前川優希×松田岳×大薮丘 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「前川優希×松田岳×大薮丘」

2020/11/20

「“祭シリーズ”は唯一無二の舞台。この作品で1年の最後を締めくくるという感じがとても縁起が良い」

前川優希×松田岳×大薮丘

演劇製作会社「る・ひまわり」と老舗大劇場「明治座」がタッグを組み、歴史ものを上演し続けている年末恒例の“祭”シリーズ。今年は、チャオ!明治座祭10周年記念特別公演『忠臣蔵 討入・る祭』(通称:忠る[ちゅーる])と題して、不朽の名作「忠臣蔵」を新たな物語として描く。『Deview/デビュー』では、“祭”シリーズ2度目の出演となる大薮丘と松田岳、そして今回が初参加となる前川優希3人に、本公演への意気込み、演じるキャラクターについて、お互いの印象などを直撃インタビュー。さらには、それぞれこれまで経験してきたオーディションの中で、一番印象残っているオーディション実体験エピソードも明らかに!?

前川優希×松田岳×大薮丘前川優希

――まずは “祭シリーズ”10周年記念公演となる本作への出演が決まった際の想いをお聞かせください。

大薮丘「今回、また明治座×る・ひまわりの祭シリーズへの出演が決まって、正直めちゃくちゃ嬉しかったです。2年前に出させていただいたときに、とても楽しかった思い出があって。祭シリーズは、お客様と一緒に出演者の僕ら自身もすごく楽しく盛り上がれる作品なので、今回も皆さんと一緒に年末年始を過ごせるんだなと思うとすごく嬉しかったです」

松田岳「僕も同じ思いです。こういう舞台作品って他ではなかなかないので、祭シリーズは唯一無二の舞台だなと思っていて。大晦日のカウントダウンもそうですが、第一部で時代劇、第二部でショーをやって、ちゃんとしたお芝居の中にも笑いを大切にしつつ、作品を作り上げていく。この作品で1年の最後を締めくくるという感じがとても縁起が良いなと。自分たちにとっても、きっとお客様にとっても楽しめるステージなので、今回も出演させていただくことができて、とてもありがたいなという想いでいっぱいです」

前川優希「僕は初参加なのですが、今回の舞台はいろいろな“初めて”があるなと思っています。初めて共演させていただく方々もたくさんいらっしゃいますし、明治座さんに立たせていただくことも初めてだし、る・ひまわりさんの舞台に出るのも初めてなので。そして、1年の最後にしていたことというのは、その年をとても印象付けることだと思うので、最後の最後まで新しいことや初めてのことに挑戦できるというのは、とても嬉しいです。僕は常に挑戦していきたいと思っているので、“今年は挑戦の年だったな”と思えるような、そんな最高の1年の締めくくりになればいいなと。そういう機会をいただけたことは本当にありがたいですし、素敵なことだなって思います」

前川優希×松田岳×大薮丘松田岳

――今年の題材は不朽の名作「忠臣蔵」。台本はまだ上がってない中ではありますが、演じられる役柄について、現段階でどのようなキャラクターだと捉えていますか。

大薮「僕は小林且弥さんが演じる大石内蔵助の右腕的存在である大高源五を演じます。右腕ということは、大石内蔵助の思想や生き方など全部を尊敬していて、きっと自分にとって一番大事な存在なんだろうなと。なので、稽古が始まったら小林さんとたくさんコミュニケーションとって関係性をしっかり作って、大高源五を作っていきたいなと思っています。キャラクターに関しては、いろいろと調べたりしたりしつつも、まだ台本が上がっていないので、今は正直わからないことだらけなのですが、赤穂事件のカギを握る一人でもあって、映画版などでも出てくる人物なので、今回の大高源五はどんな風な役柄になるのか楽しみです」

前川優希×松田岳×大薮丘大薮丘

――前川さんと松田さんはWキャストとして、同じ東山天皇を演じられますね。

松田「きっとこの時代の帝や天皇というものは、今の時代よりさらに信心深かったり、神様に近い存在だったりしたんだろうなと思いますし、朝廷と幕府の関係性だったり、いろいろな歴史を重ねてきていると思うので、そういった背景も大事にした上で役作りを進めるべきだなとは思っています。ただ、今回の作品でいうと、相関図を見てわかる通り、登場人物との関係やつながりがまったく描かれてなくて。この作品においては浮いた存在であるというのは間違いないなとは感じています。なので、一人で頑張らなきゃいけないなと思いますし、Wキャストの前川くんもきっとその想いは共有できているのかなと」

前川「そうですね。今回は有名な忠臣蔵がテーマですが、赤穂事件での対立関係で言えば、幕府と赤穂浪士が中心になってくる中、朝廷はそこの関係の中に挟まっていないっていうのが大きなポイントなのかなと。それこそ、作り方次第で朝廷がどっちの味方にも見えるみたいなこともあると思うし、どういう風に作っていっても良いという自由度もあるのかなと。まあ、それがある意味一番怖いことでもあるんですけど…。たとえばお客さんに寄り添う存在になるのか、それとも嫌われるようなポジションを担うのか。台本がまだ上がってないので、東山天皇がこの作品においてどんな役割を担うのか今はまだわからないですが、松田さんもおっしゃっていたように、一人で戦わなきゃいけないので、拠り所は松田さんしかいないと思っています!(笑)」

松田「一緒に頑張りましょう!」

前川「はい! Wキャストって本当に素敵なことだなと感じています。お互いぜんぜん別の作り方をしてもいいわけだし、物語の中で2人の違った東山天皇がいるというのは、作品としてもより面白くなるポイントにもなるのかなと。僕らはWキャストなので、舞台の上に一緒に立つことはないですが、稽古などを通じて一緒に高め合える関係性になっていけたらいいなと思います」

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Information

チャオ!明治座祭10周年記念特別公演「忠臣蔵討入・る祭」
2020年12月28日(月)〜31日(木)明治座

第一部:お芝居『O-ICCEAN’S11〜謎のプリンス〜』
第二部:ショー『煮汁プロジェクト』
※全公演ライブ配信あり

『忠臣蔵討入・る祭』

演出:板垣恭一
  脚本:土城温美
出演:
平野良(W主演) 小林且弥(W主演)/
安西慎太郎、木ノ本嶺浩、蒼木陣/
前川優希(Wキャスト)・松田岳(Wキャスト)、大薮丘、小早川俊輔、
井深克彦、谷戸亮太、加藤啓、林剛史/
伊藤裕一、百名ヒロキ、大山真志(Wキャスト)・原田優一(Wキャスト)/
辻本祐樹/水夏希


2011年より、演劇製作会社「る・ひまわり」と創業140年を超える老舗大劇場「明治座」がタッグを組み、歴史ものをテーマに上演を続けてきた、年末“祭”シリーズ。
シリーズ10周年を飾るのは、年末の風物詩「忠臣蔵」。第一部の芝居『O-ICCEAN’S11〜謎のプリンス〜』の主人公は、討入りメンバーの中で唯一生き残った寺坂吉右衛門と赤穂浪士のリーダー大石内蔵助の二人。2人の友情、赤穂浪士たちそれぞれの願い、そして彼らを取り巻く様々な思惑を背景に「背負う男たちの物語」を描く。
第二部『煮汁プロジェクト』では、参加者(歴史上の人物)たちが各々の代表作をお披露目し、ゲスト審査員の目に留まったメンバーのみが最後の演目に出演できるという、公開オーディション!?を開催。

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