向井地美音&川本紗矢(AKB48) | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「向井地美音&川本紗矢(AKB48)」

2014/11/06

初心を忘れないように、もう1回映画を見直して思い出したいです

向井地美音&川本紗矢(AKB48)

7月に公開され大ヒットを記録したAKB48のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』のBlu-ray&DVDが11月7日に発売。この作品について、AKB48チーム4の15期生・向井地美音ちゃんとチームBのドラフト生・川本紗矢ちゃんにインタビュー。AKB48に入る前には、これまで公開されたドキュメンタリーを映画館で観ていたという2人。2人も関わっているAKB48の歴史の一部に何を想ったのか、必読です。



向井地美音&川本紗矢(AKB48)

向井地美音&川本紗矢

実際に本編を観た感想は?
向井地「私は『大組閣祭り』が1番印象に残りました。そこで昇格したというのもありますが、先輩たちのチームが変わった瞬間とか、それぞれの表情が見られて。お客さんとの距離が近い会場だったので、会場のお客さんたちと一体となってすごくビックリしたり、昇格を喜んだり、印象に残るイベントだったなあと思います」
川本「私も『大組閣祭り』は印象的でした。そういう大きなイベントに参加するのがほぼ初めてだったので。どんなことが起きるのかなって。私はそこで梅田チームBから倉持チームBになって。ほかのメンバーの皆さんは変わってしまうと寂しい部分もあると思うんですが、後から入ったドラフト生としては倉持チームBが初めてのチームだったので、不思議な気持ちでした。そのときの思いも含めて印象に残っています。メンバーそれぞれの裏側の感情が映っているのを観て欲しいと思います」
今作は大島優子さんの卒業が軸になっています。美音ちゃんはリクエストアワーの『ヘビーローテーション』で、優子さんからセンターに指名されたという経緯もありますが、優子さんへの想いは?
向井地「国立競技場での優子さんの卒業セレモニーが中止になってしまったときの映像は、ニュースでも流れていたので、この映画で観た人には印象に残るだろうと思います。私もその時はなんとも言えない気持ちになりました。最初の頃は優子さんと会う機会も全然なかったんですけど、公演のアンダーで初めてお話して、センターに指名してもらって距離が少し縮まった気がしました。こんな私なんかを指名していただいて、“向井地美音”という名前を多くの人に知っていただけたので、本当に大きな出来事ですごく感謝しています、優子さんに」
映画はドラフト生の映像からはじまります。
川本「そうなんです!!怜那(西山)がいっぱい映ってて! 怜那とかドラフト生のみんなでドラフト会議のことをたまに話すんですけど、もうすぐ1年経つっていう実感がないです。今回は自分たちが知っているところから始まるというのも不思議な感覚でした」
向井地美音&川本紗矢(AKB48)

向井地美音&川本紗矢

ステージの裏側や楽屋のシーンも細かく入っていますよね。先輩が座るまで後輩は座らない」とか。
向井地「15期生がドラフト生に教えているシーンありましたね。そのシーン映っているんだってビックリしました。私の同期が教えているんですが、先輩になったなーっ、大人っぽくなったなーって(笑)」
そういうルールは文字に書かれたものではないでしょう。
向井地「そうですね。私たちも14期生の先輩方に教えられてきたことだったので。こうやって代々受け継がれていくのかなーって、わかるシーンですよね。楽屋のすみっこで正規メンバーの準備が終わるまで待機している映像がありましたけど、そのころのこととか、だんだんと初心を忘れていってしまうのが怖いので。もう1回見直して思い出したいと思います」
川本「初心をずっと忘れないように」

でもこの2人の間だと、15期生とドラフト生って微妙で。でも15期生の方がやっぱり先輩?
向井地「ほんのちょっと。でももうほとんど同期というか、一緒にいる回数も多いから」
昇格したのも同じ大組閣のタイミングですもんね。そういえば、「ドラフトって何!?」とか思いませんでした?
向井地「最初ビックリしました。インターネットの中継でドラフト会議を見ていたときから、さやや(川本)が可愛いなって思ってました(笑)。そのときからすごく興味がありました、ドラフト会議に」
逆にドラフト生は、研究生の期間が無い中でチームに入っていかないといけないわけで。
川本「ドラフト会議自体、何人が指名されるかもわからないし、いろいろと不安でいっぱいだったんです。そんなときに15期生さんが、映画に映っていたのと同じように教えてくれたので、ちょっとずつ吸収できたんです」


向井地美音&川本紗矢(AKB48)

向井地美音&川本紗矢

メンバー同士の普段の様子もいろいろと見られますね。内山奈月ちゃんと岡田奈々ちゃんの会話のシーンは結構深くて。
向井地「そうですね。日常が切り取られた感じですけど、それぞれに悩みを抱えているところが映っているって思います」
公演初日のがむしゃらな輝きが、回を重ねるごとに失われているんじゃないか? という不安はみんなに共通する課題なのかなって。
向井地「そうですね、時が経っていくにつれて公演に“慣れ”が出てきちゃったりとか…メンバーはそれぞれに考えているなって。同期の間でもそうですけど、チーム4のみんなとレッスン終わりに反省会をすることがあります。“ここはもっとこうしたほうがいいと思う”とか、毎回お互いに気づいたことを言ったり」
川本「先輩たちがパフォーマンスや歌詞の意味、MCについてとか、いろいろとアドバイスをしてくださるので、それを公演で意識して毎回やるようにしています。あと、ミュージカル(『AKB49〜恋愛禁止条例〜』)に出させていただいたときに、宮澤佐江さんとみんなでスローガンを決めたんですけど、『毎日が初日だと思ってやろうね!」という話をしてくださって。そのとき、劇場の公演も同じことだなと思って。それからは、『毎回が初日』を心がけています」
前田美月ちゃんが、指原莉乃ちゃんに声を掛けられて感激して泣いちゃうシーンもありました。
向井地「あー! ありましたね、リクアワの裏で。カメラマンさんや監督さん(高橋栄樹監督)がすごく近いところでカメラをいつも持って撮ってくださってるから、いろいろな場面が映ってるって思います。ただ、なぜかお弁当を食べているときも撮られてたり…。だからカメラが近くにいても気にならなくなっちゃって。素が見えちゃっているかもしれませんね」
例えばディレクターズカット版みたいに、自分自身が編集するとしたら、こんなシーンを入れたいっていうのはあります?
向井地「そうですね……公演前の楽屋のさりげない日常をいっぱい撮りたいなって思います。さすがに通常の公演ではメイキングはほとんど入らないので。実はこの人とこの人がめっちゃ仲良いとか、こういう話で盛り上がってるというのを、ファンのみなさんに見てもらえたら面白いと思います。楽屋だとみんなでゲームしたりとか、私とさややもスマホのアプリを一緒にやって楽しんだり。公演のときは“この髪型似合うかなー?”とか、そんな女子会みたいな感じで、毎日がすごく楽しいです」
川本「ライブのリハーサルでは結構カメラが入っていますが、公演のリハーサルはあんまり入ってないので、今までファンの方が見たことがないところを撮れたら新鮮だし、また違ったものが見えてくるかもしれないって思います」
メンバーがみんなカメラを持って、撮り合って編集してもらうとか?
向井地「いいですねー! すごく楽しそう」
2人はAKB48に入る前、過去のドキュメンタリーは観てました?
向井地「全部観てました」
川本「1人で映画館に行きました」
向井地「私も行ったー! 私、前田(敦子)さんが『フライングゲット』の総選挙で1位になったときの映画が1番印象に残ってます。映画館で1人で泣いたな〜っ(笑)」
川本「私は、西武ドームのときの裏側にすごく感動した」
向井地「あー! あの壮絶な」
川本「苦しみながらも懸命にやってるのを観て、本当にすごいなって思いました」
自分がオーディションを受ける段になったとき、そういう場面を観ていて怖くならなかったですか?
川本「その時は怖いと思ってなかったです。楽しみで、そういうところに入って頑張ろうって思ってました」


向井地美音&川本紗矢(AKB48)

向井地美音&川本紗矢

そもそも2人がAKB48に応募したきっかけは?
向井地「元々AKB48がすごく好きで、憧れていました。AKB48のメイキングとかドキュメンタリーを観るのも好きで、『じゃんけん大会のリアル』も全部観ていて。裏側を観たことでもっと興味が沸きました。ちょうど15期生のオーディション期間に、劇場公演のキャンセル待ちが当たったんです。入れなかったんですけど、ロビーで観ていたときに、やっぱりそのステージで踊りたいって思って。最終的に決意したのはそのときですね」
川本「小さい頃から歌ったり踊ったりするのが好きだったんですけど、AKB48を見て、こういう風になりたいなって思って。それから好きでずっと映画やテレビを観たり、CDも毎回買ったりしていたんですけど、段々ただ好きなだけじゃなくて“私もそういうステージに立つ人になりたい”って思って。それからオーディションを受けました」
ちょうどドラフト会議の募集をしていたんですか?
川本「最初は14期生オーディションのタイミングで受けたんですけど、そのときは、3次審査で落ちちゃって。だからドラフトはリベンジみたいな気持ちだったと思います」
向井地「えー! じゃあ、さややが先輩だったかもしれないんだ」
川本「えー!(笑)」
向井地「15期を受けてたら同期だったかもしれない」
川本「確かにー!」
向井地「人って不思議…」
川本「不思議ですね」
たぶん今後募集があるであろう16期の後輩たちは、この映画を観て入ってくるかもしれないですね。
向井地「すでにチーム8とか、バイトAKBとか100人くらい後輩が一気に増えて、ビックリしてます。そういう後輩にも尊敬してもらえるような人になりたいって思います」
川本「チーム8もほぼ同期くらいだけど、一応少しは先輩なので、先輩を見て成長したいなって、自分のこともそう思ってもらえるようになりたいです」

向井地美音&川本紗矢(AKB48)

向井地美音&川本紗矢

そんな2人は38thシングル『希望的リフレイン』の選抜に入りました!
川本「たくさんの先輩たちと一緒に選ばれたことはすごく嬉しいです。私は結構人見知りで、自分からは話しかけられないんですけど、先輩たちがいなかったら自分たちもいないわけだし、せっかく選抜で一緒になれるんだから、先輩からたくさん学びたい。もっと積極的な、社交的な人になりたいって思います(笑)」
向井地「選抜に入れたことは、本当に嬉しいです! 32人の中では後輩のほうの2人でもあるし、私はチーム4なので、みぃちゃん(峯岸みなみ)以外ではなかなか接点のない1期生、2期生さんとも、選抜に入ったことで接する機会が増えたので、その背中をもっと見て吸収したいって思います」
文字通り『その背中に何を想う?』っていう。
「あ! そうですね!(笑)」
向井地「すごい、繋がった!(笑)」

Profile

向井地美音(むかいち・みおん)●1998年1月29日生まれ、埼玉県出身。2013年1月、15期研究生としてAKB48に加入。2014年2月『AKB48グループ大組閣祭り』においてチーム4に所属し昇格を果たした。
川本紗矢(かわもと・さや)●1998年8月31日生まれ、北海道出身。2013年11月『AKB48グループ ドラフト会議』において、AKB48チームBに指名され、大組閣祭りにおいてチームBに正式に昇格。川本は『AKB48グループじゃんけん大会2014』で3位を獲得し選抜入り。両名とも11月26日発売の36thシングル『希望的リフレイン』の選抜メンバーとなった。

INFORMATION

DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?

(C)2014
「DOCUMENTARY of AKB48」
製作委員会

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come
少女たちは、今、その背中に何を想う?』

2014年7月4日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国128館で公開され大ヒットした、AKB48のドキュメンタリー映画がBlu-ray&DVD化。2013年末の『紅白歌合戦』での大島優子の卒業発表に始まり、2月の大組閣祭り、3月の国立競技場コンサート、荒天による大島優子卒業セレモニーの中止、全国握手会で起こった忌まわしい事件、6月の選抜総選挙、そして延期の末についに行なわれた大島優子卒業コンサート……大きな出来事の舞台裏から些細な日常のシーンまで、極限まで接近したカメラがメンバーたちの「今」を活写する。コンプリートBOXにはディレクターズカット版などの豊富な映像特典とフォトブックレット、生写真が封入される。

Blu-ray スペシャル・エディション(BD2枚組/5800円+税)
DVDスペシャル・エディション(DVD2枚組/4800円+税)
コンプリートBlu-ray BOX(本編BD1枚+特典BD1枚+限定特典BD1枚/9200円+税)
コンプリートDVD BOX(本編DVD 1枚+特典DVD 1枚+限定特典DVD 1枚/8200円+税)

発売元:2014 「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会
販売元:東宝

INFORMATION

AKB48 38thシングル『希望的リフレイン』
(Type-A初回限定盤/CD+DVD/1524円+税/キングレコード/11月26日発売)


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