ピカ☆マイ | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「ピカ☆マイ」

2016/05/24

「『女優アイドル』というブランドを確立していきたい」

ピカマイ

 映画製作、マネジメントを行なうグループ会社が手がける『女優アイドル』ピカ☆マイ。秋葉原の常設劇場を拠点に、映画監督が脚本演出を手がける本格的な芝居と、歌・ダンスのアイドルライブをコラボした新感覚ライブを公演中だ。今回、新たに新作舞台に主演する4期生を募集。『ピカ☆マイ』で活動中の1期生、2期生の先輩メンバーからのメッセージを読んで、ビビッと来た人は応募してみよう!!


菅原彩香

菅原彩香
星野優菜

星野優菜
野崎絵里菜

野崎絵里菜
七瀬なな

七瀬なな

芸能界を目指したきっかけと、『ピカ☆マイ』に出会ったきっかけを教えてください。
菅原彩香「小学校のときに秋田で初めてミュージカルを観て、演じる側になりたいと思ったのがきっかけです。でも女優になりたいとはずーっと言えずにいました。高校3年で進路を考えたとき“やりたいことがあるのに妥協したくない”って思って、初めて親に黙ってオーディションに応募したら書類審査に合格して。東京に行く段になって初めて家族に話したら大反対でした。いい大学を出て公務員になってほしいというのが親の理想だったので大喧嘩で(笑)。結局“短大に行く”という名目で上京させてもらって、東京で女優を目指そうって思ってました。そしてエキストラの情報を探して『キャラJOB』に登録したら、『VIVIT』(ピカ☆マイ所属事務所)に誘われまして。最初に懇親会があったんですが、その席でピカ☆マイの脚本・演出をしてくださっている前田万吉さんと出会って“今度、『女優アイドル』を作るんだけど、落ちるかも知れないけど受けてみろよ”って言われて、オーディションを受けてピカ☆マイに入りました」
星野優菜「小さい頃、お姉ちゃんがハロプロのオーディションを受けて、第4次まで進んで落ちちゃうのを間近で見て、『アイドル』という世界があることを知りました。その後アイドルを目指したわけではなかったんですが、高校生になったとき“このままの自分じゃヤだな”って思って、アイドルのオーディションを探していたんです。そんな時に『女優アイドル」という言葉を見つけて。女優とアイドルを組み合わせたグループだけど、アイドルを押しているんだろうなと思って、応募して入ってみたら、すごく芝居だらけのグループで、来る日も来る日も芝居しかやらないんですよ!(笑)。最初はアイドルになりたくて入ったんですが、やっていくうちに芝居がドンドン楽しくなって。ピカ☆マイは一石二鳥というか、アイドルと女優が二度味わえるから入ってよかったなって思ってます」
野崎絵里菜「私は以前雑誌の『月刊デ☆ビュー』を読んでました! 小学生のときからアイドルに興味があって、親の勧めで、Berryz工房と一緒のハロプロキッズを受けたのが一番最初でした。そこから芸能活動に目覚めて、小学6年生から中学にかけては読者モデルをやらせていただいてたんですが、高校受験で全部芸能活動を止めました。その後は、高校でも、大学でもダラダラ過ごしてたんです(笑)。演劇を学ぶ大学に進んで、芝居を見るのは好きだったんですが、このまま普通に就職して普通の会社員としてやっていく人生は嫌だなあって思ったとき、オーディションをいろいろと探しているなかで、ピカ☆マイに出会いました」
七瀬なな「小学校のときからめっちゃ仲よかった熊井友里奈ちゃんが、Berryz工房のメンバーとしてテレビで歌って活躍しているのを見て、すごいなあ、いいなあって思いながら、自分は違うなって思ってたんです。そのころに事務所の方が家に来てスカウトされたんですけど、そのときはバスケットボールに夢中だったし、チームにギリギリ5人しかないから辞められないって思って断ってました。その後高校ではチアをやって満足していたんですが、大学生になって“学校・バイト・寝る。学校・バイト・寝る。”っていう生活になっていたときに“あれ、このままじゃ死ねない。何かやらなきゃ!”って思って出会ったのがピカ☆マイです。“今年は女優アイドル作ります。新しい風吹かせます”っていうキャッチコピーに“これだ!”ってビビッときて、それにしか応募しなかったんです。で、来てみたら思った以上に『芝居』だったという(笑)」
菅原さんと星野さんが1期生で、野崎さんと七瀬さんが2期生ですね。2013年8月の結成時の苦労はいかがでした?
菅原「最初は名前も無くて、ただ単に『女優アイドル』と言われていて。結成した当初は“何するんだろう”みたいな感じで手探りでした。でも入ってから最初の1週間でどんどんメンバーがいなくなったり。自信のある子と、私みたいに自信の無い子がいて、お互いどこまで踏み入っていいかもわからないギクシャクした距離感があって。最初の時期は長かったなあって思います」
星野「私は1.25期ぐらいで、結成のちょっと後に入ったんです。公演をやるよって決まったときに抜けちゃうメンバーも結構いて”はわわ〜っ”ってなってました」
菅原「公演が始まるまでの期間もバタバタしてましたね。本当に芝居をやったことがない集団だったので、舞台の上がり方も、台本の読み方も覚え方も分からないし。まともに舞台の上を歩けないという、ホントに出来ない集団で、不安しかなかったです。みんな、どのくらい高い目標を持っているのかも分からなかったし」
星野「普通のアイドルさんと比べて、『芝居』をしなくちゃいけないので、本気でぶつかって、言いたいことを言い合える関係じゃなきゃいけないのに。最初は上辺だけの関係だったので、公演もままならない感じでした」
そんな集団が変われたのはどうして?
星野「劇場に100人を4週連続で入れないと解散って言われて…」
菅原「解散がかかってから、今ある環境がなくなるという恐怖心を覚えて」
星野「そこからみんなの目の色が変わりました。言いたいことは言うようになって。追い詰められて意識が変わりました」

ピカ☆マイ
2期生はその頃に入ってきて。
菅原「上(1期生)がこんなにふわふわした感じだったから、運営さんがケツを叩くつもりで“焦れよ、お前ら!”って加入させた感じですね」
七瀬「私、極度の人見知りで、稽古場に入って(小さい声で)おはようございますって挨拶して着替えて、体育座りして待つっていう感じでした。“新しい風、吹かせてやるぜ”みたいな意気込みで入ったんですけど、人見知りなもので」
野崎「最初、1期生と2期生は合流できないはずだったんですけど、入ってすぐに1期生が一気に5人ぐらい抜けたんです。ちょうどそのときの赤坂BLITZ公演で…」
星野「ファンの方に向かって“辞めてしまってすみません”って謝罪していて」
野崎「それを2階から見ていて“大丈夫なのかな、このグループ”って思いつつ(笑)」
それは出だしから不安になりますね。
七瀬「そして2期生も次回から合流となって、ワケも分からずいきなり舞台に出ることになって」
野崎「いきなりメインキャストで!」
菅原「一期生は、いきなり5人が辞めるという大ダメージで、メンタルをやられてるんで(笑)。2期生には“お願いします!”って」
星野「“やめないでね…”って。最初の頃は優しく、なんでも“いいと思う!”って言って(笑)」
ドタバタを経験しながら女優アイドル『ピカ☆マイ』が出来上がったんですね。
菅原「それまでの私たちには『成功体験』というものが無くて。毎週日曜に舞台に立っていても、毎週だと普通のことになってしまっていたんですが、この空間がなくなるかもしれないと聞いたとき、すごく怖くなって。ファンのみんなにも会えなくなるし、自分の夢もなくなっちゃうんだと思ったら、なんとかこの人たち(2期生)をまとめて、みんなでやらないと! 絶対に達成できない!って。12月に100人入れなくちゃいけないのに、11月の公演まで30人台という絶望的な数字を叩き出していて。3倍以上入れないといけない、どうする?って、みんなで悩んで話し合って、なんとか100人を達成したときに、達成感がありました」
星野「ファンの方も一緒に泣いてくれて、ファンの方の有り難さもそこで改めて実感しました。公演に友達を呼んでくれたりして」
七瀬「4週連続の最終週、もしかしたら100人に足りないかもって、泣きながらチラシを配りました。そうしたらファンの人が“アルフォート”をくれたり」
野崎「“何人足りないの? 今から連れて来るから!”って言ってくれて」

ピカ☆マイ
それが2年前のことですが、その後は600人動員のノルマも達成して。
菅原「人を集めるのは私たちだけでは限界があるんですが、お客さんがお客さんを引っ張って来てくれて、そのままハマッてくれて。今は600人のチャレンジから来た人も毎週来てくれたりするんです。人のつながりや、お客さんに感動を与える大切さを感じましたし、同じ空間を共有することで仲間意識が強くなって、一緒に楽しい時間を創れるんだなって思いました」
七瀬「ファンの方が協力してくださらなかったら達成出来なかったです」
星野「これからもファンの方に居続けてもらうためにも、飽きさせないように、3週に1本新作を上演しています」
菅原「同じ作品でも、キャラクターのアドリブを変えたり工夫しています」

ピカ☆マイ
みんなが考えるピカ☆マイの魅力とは?
菅原「私がピカマイがすごいと思うところは、折れない心。1週間という限られた時間のなかで、お芝居とかダンスとか、やることがたくさんあってハードなんですが、常にベストを更新していかないといけない。そんななかで誰も妥協する人がいなくて、ギリギリまで粘る。粘り強さはどこのグループよりすごいんじゃないかなって思います」
星野「ピカ☆マイは、女優だけでもアイドルだけでもなく『女優アイドル』っていうブランドを築きあげようとしているので、今後は女優アイドルを世間に広めたいし“これからは女優アイドルがくるんだぞ”っていうのをオーディションを受ける人に伝えたい!」
今回の取材の話を聴いたとき、アイドルのメンバー募集なんだなって思って、サイトを見たら、紹介されているストーリーがものすごく長編の大河ドラマで驚きました。ここまでちゃんとしたストーリーを展開しているのは、その名の通り『女優アイドル』だなって思いました。
菅原「あれは11話にわたるお話なので、すさまじいですね(笑)」
野崎「アイドルってキラキラしているイメージだと思うんですけど、ウチはけっこうキラキラではなくて『泥臭い』」
星野「草野球的な」
野崎「アイドルが『花』だったら、私たちは『雑草』。熱血!みたいな感じや、泥臭い感じがいいって言ってくださる方もいます。だから、根性がないとやっていけないかも知れません」
七瀬「アイドルと言ってもヘンに気取ってないんです。スタッフさんもファンの皆さんもメンバーも全体的に優しくて、アットホームでホッコリしているというか…。なんていうんですかね? 怖いオオカミみたいな“シャッ!”って感じがないです」
全員「???」
菅原「効果音?」
野崎「この子ちょっと頭が(笑)」
七瀬「(笑)。ホントに家族なんですよ。がんばろうね、一緒にいい作品作ろうねっていう熱や芯の強さがあるのがピカ☆マイだと思ってるんです。歌も可愛いアイドルというより、舞台なのでいい感じに歌詞が心に響くというか…ぜひ聴いていただきたい」
菅原「自分で言った(笑)」
野崎「観に来てくださった方に“昔を思い出したよ、昔に帰った気がしたよ”って言われます」
星野「昭和臭さが漂うよね(笑)。歌も演技もやるので、普通のアイドルより2倍大変なんですけど、2倍楽しいと思います」
菅原「ライブとお芝居を混ぜることができるというか。お客さんをお芝居の中に巻き込むことが出来るんです。ライブシーンになったとき、メンバーが客席に降りていって座って、一緒に『観客役』として参加してもらったり。この劇場全体が舞台になって、お客さんを含め全員が舞台の参加者、演者になれるというのは、ピカ☆マイならではだと思います」

ピカ☆マイ
演劇的なハプニング性とライブ感を両方持ってるんですね、楽しそう! 今回のオーディションではどんな子に応募してほしいですか?
星野「“変わりたい”と思う子だったら努力できると思うので、変わりたいという気持ちがすごく大切だし、ピカ☆マイに入ったら変われると思います」
菅原「基本、メンバーもみんなネクラなところからスタートしてるので(笑)。人見知り、コミュ障から始めて、メンバーと関わっていって、ぶつかり合ったときに。“こんなところがダメだよ”って初めて言われるんです。変わらなきゃいけないタイミングがそれぞれに訪れて、その瞬間に“変わりたい”って強く思っている子なら変われると思いますし、変わってきたメンバーなので」
芝居をやる上では、本気でぶつかり合わないといけないですしね。
菅原「言いたいことはめちゃめちゃ言い合います。めっちゃこの子(七瀬)にも、“いつになったら台本覚えるの! ハイもう一回!”って(笑)」
七瀬「もう、有り難いって思っちゃいます(笑)。22歳にもなると、普段あまり人に怒られないじゃないですか? 嫌われるのは怖いけど、メンバー同士“出来てないよ”ってハッキリと言い合えて。変わらなきゃって思える空間です」
菅原「メンバーは、その子が好きとか嫌いとかじゃなくて。どうしたらピカ☆マイが良くなるかだけを考えているので、ズバズバ言えるんですよ。それをどう自分に受け止められるかは大事ですね」
野崎「私たちは本気でピカ☆マイで食べて行きたいんですよ!!」
星野「『泥臭さ』出ちゃった!(笑)」
菅原「もっとキラキラして!(笑)」
野崎「今いるメンバーは全員本気なんです。だから本気で夢を叶えたいと思ってる人に来てほしいです」
七瀬「私もそうだったんですけど“変わりたい”と思う子は、自分に自信のない子が多いと思うんです。だから“自分、根性ないから…”じゃなくて、ひとつヨイショって階段を上って応募してほしいです。お芝居もやったことがない人も、応募してみてから、ピカ☆マイ色に泥臭く染まっていただいて、一緒に頑張りましょう」
星野「『可愛くなくても大丈夫』」
全員「『歌が下手でも大丈夫。ダンス踊れなくても大丈夫』」
野崎「根性あるだけで(笑)」
七瀬「ピカ☆マイの台本にあった台詞です」
菅原「ピカ☆マイに入る条件では『可愛くなくても大丈夫』が一番最初に来ますから(笑)」

ピカ☆マイ
グループとしては1500人動員という新しいチャレンジもあります。これからのピカ☆マイの目標を教えてください。
菅原「私は結成当初からの一番の初期メンで、『絶対に新国立劇場に立つ』と言い続けています。1500人動員に関しては、今までも不可能だと思われていたことを達成してきているので、今のメンバーに新しい子が加わって、新しい風が吹いたら、もっと大きい目標も超えられるんじゃないかって思っています」
星野「まずは目標である300×3+600=1500人の動員なんですが、最初の300人からかっ飛ばして、300人入りきれないぞっていうのを目標にしたい。たくさんの人にピカ☆マイを知ってもらって、一人ひとりがこの芸能界で自立できる存在になっていきたいです。新国立劇場に立ったときに、全員が各方面からオファーを受けて活躍しているような場になればいいなって思います」
野崎「いつも新しい風が吹かせられる、毎回の公演でいつも違うものをもらえるという存在でありたいです。そしてピカ☆マイという名前をみんなが知ってるという存在になりたい。それこそAKB48さんやももクロさんの枠に入るぐらい、『女優アイドル』っていうブランドを確立させたいです」
七瀬「秋葉原は海外から来る方も多いので“Oh〜! Pikamai!”みたいに海外まで知れ渡る存在になりたい。そしてそれぞれの個性も“ガッ!!”ってなって、テレビにも出て行きたいです」

インタビュー・終

Profile

ピカ☆マイ
菅原彩香/すがわら・あやか●1993年9月22日生まれ、岩手県出身
星野優菜/ほしの・ゆうな●1997年1月24日生まれ、埼玉県出身
野崎絵里菜/のざき・えりな●1992年4月08日生まれ、東京都出身
七瀬なな/ななせ・なな●1993年8月24日生まれ、神奈川県出身
株式会社アンカット(プロダクション経営・エキストラ派遣事業)と株式会社神宮前プロデュース(映画製作・舞台製作・CM製作)の共同企画として、秋葉原にピカ☆マイ専用劇場『グリーンロード劇場』をオープン。女優アイドルとして2013年8月25日に結成。脚本・演出を手がけるのは、映画監督の前田万吉。『ピカ☆マイ』という名前は「〜光れ!マイナーコード〜」から来ている。ライブと芝居とダンスをコラボした新感覚ライブ『ガールズ・オン・ザ・ラン』(全11話)を1年半かけて公演(http://grakb.jp/story/)。さらに2015年9月〜2016年2月『ガールズ・オン・ザ・ラン〜セカンドシーズン〜全9話』を公演。12月の劇場公演3回で毎週100名以上を動員し、最終日の12月27日(日)秋葉原カルチャーズ劇場では300名を動員、合計600名以上動員の目標を達成した。2016年は9月〜11月の3回の秋葉原カルチャーズ劇場公演で各300名動員、12月21日の渋谷duo MUSIC EXCHANGE公演で600名を動員し、4ヵ月合計1500名動員を目標として活動する。
ピカ☆マイ公式サイト:http://grakb.jp/

INFORMATION

ピカ☆マイ
ピカ☆マイ

女優アイドル ピカ☆マイ 第4期生
主役、メインキャストオーディション

ピカ☆マイ4期生(新人)のみで行われる新作舞台の主役・メインキャストのオーディションを開催。同舞台の後も「ピカ☆マイ」のメンバーとして、活動していく。 「皆さん、我々はこのプロジェクトを本気で成功させようと考えております。是非、やる気のある方は経験のあるなし構わずオーディションに参加してください。一緒に新しいことにチャレンジしていきましょう!!では、たくさんのご応募をお待ちしております」(担当者)

応募要項はコチラ:https://deview.co.jp/AuditionOutline?am_audition_id=19890

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