前田敦子 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「前田敦子」

2019/07/08

「映画が大好きっていう気持ちは今も変わってない。是非とも『デビュー』読者のみなさんにも経験してほしい」

前田敦子 撮影/booro(BIEI) 取材・文/永堀アツオ

前田敦子や大島優子など第一線で活躍する女優、俳優、若手アイドル、旬のバラエティタレント、ベテランのお笑い芸人など多彩な人材が所属している太田プロダクションが、俳優・タレント・モデル・歌手などを目指す次世代のスター候補を発掘するための新人オーディションを開催中。『Deview/デビュー』では、映画『町田くんの世界』、『旅のおわり世界のはじまり』(主演)、『葬式の名人』(W主演)など、話題作への出演が続く、前田敦子にインタビュー。デビュー当時の想いやAKB48卒業後に女優として歩み初めたこれまでの活動を振り返ってもらった。

前田敦子

――現在、前田さんが所属する太田プロダクションがオーディションを開催中ということで、改めて、前田さんがどんな思いでこの世界に飛び込んだのか。デビュー当時を振り返っていただけますか?

「当時は14歳だったので、芸能界に憧れる年齢ではありますよね。中学生になると、周りでファッション雑誌が流行っていて。なんでもいいから、そういう世界に入りたいって思っていました。でも、自分ではそういうことを言う勇気はなくて、言葉にもしたことは無かったんです。でも、AKB48のオーディションを見つけたときに、お母さんが『やってみれば?』って言ってくれて。その後押しは自分の中ですごく大きかったですね。その言葉がなかったら自分からはオーディション受けようとしていなかったと思う。口には出してなかったけど、私がそういう世界に憧れているということをきっとお母さんは察してくれていたのかなと」

――お母さんの後押しがあって参加したAKB48オーディションで、何か思い出に残っていることはありますか?

「まず、年上の女の人が周りにたくさんいるっていう環境が初めてだったんですよね。学校では同い年の子としか一緒に生活していないから、1個上のお姉さんでも『すごくキレイ! でも怖い!』って思ってしまって(笑)。年上のお姉さんとどうやって過ごせばいいんだろう?っていう戸惑いがありました。最初にダンスレッスンから始まって、ダンスと歌唱の審査を一人ずつやって、面接もあって……最終オーディションはほぼ1日がかりだったんですね。なので、結局、ずっと隅っこに居ました。初めての環境すぎて『帰りたい、帰りたい……』って思いながら過ごしていました」

前田敦子

――そうだったんですね(笑)。自分から参加はしたけれども……。

「オーディション会場に入ったら、早くから来てダンスレッスンしている子がたくさんいて、みんなすごく張り切っていたし、きらびやかに見えたので、“私、場違いかもしれない。どうしよう”って急に不安を感じてしまったんです。オーディションの前日も『やっぱり辞めたい、行きたくない』って泣いたんです。騙されているのかもしれないとも思ったんです。AKB48の情報をインターネットでいろいろと調べても何も出てこなかったので……」

――これからスタートするAKB48オープニングメンバーのオーディションでしたからね。

「そうなんですよね。いろいろと考えていたら、どんどん怖くなっちゃって。しかも、AKB48というグループで“何をやるのかまだ決まっていません”みたいなものが、オーディションの売りだったんですよね。だから、『お母さん、私は騙されているのかもしれない』って言って、『明日の最終オーディションに行きたくない』と訴えたら、お母さんが『ちゃんと行きなさい。受かるかどうかはわからないんだから。落ちたら落ちたで終わりでいいじゃない。約束はちゃんと守りなさい』って怒られて、最終オーディションに行きました」

――当時の記憶がすごく鮮明なんですね。

「会場に入った瞬間のみんなのきらびやかな姿とかすごく鮮明に覚えています。そのときの小嶋陽菜と高橋みなみのこともよく覚えてます。こじはるは当時、茶髪でメイクも格好も派手なギャルみたいな感じだったから、10代の私からしたら綺麗な外国人のお姉さんに見えて。たかみなも、黒いミニスカート履いて、ちょっと時代遅れのふわふわのポンポンをつけていて(笑)。すごく着飾っていたからけっこう年上の人だと思っていました。他のメンバーのことも覚えているし、その環境も覚えているし、何を歌ったかも覚えているし、呼ばれた瞬間も覚えています。それくらい自分の中では、いきなり人生が変わるっていう瞬間だったので。そういうものって人は忘れないんだなって思います」

前田敦子

――その1日から全てが始まったんですね。2005年〜2012年の卒業まで、AKB48での活動ではセンターを務めたり、本当に濃厚な7年間だったと思うのですが、AKB48で過ごした7年というのはどんな日々でしたか?

「芸能界って入ったらすぐに売れるものだと思っていたんです。でも、メンバーはもちろん、スタッフさんや秋元(康)さんでさえ、どうしたら売れるのかわからないっていう状態でスタートしたので、テレビもなかなか出る機会もなくて。みんなで苦労を共にして、4年目くらいの時にやっと、AKB48が世の中に人たちに知れ渡ったなっていうことを実感しました」

――前田さんが1位となった総選挙の第1回目が開催されたのが4年目の2009年でしたね。

「AKB48は最初から順風満帆に行っていたって思われる方もいるかもしれないんですけど、内情は全く違いましたね。みんなで『早く学生に戻りたい』って言っていたし、やっぱり人生甘くないなってすごく思いました。年月でいうと、大人になっての4年ってわりと一瞬に感じますけど、青春時代の3〜4年ってそれとは比べものにならないというか、“学生生活終わっちゃうじゃん”って焦っちゃうんですよね。だから、最初の4年はすごく濃かったし、長かったし、気づいたら高校生になっていて、高校卒業したらどうする?っていう話をみんなでしたりして。同い年の子が多かったので、このまま続けるべきか、やめるべきか……という話もみんなでしていましたね。スタッフさんも含め、みんながみんな苦労したし、悔しい思いもいっぱいしたけど、みんな仲が良かったので、挫折感は味わわないで済んだのかなって思いますし、それぞれのタイミングで卒業という道を選択できたのかなって思います」

――ソロとして活動を始める際に、歌手やバラエティタレント、モデルやクリエイターなどいろいろな道があったと思います。女優として活動しようと志したきっかけ何かありましたか?

「もともと歌って踊りたいわけではなかった私が、NHK紅白歌合戦に出場させていただいたり、東京ドームで歌わせてもらったり、本当にたくさんの経験をさせていただいたこともあり、歌に関してはやり残したことはなかったですよね。まさか自分が歌って踊るなんて1ミリも考えたことがなかったけど、蓋を開けたらアイドルになっていたっていう。だから、選択の幅はなかったですね」

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太田プロダクション主催新人発掘オーディション!!

太田プロ

前田敦子や大島優子など第一線で活躍する女優、俳優、若手アイドル、旬のバラエティタレント、ベテランのお笑い芸人など、幅広いジャンルで活躍するタレントが多数所属する太田プロダクションが、俳優・タレント・モデル・歌手などを目指す次世代のスター候補を発掘するための新人オーディションを開催。

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