷友衣子ちゃんが7月23日スタートのNHK連続ドラマ『金魚倶楽部』でヒロイン・春川こと役に大抜擢。初の連続ドラマ、初ヒロインの心境、そしてデビューのきっかけからプライベートまで、いろいろ聞いちゃいました。



刈谷友衣子

刈谷友衣子

Q デビューのきっかけは、雑誌『ラブベリー』のモデルオーディションに一般の読者として応募したことだけど、こういう世界にもともと興味があったの?

「小学校5、6年ぐらいから雑誌を読み始めていたんですが、当時は自分に自信がなくて、何かひとつはじめたい、自分に自信が持てるものが欲しいなと思っていて。そのときに読んでいた雑誌が『ラブベリー』で、私もこれに出たいなと思って応募したんです」

Q 応募するという第一歩を踏み出せたのはどうして?

「気持ち的には、“試しに”というか、これがきっかけとなればいいなという感じで送って。そうしたら準グランプリをいただいて。トントン拍子というかドンドンと進んで、事務所に入ったら、ドラマや映画のオーディションも受けて、そこからドンドン女優さんっていうところに向かっていって」

Q 『ラブベリー』のオーディションのときのことは覚えていますか?

「面接で候補者がズラーって並んでいるときに、横の方を見たらトップのモデルさんとかがいて、“あっ! やっぱり、キラキラしてるな〜”って。でも、すごい緊張していたので、泣きそうになっちゃって。面接が終わったあとにはブァーっと泣いちゃって。オーディションを受けた経験は初めてで。私の住んでいるところは、愛知県でも名古屋市内じゃなくて田舎のほうなので、まったく知らない世界なわけで、どうしていいかも全然わからないところからのスタートだったので緊張しました。面接では、オーディションまでにお肌とかもすごい頑張って毎日気を遣ったりしていたので、それを頑張って伝えました」

Q オーディションという目標ができたら、そのために努力しようと自分の生活を変えたところもあったんですね。

「私、年小から小学校6年生まで、器械体操をやっていて、ずっと太らない体質で本当にガリガリだったんですけど。辞めてしまっても食生活は変えなかったんで、やっぱり、少し太ってきてしまって。そういうことは改善しました」

Q 現在も地元に住んでいるそうだけど、連続ドラマ撮影で今回のように長期間東京に滞在するのは初めて??

「初めてです。やっぱり私、本当に実家が好きなんだなって再確認しました(笑)。寝ることが好きで、オフの日があったら、寝なきゃもったいないじゃんって思っちゃう。10時間以上は全然寝れます。このあいだ、ずっと家にいて、ずっと寝てて、ごはんも食べなかったんですよ(笑)。ぐだぐだできて、すごく幸せでした」

刈谷友衣子

『金魚倶楽部』の制作発表会見より。

右は入江甚儀。

Q 仕事の場である東京に対するイメージは?

「インドア派なので(笑)、人混みが苦手だったりしますね。都会の人って、忙しくて急いでるっていう感じがして。人に構ってられないというか、ぶつかっても別に“フン”って感じなので。最初はビックリしました。その辺は、だんだん受け入れられるようになったんですけど…(笑)」

Q そういう意味では、のんびりしているほう?

「のんびり、マイペースだと思います。いい意味でも悪い意味でもマイペースだと思います(笑)」

Q 話を聞いているとすごくしっかりしているから、テキパキしているんじゃないのかなと。

「なんか、つかめないって言われました。のんびりしているときがあるのにすごくしっかりしているから。なんなんだよ、みたいな(笑)」

Q 家族はこういう芸能の仕事に関しては理解してくれる?

「応援してくれてます、仲はすごくいいです。最初にオーディションを受けたいと言った時は、“ちょっと考える”って言ってたんですけど、でも面接の電話が来たときには“やんなさい”って。あなたの好きなことをやりなさい、好きにすればいいっていう感じの親なので感謝してますね」

Q 今年中3で受験生ですね。勉強はどうですか?

「勉強は好きじゃないんですけど、最近、頭よくなりたいなと思っていて。勉強ができなくてもやっては行けると思うんですけど、できるのとは違うじゃないですか。それも武器にできるように。ドラマのプロデューサーさんと会って話していても、勉強できたほうがいいんだよなって思うし。でも中2の頃とかは、本当に勉強が嫌で(笑)」

Q 女優さんの仕事って、自分が経験したこととか、ちょっとでも努力したこととかが何でも生きる仕事ですね。

「プライベートで悲しかったことも、その感情とか表情とかをここら辺に置いといて、例えば役に入った時に、ここら辺に置いといたやつをちょっと探って出せたりするんで、そういう意味でもすごいいいお仕事なんですよね。嫌なことでも役に生かせるっていう、そこがもう魅力ですよね。だから嫌な勉強だって役に生かせると思います」

Q 器械体操は結構しっかりとやっていたの?

「はい。マットとか跳び箱とか平均台とか、バク転とかもやってました。今はできないですけど(笑)。身体もカチカチになってしまいました。でも倒立は基礎なのですごく身体に染み付いてて、この間すごく久しぶりにやったときにも上手くできました。今は茶道部にも入っているので、茶道の所作って(女優の演技に)役に立つなと思って、一生懸命やろうと思っています」

Q 今、ハマっていることはありますか?

「私は本当に趣味がない、つまらない人間なんですけど(笑)。今は映画のDVDをよく観ています。今、高良健吾さんの作品をよく観ていて、最近は、蒼井優さんの作品も観ていこうかなと思っています。最近観たのは、『おにいちゃんのハナビ』とか、『ソラニン』とか…。地元に帰ってからたくさんDVDを観ようと思ってて、もうやりたいことがたくさんありますね」

Q 女優さんの仕事をしている今は、作品も役者さんの演技を観てしまうのでは?

「最近はそうかもしれないです。宮崎あおいさんが好きでこれから出演作をたくさん観ようと思いました。観方は昔とは変わっていますね。芸能界に入っていない頃は。ただ単に、ストーリーを楽しんでるって感じなんですけど、今はやっぱり、芝居とか、仕草ひとつひとつ、セリフの言い方を観てしまいます。宮崎あおいさんってすごくナチュラルに表情や仕草を表現されていて、飾らない雰囲気も大好きで。だから私も宮崎あおいさんみたいな、演技派って呼ばれる女優さんになりたいです。最近目標が固まってきました」

インタビュー・終

NHK連続ドラマ『金魚倶楽部』
(7月23日スタート/毎週土曜/23:30〜25:59)高校3年生の柊ハル(入江甚儀)は学校でも目立つモテ男のくせに、女の子にも進学にもいま一つ興味が持てず、日々を気だるく過ごしていた。ある日、後輩の女子が嫌がらせにあっているのを見て手を差し伸べる。その後輩、1年の春川こと(刈谷友衣子)は、家庭環境を理由に女子達からいじめられていた。そんな彼女に、ハルは“居場所を作ろう”と持ちかけ、2人だけの部活作る。金魚倶楽部を通じて徐々にお互いを心の拠り所にするようになる2人。だが、ハルを好きな女子生徒達からのいじめがエスカレートしていって…。
かりやゆいこ●1996年11月30日、愛知県出身。趣味は音楽鑑賞、得意なスポーツは体操(マット運動)。09年『ラブベリー』専属モデルオーディション準グランプリをきっかけにデビュー。CM代々木ゼミナール、映画『告白』『東京家族』、ドラマ『鈴木先生』などに出演。(フォスター所属)


NHK連続ドラマ『金魚倶楽部』
(7月23日スタート/毎週土曜/23:30〜25:59)高校3年生の柊ハル(入江甚儀)は学校でも目立つモテ男のくせに、女の子にも進学にもいま一つ興味が持てず、日々を気だるく過ごしていた。ある日、後輩の女子が嫌がらせにあっているのを見て手を差し伸べる。その後輩、1年の春川こと(刈谷友衣子)は、家庭環境を理由に女子達からいじめられていた。そんな彼女に、ハルは“居場所を作ろう”と持ちかけ、2人だけの部活作る。金魚倶楽部を通じて徐々にお互いを心の拠り所にするようになる2人。だが、ハルを好きな女子生徒達からのいじめがエスカレートしていって…。

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