石橋菜津美 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「石橋菜津美」

2009/05/08

>周りが気になって緊張するので、撮影ではコンタクトをはずします(苦笑)

石橋菜津美
デビュー作ドラマ『わたしが死んでも世界は動く』でインタビューに答えてくれた石橋菜津美ちゃんが、5月4&5日に放送のドラマ『ケータイ恋愛小説 君のせい』(TBS系)でヒロイン・柚梨奈役に! 撮影秘話では芝居をする上での葛藤(かっとう)をひたむきに話してくれた菜津美ちゃん。プライベートでは学校生活からユニークなブームの話もとびだしました。



石橋菜津美

Q 菜津美ちゃんは現在高校2年生だけど、『君のせい』で演じる柚梨奈は大学2年生。芝居をする上で、特に心がけたことは?

「まず、普段は子供っぽい口調なので、落ち着いたしゃべり方をするように意識しました。人間観察がすごく好きなので、いろいろな人を見て落ち着いた感じを研究するようにしていました。でも、酔ってしまうシーンがあって、それだけは体験したことがないから、どう表現すればいいのか悩みました」

Q どうやって乗り切ったの?

「プロデューサーの方からのアドバイスで、本番直前までグルグル回りました(笑)。“よーい、スタート!”と言われるまで、その場で200回くらいは回ったと思います。それでフラフラになりながら、お酒を飲むシーンを撮ったんです。実際にはお酒の代わりにお水を飲んだんですけど、緊張でご飯が食べられなくてすきっ腹だったので、ぐびぐび飲んでいたら本当に気持ち悪くなって。これが酔うってことなんだと実感できました(苦笑)」

Q 柚梨奈はある理由から、一方的に思いを寄せる隆也(田中圭)に拒否反応を示しつつも、なぜか付き合うことを了承する、複雑な女のコ。

「復讐のために隆也と付き合うんですけど、そんな自分を嫌になってしまう、その気持ちを表現するのが難しかったですね。それに演じる柚梨奈と自分を客観的に見てしまって、例えば“私なら柚梨奈みたいにここで叫ばないなあ”とか。そうすると、ギャップに恥ずかしくなって、自分を捨てられなくなっちゃうんです。全く違う人物になれるのが演技の楽しさだと思うんですけど、考え出すと冷静な石橋菜津美に戻ってしまって、どうしても人の目を気にしてしまう。そういう点では、ある原因で人目を気にするようになった柚梨奈と似ていますね」

石橋菜津美

Q そんなに周囲の目が気になってしまう?

「実は普段は目が悪くてコンタクトをしているんですけど、撮影では外していたんです。人の顔が見えてしまうと“自分の演技は間違ってるんじゃないのか”と反応が気になって緊張してしまうんです。それで集中するために取っていました。いつかは直していきたいと思うんですけど、今はまだすぐ気になっちゃうので……(苦笑)」

Q それだけ周りが気になってしまうとなると、芸能界デビューのきっかけとなった『イツザイ』(テレビ東京系)のオーディションは相当大変だったでしょう?

「胃が痛かったです。三次審査の合宿の時は、ずっと胃をさすっていて、それがTVで流れてました(笑)。でも、夜は寝る時間がもったいなくて、事前に渡された演技審査用の台本をどこが指されてもいいようにずっと読んでいました。ただ審査に入ったら、カメラは回っているし、監督さんたちの前でほかのみんなが演じているのを観ていたら、自信がヒューッってなくなっちゃって(笑)。でも、ここまで来たらやるしかない、セリフは何回も読んだし、当たって砕けろという気持ちで演技をしました」

Q 芸能界をずっと目指していたそうだけど、その原動力は何だったと思う?

「それは、すべてが終わったときの、ネガティブだった自分を全部忘れてしまえる達成感ですね。4歳から中学3年まで続けたダンスの影響も大きかったと思います。でも、中学2、3年のころに芸能界をあきらめようかすごく迷ったんです。ずっと夢ばかり見てもよくないし、家族に早く恩返しをしたい気持ちもあったので、高校→大学→就職っていう道もすごく考えました」

Q でも、芸能界をあきらめられなかった。

「違う道を選んでも、きっとすごい後悔すると思ったんです。絢香さんが大好きなんですけど、それはその頃に『I belive』を聴いて、すごく救われたからなんです。“信じることで始まる”、本当にその通りだなと思って。これは私にとって必ず前向きになれるお薬みたいな曲なんです。この前、ライヴでこの曲を聴いたら、昔を思い出して泣いちゃいました。恥ずかしかったので周りに見られないようにしたんですけど(照笑)」

PART2につづく…

【Profile】いしばしなつみ●1992年6月25日生まれ、東京都出身。2008年『イツザイ』で行われたオーディションに合格し、映画『天国はまだ遠く』のスピンオフ作品でもあるauケータイドラマ『わたしが死んでも世界は動く』に主演、芸能界デビューを飾る。ドラマ『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)レギュラー出演を経て、スペシャルドラマ『ケータイ恋愛小説 君のせい』(TBS系、5月4日&5日深夜0時29分〜ほか)のヒロインに抜てき。なお、このドラマの主題歌、鶴の『桜』プロモーションビデオでもヒロインを務めている。(ナインティワン所属)

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