気がついたら芸能界、そして“アイドリング!!!”のメンバーに……

今回は、アイドルグループ“アイドリング!!!”で活躍中の遠藤舞ちゃん、外岡えりかちゃんに直撃！　デビュー時から出演している『アイドリング!!!』(CSフジテレビ721+739)で鍛えられた(！？)巧みな話術で、デビューから今日までのエピソードを披露してくれた二人。１回目は遠藤舞ちゃんが登場！

Ｑ　２月18日に発売されるDVD『遠藤舞　まいぷるモード』では、自分の頭の中を表現しているそうだけど？

「わたしの頭の中にある願望や考えていることを全部実現させてもらいました。ネコと遊んだりマジックにも挑戦しました。本当にやりたかったことばかりさせていただいたので、素の顔をかなり見せている部分もあれば、ウィッグをつけて変身してみたり。作り込んだ場面はきっと女のコが見ても楽しめる作品になっているはずです。素と作り込んだ表情の違いにも注目してください」

Ｑ　そして所属するグループ・アイドリング!!!では、AKB48との合体ユニット“AKBアイドリング!!!”が結成に。実際にAKB48のメンバーと会ってみての感想は？

「髪がキラキラしていて芸能人だなぁ〜と(笑)。それからAKB48のみなさんは衣装もかわいらしいですよね。先日、11歳の松井珠理奈ちゃん(SKE48)と二人きりになる機会がありましたが、いつの間にか“名古屋から通って大変だね”とかすっかり親目線で話しかけちゃって(笑)」

Ｑ　舞ちゃんは、小さいころから芸能界へのあこがれがあったの？

「全くありませんでした。小学校に入学したころ『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の和菓子職人選手権に感動して和菓子職人になりたいと思っていました。あんこで葉っぱを作る技にすっかり魅了されたんですけど、実はあまり和菓子が得意ではなくて……(笑)。それから１年後くらいに“イルカの調教師を目指そう！”と、両親にイルカ図鑑を買ってもらって名前を覚えたりして勉強しました。でも……わたし泳げないんですよ(笑)。なので、自分の体と相談してあきらめました! その後はずっとメーキャップアーティストにあこがれて、最終的に行き着いたのがデパートで化粧品を販売するビューティーアドバイザー。専門学校にも合格して入学するつもりでした」

Ｑ　そのはずが突然の芸能界へ。きっかけは？

「専門学校から合格通知が来た同時期に渋谷のハチ公前で声をかけられたことがきっかけです。渡された名刺に父が好きな芸能人の方の名前が書かれていたので、見せてあげたくて持って帰ったら“サインも欲しいし、受けてみたら”と言われて。それで、軽い気持ちで受けたら合格。芸能界と専門学校、どちらに進むかすごい悩んだけれど、家族会議を経て芸能界へ進むことに。気がつけば芸能人、アイドリング!!!になってました(笑)」

Ｑ　アイドリング!!!のオーディションで印象に残っていることは？

「aikoさんの『蝶々結び』を歌ったんですけど、本当に大好きな曲で、前日にはカラオケで何度も練習したんです。でも当日、緊張からか歌詞があいまいになってしまったので“ちょっと待って下さい”と携帯電話を取り出して歌詞を検索、堂々とガン見しながら歌いました(笑)」

Ｑ　そしてデビューと共に『アイドリング!!!』でバラエティーに挑戦。勉強になることも多いのでは？

「学生時代は友達に“芸人さんになりなよ”と言われて調子に乗っていたんですけど(笑)。実際にやってみると、遊びの延長で大騒ぎするような感覚では通用しない仕事、同級生を笑わせるような甘いものではないんだなと。“笑い”って難しいなと痛感しています。頭を使いながらお仕事をしていかないとダメですね。そろそろバカをできない年齢になってきましたし(笑)」

Ｑ　今後の目標は？

「番組の企画でウクレレの生演奏を披露したとき、とても楽しくて“生きてる”と実感しました。今度はウッドベースに挑戦したいです。ウクレレを演奏したときのバンドにウッドベースが入っていて、生で見たらめちゃくちゃカッコよかったんです。最近は夢にまでウッドベースが出てくるんですよ(笑)。楽器を操るアイドルってあまり見たことないですし。個人的な目標は腹筋を作ること! 遠藤家は腹筋が割れない家系だからあきらめなと家族には言われてますが(笑)、やっぱりそういう常識を覆してみたくなるじゃないですか！　頑張ります！」

Text／樋口俊介(日刊編集センター)