渋谷飛鳥 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「渋谷飛鳥」

2009/08/28

私とお姉ちゃんのシーンは明るい感じにできれば…

渋谷飛鳥
放送中のドラマ『となりの芝生』で、主人公・知子(瀬戸朝香)の妹・聡子役を演じる飛鳥さん。話が進むにつれ、嫁姑バトルがヒートアップしつつあるなかで、聡子は、悩むお姉さんの愚痴を聞いてあげたり、心のよりどころとなる存在です。今回、聡子を演じるにあたって心がけていることなどを聞きました。



渋谷飛鳥

Q 『となりの芝生』で飛鳥さんが演じる聡子と、瀬戸さん演じるお姉さんとのシーンは、ドラマ中でも癒しの場面になっていますね。

「そうですね。私が演じる聡子はカラッと明るく元気な女の子で、独特な雰囲気のあるこのドラマの中で、聡子とお姉ちゃんのシーンは、明るい感じにしたいと思いました」

Q 橋田壽賀子さんのドラマは『渡る世間は鬼ばかり』(06年〜)で経験しているということもあって、違和感なく入っていけたのでは?

「顔なじみのスタッフさんも多いですし、キャストのみなさんもやさしいですから、居心地がいいです。セリフの覚え方や動き方もなんとなくイメージがついたので入っていきやすかったですね」

Q 橋田ドラマといえば、撮影で一つのシーンがすごく長いことで定評があります。飛鳥さんの場合だと、お姉ちゃんと二人のシーンでとても長い掛け合いもありました。

「見せ方として、言いたいことをコンパクトにまとめることはできるかもしれませんが、お姉ちゃんとのホッとする空間をじっくり表現したいというのがあると思うんですよ。たしかに他のドラマと比べると長いシーンもありますけど、でも、うちのおじいちゃんが見ていると、あまりそう感じないんですって。展開があんまり早すぎるとついていけないって言われます。

また掛け合いが長いと、その間にセリフを言いながら部屋の中を動きますが、そうすることで、視聴者の方に、家の中がどうなっているかを見せるという役割もあります。
でもワンシーンが長いとか、長ゼリフといっても、『渡鬼』に比べたら随分楽なんですよ。『となりの芝生』って橋田先生が30年前くらいに書かれた本のリメイクで、先生の台本のセリフがすごく長くなる前なので…。『渡鬼』の台本に目が慣れてると、『あ、本に隙間がある』と思ったりして(笑)。

ただ、それ以外の部分でもお芝居の作り方が、ほかのドラマと違って独特な点もあります。セリフはハッキリ言うとか…」

渋谷飛鳥

Q 大きく口を開けて、おなかから声を出して…と、ちょっと舞台っぽい感じなのかも?

「ドラマを見てくださる方には、高齢の方や、用事をしながら見てくださる主婦の方も多くて、洗い物をしながら見ていても聞きとれるように、わかりやすく、セリフも言うように指示されています」

Q 飛鳥さんが4月から出演していた『ゴースト・フレンズ』(NHK)もそうですが、若いキャスト中心のドラマだと、セリフがナチュラルな会話になるようにというのがトレンドのようですが…。

「プロデューサーさんからは『今の若い人は自然な芝居を求める傾向があるみたいだけど、僕らは君たちのドキュメンタリーを見たいわけではない。もっともっと作り込んだ芝居をやってもらいたい』と言われました。でも、今の私の実力でそれをやるとクサくならないかなとなと思っていたんですけど…。

でも『それを乗り越えていかないとうまくならない。渋谷飛鳥の演技というものをそろそろ定着させたほうがいい』と言われました。もちろん作品をよくするということが第一だと思うんですが、その中で渋谷飛鳥の新たな可能性も考えてくださったことがうれしかったですね。 今はその期待に応えられるように頑張っています」

Part2に続く

【Profile】しぶやあすか●1988年7月13日生まれ、新潟県出身。これまでドラマ『渡る世間は鬼ばかり』、映画『神の左手 悪魔の右手』などに出演。映画『仮面ライダー ダブル&仮面ライダー ディケイド MOVIE大戦2010』が12月12日に公開。オスカープロモーション所属

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