Da-iCE | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「Da-iCE」

2015/04/15

「前を向きながらも葛藤がある。そこは僕らっぽくていろいろ踏まえた上で“せなドン”している曲なんです」

Da-iCE

撮影/草刈雅之 取材・文/若松正子

Da-iCEの5枚目のニューシングル『BILLION DREAMS』は、春の新生活や新しいスタートに向けて、不安になっている人の背中を押してくれる“背中ドン”ソング(通称:“せなドン”ソング)。この春、オーディションに挑戦しよう!と思っているみなさん、そして、なかなか受からなくて落ち込んでいるみなさん!! ボリュームを上げてこの曲を聴けば、“せなドン”されること間違いなしっ!!
工藤大輝
工藤大輝
――これまでも誌面では登場していただいておりましたが『WEBデビュー』初登場ということで、改めて簡単なメンバー紹介を。まず、工藤大輝さんはアイドル&アニメ好きだそうですが。
大輝「アイドルなら乃木坂46さん、地方系ならNegiccoさんとかめっちゃ聴いてるし、アニメはほぼ全部観てますね」
想太「あと大輝くんは、人が心配になるほどの変顔をします」
大輝「異様に伸びるんです、顔の皮が(笑)」
――それはすごい(笑)。次に岩岡徹さん。“お悩み解決率”が高いそうですね。
 「どんな悩みでも、僕の手にかかれば解決できます。何かお悩みはありますか?」
――えっと……最近、疲れやすいです。
「たまには休みましょう!」
4人「誰でも言える〜(笑)」
「あとはお風呂に浸かるとか」
4人「それも誰でも言える〜(笑)」
岩岡徹
岩岡徹
――ありがとうございます、解決しました(笑)。では次、大野雄大さんは妄想好きだそうですが、どんな妄想を?
雄大「例えばめっちゃ怒られてるとき、“ここででっかいオナラをしたらどうなるかな”とか、妄想しちゃって笑って、また怒られてます(笑)。あと声マネするのも得意で、よく報道番組とかである“パーテーション越しの詐欺師のインタビュー”とかできます!」
――和田颯さんはよく寝るそうですね。
 「僕、どこでも寝られる体質で、リハとリハの間の5分間でも熟睡できるんです」
大輝「あと颯はツンデレですよ」
――最後、花村想太さんは“事故率”が高いとか。
想太「この間は“財布を落とした”と思って、焦って交番に届けて家に帰ったら、カバンの上に財布が乗ってました」
――それ、事故??
想太「あ、僕自身が事故?」
「想太は自爆が多いんです。この間も、ある振り付け師さんのレッスンを受けに行って、携帯でムービーを撮ろうとしたんだけど、インカメラになっていて自分の顎しか映ってなかったっていう」
全員「はははははは(爆笑)」
大野雄大
大野雄大
――事故っていうか笑神降臨?(笑)。そんな“持ってる”Da-iCEの新曲『BILLION DEAMS』の話に移りますが、この曲は聴く人の背中を押してくれる背中ドン=通称“せなドン”ソングと呼ばれていますね。
大輝「実はこの曲は1年前からあった曲で、ワンマンツアーのときだけ披露していたんです。それがやっとリリースになり、タイミング的にも春だし、歌詞の内容も背中を押す感じなので、そういうネーミングもいいかなと。背中を押す曲はたくさんあるけど、“せなドン”っていうと印象に残るでしょ。僕ら自身も、初めて聴いたときから“めっちゃカッコイイ曲がきた!”って、すごいテンションが上がったんですよ」
想太「僕はコーラスを入れ終えてから、さらに好きになった。曲の頭に入ってる“ダッ!”ってハモりとか、すごくいいんですよ。ただ、僕の声が高くて可愛くなり過ぎちゃうらしく、『もっと男らしく歌って』って何度も言われまして。雄大くんはすごく男っぽく歌えるんだけど」
雄大「(男っぽく)“ダッ!!”ってね。って、これ、字で伝わります??(笑)」
――伝わる伝わる(笑)。確かに男っぽくてキレがあります。コーラス部分も含めてこの曲はそれこそ、ドン!と響いてくる重量感やパワーがありますね。
大輝「今までの曲よりも大人な感じで、そういう意味では等身大に近いかも」
雄大「うん、等身大だからこそ、歌詞も人間味のある言葉が多くて」
大輝「100%ハッピーじゃないんだよね。前を向きながらも葛藤がある。そこはDa-iCEっぽくて、ただ背中を押しているんじゃなく、いろいろ踏まえた上で“せなドン”している曲なんですよ」
花村想太
花村想太
――この楽曲で共感する部分は?
想太「僕は“ゼロからのスタート”っていう部分と、“ここにあるものとそれ以上を 捕まえに行こう”っていう部分。僕自身、地元の友だちと離れて上京してきて、そこから新たなスタートを切ったから、“何かを得るためには、何かを捨てにいかなきゃいけない”っていう部分はめっちゃ共感できます」
「それはわかる。僕も去年、家族と離れて1人で東京に出てきて、最初は誰もいない家に帰ってくるのが寂しかったから」
雄大「オレ、誰もいなくても『ただいま!』って言って家に入るよ」
――自分で自分の背中を押してると(笑)。
雄大「そう。それは大事!」
――メンバーから“せなドン”された言葉や出来事はありますか?
想太「僕、この間、あるオーディションを受けたんですけど、7年ぶりぐらいだったから、めっちゃ緊張しちゃって。でも、行くときにメンバーが笑顔で『頑張れよ』って言ってくれたのでリラックスできました。結果は……ボロボロだったけど(苦笑)」
雄大「応援しないほうが良かった?」
想太「いや、落ちたのは応援のせいじゃないから(笑)。オーディション会場に向かう電車の中で、雄大くんが“頑張れ”ってLINEくれたのも良かったし」
雄大「言うなよー、キャラじゃないんだから(照れ笑)」
想太「でも、逆にそれで気合いが入り過ぎちゃって」
大輝「落ちたのは雄大のせいでした(笑)」
和田颯
和田颯
――そんなことはないと思いますけど(笑)。他の人は何かあります?
雄大「ライブ前に気合いを入れるために、メンバーで円陣を組んで、背中をバーンって叩き合うときかな。あ、違った、“せなドン”と叩き合うとき」
大輝「“せなバン”になっちゃうから(笑)」
「僕はライブ中にメンバー同士で目が合うと安心します。あ、いつもどおりだなって。目で背中をドンする“目ドン”です」
想太「逆に目が合わないと、あ、ちょっと今日は余裕がないんかな?とか、お互いのことがわかるよね」
雄大「あと、メンバーの話じゃないんだけど、ちょっとネタを挟んでいいですか?」
――どうぞ。
雄大「僕、昔、塗装屋でバイトしてたですけど、そこの親方がめちゃめちゃ怖い人だったんです。でも、本格的にデビューが決まったとき、『もうバイトに来れない』って言ったら、『頑張れよ』って本気の顔で言ってくれて。そういうことを絶対言わない人だったから、思わず涙が出ちゃいました」
想太「それ、ヤバい」
雄大「ドン(親方)の“せなドン”で、ドンドンです(笑)」
大輝「オレ、そんなイイ話ないよ、困ったな」
――ファンから“せなドン”されたとかは?
 「僕はそれが多いです。ライブでもうそうだし、SNSとかのメッセージにはいつも励まされてる」
大輝「あ、オレはおばあちゃんからのメールかな。ことあるごとに“すごいね”ってメールをくれるんだけど、自分の孫っていうフィルターがかかっているってわかっていても嬉しくて。しかも80歳超えてるから、メールの文章が平仮名だらけだったりするんですよ」
Da-iCE
――それは感動します。
大輝「そのメールを見ると、“もっと頑張ろう”って思います」
――そんなみなさんから、これからオーディションを受けようとしている『WEBデビュー』ユーザーへ“せなドン”な言葉を贈るなら?
雄大「僕は“人間万事塞翁が馬”ってことわざを教訓にしていて。凹むことがあっても、これを思い出して、“イヤなことは良いことが返ってくる予兆”って思うようにしているんです。オーディションで不合格が続いたときも、そういう逃げ道っていうか。頼れる言葉なり存在を1個持っておくと、追いつめられずに前に進めるんじゃないかなって思います」
大輝「スイッチすることは大事だよね。例えば、圧倒的な歌唱力の持ち主を探しているオーディションに、歌唱力よりも個性的な歌声が印象的な人が受けても、受からない可能性が高い。だからそこは引きずらないで、“自分はどこに行けば適切なのか?”って、気持ちを切り替えていくことが大事です」
想太「あと自分を信じること! 辞めてしまったり諦めるのは多分、自分を信じきれていないからだと思うんですよ」
――でも自分を信じるのが一番、難しいかも。どうしたら信じられると思いますか?
想太「僕は練習量が自分を信じるための基準になっていて、“これだけやっておけば大丈夫!”って思えるぐらいまで、毎日徹底的に歌っていました。そういう信じられる材料みたいなものを何か見つけるのといいんじゃないかな」
「決めつけずに、視野を広く持つことも重要。僕は昔、ある俳優オーディションの話がきたとき、歌やダンスと関係ないから受けるか迷ったんですね。でも思いきって受けに行ったら、結果的にそこで今のマネージャーと出逢って、Da-iCEに入ることができたんです」
雄大「確かに僕らは全員、苦手なこともやってきて、そこを経てここにいる気がする」
大輝「だから、どこにどんな縁があるかなんてわからない。何が成功かすぐにはわからないと思います」
「あとは、そもそもオーディションは落ちて当たり前、受かったらラッキーぐらいに思っておくといいかも。落ちても次があるって思って前に進んで行けば、きっと道は開けますよ!」
Profile
Da-iCE(ダイス)●2011年1月、アカペラグループのリードボーカリストとして活動していた雄大、ソロボーカリストとして活動していた想太、ダンサーとして活動していた大輝、徹、颯が出会い、新たなダンス&ボーカルグループのスタイル確立を求めて活動を開始。年間100本を超えるライブを展開。2014年1月にシングル『SHOUT IT OUT』でメジャーデビューを果たす。5月5日群馬・高崎club FLEEZを皮切りに、全国ツアー『「Da-iCE Live House Tour 2015 -PHASE 4-』を開催。


工藤大輝(くどう・たいき)●1987年6月28日生まれ、北海道出身。
岩岡 徹(いわおか・とおる)●1987年6月6日生まれ、千葉県出身。
大野雄大(おおの・ゆうだい)●1989年4月1日生まれ、愛知県出身。ボーカル。
花村想太(はなむら・そうた)●1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。
和田 颯(わだ・はやて)●1994年2月3日生まれ、群馬県出身。
『BILLION DREAMS』
4月15日発売/1620円(CD+DVD)/ユニバーサルシグマ
BILLION DREAMS
Da-iCEの5枚目となるニューシングル『BILLION DREAMS』は、別れ、旅立ち、新しい環境…誰もが不安になる春の新生活に勇気をくれて、背中を押してくれる“背中ドン”ソング!!(通称:“せなドン”ソング!!)。2014年のツアーから披露され、音源化が熱望されていた楽曲がついに発売される。また、同日には、約1万人を動員した全国TOUR『Da-iCE LIVE TOUR PHASE 3 〜FIGHT BACK〜』の最終公演・Zepp Tokyoの模様が収録されたDVDも発売される。

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