坂元愛登 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「坂元愛登」

2024/02/15

「感情がグワーッ!て込み上げる感覚がすごく心地良くて、お芝居って楽しいなって改めて思いました」

坂元愛登撮影/厚地健太郎

現在放送中のTBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系毎週金曜よる10時)にて、2024年から1986年へとタイムスリップする向坂サカエ(吉田羊)の息子・キヨシ役を好演している15歳の俳優・坂元愛登。小学2年生から俳優活動をスタート。2022年の映画『ある男』をきっかけにめきめきと存在感を増し、現在全国公開中の『罪と悪』も話題を呼び、2024年注目の俳優の一人となっている。現在出演中のドラマ・映画について、そして俳優としてのターニングポイント、演技の仕事への向き合い方までじっくりと話を聞いた。

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坂元愛登

――宮藤官九郎さんが脚本を手掛け、阿部サダヲさんが主演するドラマ『不適切にもほどがある!』。すでに大きな話題を呼んでいる作品で、メインキャスト・向坂キヨシ役に大抜擢されました。現場に入ってみていかがですか?

「共演者の方々が、自分からしたら本当に大スターというか、すごい大先輩で…。皆さんその場で生まれたアドリブを取り入れたり、面白いことを次から次にやっていて、本当に毎日勉強することばかりで楽しいです。自分も刺激を受けて、アドリブに挑戦してみたりもするんですけど、やっぱり皆さんのすごさに圧倒されてしまいます」

――ドラマへの出演が発表された際のコメントで「これまでは暗めな役が多かった」とおっしゃっていましたが、今回はコメディですし、現場のテンションも高そうなので、そこに飛び込んで行くのは不安ではなかったですか?

「そうですね。これまで暗い役を演じることが多くて、悲しみとか怒りとか負の感情のお芝居のほうが得意なゾーンだったんです。『不適切にもほどがある!』のようなコメディはやったことがないですし、どちらかというと苦手なゾーンだったので、最初はすごく緊張しました。でも、周囲の方々が現場の空気を上げてくださって、そのお陰でずっとテンションを上げることができるようになりました」

――2024年の現在から過去の1986年の日本にタイムスリップするという、かなり特殊な設定のドラマなんですが、演じるキヨシはどんな子だと捉えていますか?

「最初に台本を読ませていただいたとき、本当に真っ直ぐな男の子だなと思いました。優しくて、感情の起伏が激しくて、子供っぽくて。ちょっと天然な部分がありながら、どこか憎めない可愛らしさだったりを表現できたらいいなと思いました」

坂元愛登

――世界観を掴むうえで、1986年頃の日本の文化に触れてみたりしましたか?

「自分の両親が、1986年の時にまさに中学生だったんです。話を聞くと、今よりもいろいろと制限が緩かったみたいで、いまでは、悪い風に捉えられがちなこともあったようですけど、自分たちは中学生だったから本当に自由ですごく楽しかったって言っていて。自分もちょっと経験してみたいなと思いました」

――今回ドラマの中で疑似体験ができそうですね。キヨシが恋する純子の姿はまさに当時のスケバンそのものですね。

「現場に入る前に80年代のドラマも観たのですが、河合優実さんが演じている純子は、当時のドラマの中の女優さんが目の前にいる感じで、同じ空間で一緒に演じているのがなんか不思議な感じになります。現場ではキヨシと同じようにタイムスリップしたような感覚になるので、その感情を演技にうまく活用できたらなと思っています」

――純子役の河合さんも多くの映画やドラマで高く評価されている俳優です。共演されていかがですか?

「これまでに自分が拝見した河合さんの出演作品は、難しく深い作品が多くて、すごい俳優さんだなと思っていたんです。でも今回はコメディ全開で、自分が知っている河合さんじゃないほうのお芝居なのに、振り幅がすごいなと。普通にやったら不自然になっちゃうような大きめなお芝居でも、しっかりと自分に落とし込んでいて、本当に勉強になります」

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Information

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』
TBS系 毎週金曜よる10:00〜10:54

『不適切にもほどがある!』©TBS

『不適切にもほどがある!』©TBS

宮藤官九郎氏が書き下ろす、意識低い系タイムスリップコメディー。1986年から2024年の現代へタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎(阿部サダヲ)が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくストーリー。
坂元愛登が演じる向坂キヨシは、令和に生まれ、フェミニズムの急先鋒である社会学者の母・サカエ(吉田羊)と共に1986年にタイムスリップした中学生。四六時中エロいことを真剣に考えている年頃の男子で、昭和で出会った純子(河合優実)に一目ぼれしてしまったことで昭和の時代に残りたいと言い始めるが、そのほかにも理由があるようで…。
時空を超えたキヨシと純子の恋模様にも注目だ。

◆公式サイト
https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/

Information

映画『罪と悪』
2月2日(金)より全国ロードショー

映画『罪と悪』©2023『罪と悪』製作委員会

映画『罪と悪』©2023『罪と悪』製作委員会

オリジナル脚本で描く罪の真実と正義の在り方を問う本格ミステリー。監督・脚本は齊藤勇起。出演は高良健吾、大東駿介、石田卓也 ほか
ある日、14歳の正樹が殺された。彼の同級生の少年たちは犯人に詰め寄り、1人が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つー。20年間の沈黙を経て罪を背負った幼馴染3人は再会するが、あの時と同じ場所でまた殺された少年の遺体が発見される。さびれた町で一体何が起こっているのかー。
坂元愛登は高良健吾演じる阪本春の少年時代を演じる。

◆公式サイト
https://tsumitoaku-movie.com/

Audition

現在募集中『ヒラタオフィス全国新人オーディション』

設立当初よりジャンルにとらわれず、タレント個々の才能を活かし幅広いプロモーションを展開している「ヒラタグループ」。現在も、映画・TV・CF・ファッションからアニメに至るまで、本人の希望や適性を活かし所属者をマネージメントしている。

所属者には長谷川博己、多部未華子、松岡茉優、宮アあおい、土村芳、望月歩、工藤夕貴ら実力派の顔ぶれが揃う。モデル部門には中島侑香や上原実矩、声優部門には小松未可子、近藤玲奈、等が在籍。キッズ部門「ヒラタビーンズ」のプロモーションにも力を注いでいる。

また、同グループの新人育成/プロモーションを手掛けるフラッシュアップ/FLASH UP etoileではBE:FIRSTのメンバーとしても活躍する三山凌輝、TBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』出演の坂元愛登、劇場版アニメ『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』主演の片山福十郎、映画『君は放課後インソムニア』出演の上村海成らが在籍している。

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