佐野 岳×鈴木勝大 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「佐野 岳×鈴木勝大」

2016/01/13

「一番不安要素が多い僕達のデュエットがある コレ“やっべぇぞ!”みたいな感じです」

佐野 岳×鈴木勝大

人気コミック原作、アニメ作品もヒットしている『終わりのセラフ』が初のミュージカル化。主人公・白夜優一郎を演じる佐野岳くんと、同じく白夜ミカエラを務める鈴木勝大くんに直撃!“優”と“ミカ”のように、互いに刺激し合い良い関係を築いている同年齢のふたりのやり取りは必見!

【動画】佐野岳&鈴木勝大が、出演舞台「終わりのセラフ」The Musicalの見どころを語る

佐野岳

佐野 岳

鈴木勝大

鈴木勝大

『終わりのセラフ』の原作コミックはもともと知っていたんですか?
佐野岳「僕は知らなかったです。友達に『次コレに出るんだ』って言ったら、『えーー! アレに出るの!?』って反応が高くて。実際に読んでみたら、単純に“こういう作品好きだな”って読者として読んでいたんですけど、ふと“これ自分で表現しなきゃいけないんだ!”って気づいて、不安とかプレッシャーを感じました(笑)」
鈴木勝大「僕も舞台化すると知ってから読んだので、“どんな風にやるんだろう、世界観が壮大だから演出したり脚本化するのは大変だろうな”って思って読んでました」
その世界観を演じる役者さんも大変なのでは?
鈴木「台本読ませていただくと、原作通りの台詞とかもあるので、その流れをあまり変えないように、でもそこまで自分で縛られずにやりたいなとは思っています」
お二人が演じる優一郎とミカエラ、どんな役になりそうですか。
佐野「僕が演じる白夜優一郎は、まっすぐな人間です。すごくピュアでめちゃくちゃ頑固。もし自分の友達にいたらちょっと面倒くさそうな感じもありつつ、でもなんだかんだ言って、付いて行きたくなっちゃうようなタイプのキャラクター」
鈴木「白夜ミカエラは、ルックスが華奢な感じがするんですけど、戦っているときとかに生意気なことを言っていたりとか、けっこうオラオラなことを言っていたりして、そういう見た目と中身にギャップがある感じがしました」
自分と似てる部分ってあります?
鈴木「あんまり似てない気がしますね。一途な感じの印象もあるんですが、僕は一途なのかな?」
佐野「でも、頭がいいところは似ているんじゃない?」
鈴木「あ、ありがとうございます(笑)」
佐野「ミカもかっちゃん(鈴木)も頭がいいので、そういうところは頼れるなって思いますし、すごくリンクする気がする。僕はけっこう、いろんな人から“優一郎の性格と似てる”って言われますし、自分自身もそんなに遠くないキャラだと思っているので、自分の感覚でやれて、なおかつ、かっちゃんとの絡みで、優とミカのそういう関係性を見せていけたらなって思います」
佐野岳×鈴木勝大
今回ミュージカルということですが、歌とダンスの自信はどうですか?
佐野「歌はちょっと苦手分野なので、これを機に少しでも自分で成長できたらいいなって思っていますけど。ダンスも……。僕、なんでかわからないですけど、ダンスができるって思われているんですよね」
鈴木「運動神経いいからじゃん?」
佐野「でもダンスやったことないし、ダンスってスポーツと全く感覚が違うから、そこはちょっと自分の中で、周りからできるって思われている分、すごい頑張らないとダメなんじゃないかなって、勝手にプレッシャーを感じています。俺、リズム感ないし、大丈夫かな〜」
歌やダンスの練習は、稽古スタート前にやったりしているんですか?
鈴木「まだなんですけど、歌は事前に2曲ほどはいただいているので、各自が自主練しているっていう感じです」
佐野「いただいた曲は男女混合の曲で、男性パートだけの音源がなくて、ハモっている部分もあるので、自分が歌うところの音程が未だにわからない。聞き過ぎると女性パートの音程を覚えちゃう可能性もあるから……」
鈴木「難しいよね。なぜか女性の声の方が耳に入ってくるんだよね」
佐野「そう! だから絶対(女性パートに)持っていかれる気がする」
鈴木「でも、みんなで歌うんだから、男の人も大勢いるよ! 男の方が多いんだから、大丈夫でしょ」
佐野岳×鈴木勝大
かけあいやデュエットもがっつりあるんですか?
佐野「それが……一番不安要素が多い僕達のデュエットがあるんですよ。コレ“やっべぇぞ!”(コロコロチキチキペッパーズの真似)みたいな。しかもけっこういいとこのシーンで入ってくるんでね」
鈴木「まぁ、練習あるのみですね!」
優とミカといえば、同い年で同じ孤児院の“家族”という間柄ですが、2人も同い年で同じ事務所に所属。物語ともリンクするところが多いですが、お互いの第一印象ってどんな感じでした?
佐野「かっちゃんは、最初は冷たい人なのかな?って思っていたんですけど、実はめちゃくちゃ優しいです。いろんな人のことを気にかけて、細かいとこまで見ているっていうのが、話していて伝わってくるので、こういうのをツンデレっていうのかなって? 世の中の女子はこういうギャップにキュンキュンしちゃうのかなって思う(笑)」
鈴木「なんか照れる(笑)。俺は岳としゃべっていると、岳の方が女ゴコロがわかってるな〜って思うよ」
佐野「まぁね!」
鈴木「(笑)。あ、でも岳は、こういう風にすごい明るくて無邪気な感じはするけど、意外と繊細な面もあるよね」
佐野「精神的に弱い……」
鈴木「だから、いつも割と鼓舞して出てきているんだなっていうのは最近思いました」

佐野岳×鈴木勝大
物語では優とミカの成長過程も見られますが、岳くんと勝大くんは、“最近大人になった、変わったな”と思った瞬間ってあります?
佐野「今までは、嫌なことから逃げてきたり、上っ面だけでやってきたところが、去年はそのボロがバッと出てきた感じで。いろんな方のアドバイスも聞き入れて、改めて自分を見つめ直していくと、やっぱり逃げていたんだなってことに気づけたんです。今回は周りの人たちに助けられて一歩階段を登ったけど、本来なら一人でやらなきゃいけないのかなと思いますし、そういうことに気づけた時点で、ちょっと前とは違うのかなって思っています」
鈴木「僕は岳と逆になっちゃうんかもしれないけど、僕がどうしたいのかを周りになるべく言うようにしなきゃなと思って、最近は言うようにしています。人の意見も聞きつつ、自分が何をしたいのかをもっと発言していかないとなって思うようになりました」
お話を聞いていると、二人の関係も優とミカのようないい関係ですよね。そんな二人が所属するエヴァーグリーン・エンタテイメントが、雑誌『street JACK(ストリートジャック)』とコラボして、『カミコレ!』オーディションを開催するということで、エヴァーグリーン・エンタテイメントって、どんな事務所?
鈴木「アットホームですね、ホントに。特に男子はそんな人数が多いわけじゃないから、ほかの人の近況も常に入ってくるし。だからちょっとどこか気にかけていたりとかする感じ」
佐野「僕のなかでは、少数精鋭部隊みたいなイメージです。いい意味でホントにちょうどいい事務所だと僕は思います」

佐野岳×鈴木勝大
今回のオーディションは、全国5都市での全員面接ですが、オーディション出身の二人から、ぜひアドバイズを!
佐野「俺は『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』のときは、“縮こまっていたらダメだ、とにかくアピールするしかない、ダメでもともとなんだから、やったもん勝ちでしょ!”というテンションでオーディションに臨んだのを覚えてますね。なので、本当にいろいろアピールしましたし、そうした方がいいんじゃないかな」
鈴木「僕は自分から“なりたい!”ってオーディションに行ったわけではないので、岳みたいなアドバイスはできないけど……。でも以前、事務所のイベントの中で『smart Boys&Girlfriendオーディション』の最終審査をやったときに、うちの副社長が審査員長だったんですけど、そのときファイナリストの子に“あんなん言われたら凹むわ!”っていうくらいズバズバ言っていたのがすごい印象に残ってて。今回、全員面接っていうことなので、もし何か言われても、そこでへこたれないで、強いハートで臨んでほしいと思います。超体育会系の事務所なので、“あ〜それが足りなかったか”くらい前向きに捉えてね。そのままオーディション中ずっとへこんでいたら絶対落ちちゃうので」
佐野「それをはねのけないとね」
では最後に先輩から、芸能界デビューを目指している『Deview』ユーザーに応援メッセージをお願いします。
佐野「輝けるかどうかって、どこの事務所に入っても結局は全部自分次第なんだと思います。なので、自分のアピールポイントをもう一度見つめ直して、オーディションでは全力を出し切ってもらえたらなって思います。受かっていつか、“Deviewのコメントを見て頑張れました”って言ってくれたら嬉しい!」
鈴木「僕は最初、自分が何をしたいのか考えずに入ってきてしまったので、やっていくなかで“こういうことしたいんだな”とか“これに興味がある、これが面白い”っていうことを見つけていった感じなんです。もちろん“これがやりたい”っていう人もいると思うんですけど、どっちが正しいかっていうのはないし、応募するのは“タダ”だから、興味がちょっとでもあるなら、ぜひ応募してほしいなと思います」

インタビュー・終

撮影/草刈雅之 取材・文/舘野玲果

佐野岳&鈴木勝大が、出演舞台「終わりのセラフ」The Musicalの見どころを語る

Profile

佐野岳
さの・がく●1992年4月3日生まれ、愛知県出身。エヴァーグリーン・エンタテイメント所属。2011年『第24回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞、2012年2月上演の舞台『SAKURA』で俳優デビューを果たす。2013年には『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』で映画初主演を務め、同年には『仮面ライダー鎧武/ガイム』で主演に抜擢。2015年にはTBS日曜劇場『下町ロケット』に出演。俳優の活動のほか、『究極の男は誰だ!?最強のスポーツ男子頂上決戦』初代(2012年)王者、2015年王者になるなど、スポーツ男子としても活躍。

鈴木勝大
すずき・かつひろ●1992年12月29日生まれ、神奈川県出身。 エヴァーグリーン・エンタテイメント所属。2009年『第22回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で準グランプリを受賞し、2011年のドラマ『美咲ナンバーワン!!』でドラマデビュー。2012年のスーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』では主演を務め、現在ドラマ、映画、舞台など幅広いジャンルで活躍中。5月13日から上演される舞台『闇狩人』に出演決定。

INFORMATION

『終わりのセラフ』

「終わりのセラフ」The Musical

2016年2月4日(木)〜11日(木・祝)@AiiA 2.5 Theater Tokyo
原作:「終わりのセラフ」原作/鏡 貴也 漫画/山本ヤマト コンテ構成/降矢大輔(集英社「ジャンプスクエア」連載)

鏡貴也(原作)、山本ヤマト(漫画)、降矢大輔(コンテ構成)による、人気コミック作品がミュージカル化! 未知のウイルスにより人類は壊滅、ウイルスにかからなかった子供だけが生き残り、地下都市で吸血鬼に支配されていた白夜優一郎・白夜ミカエラら白夜孤児院の“家族”たち。4年後、ミカエラの脱出計画により優一郎は仲間たちの犠牲のもと、たった一人脱出に成功、吸血鬼への復讐を誓う。壊滅しているはずの優一郎が見た地上世界とは。主人公・優一郎を佐野岳、ミカエラを鈴木勝大が演じ、ほか小野建斗(一瀬グレン役)、美山加恋(三宮三葉役)、水石亜飛夢(君月士方役)らなどが、壮大な「終わりのセラフ」の世界を、歌とダンスと芝居で魅せる。

(C)鏡貴也・山本ヤマト・降矢大輔/集英社
(C)「終わりのセラフ」The Musical製作委員会2016

INFORMATION

エヴァーグリーン・エンタテインメント×ストリートジャック
「カミコレ!」オーディション

溝端淳平、山本裕典、池田エライザ、柳ゆり菜など、若手俳優・女優や専属モデルが多数所属する「エヴァーグリーン・エンタテイメント」と、人気ファッション雑誌『street JACK(ストリートジャック)』がタッグを組んで、“自分だけの「神」を探そう!!”をテーマに、その名も「カミコレ!オーディション」を開催することが決定。

一次審査は、書類審査は一切なし! 3月に全国5都市(東京・札幌・名古屋・大阪・福岡)で『全員面接』が実施される。募集年齢は満12〜23歳で、ドラマや映画で活躍する俳優や、ファッション誌を飾るモデルを目指す“おしゃれ男子”を募集。さらに「ガールフレンド枠」も設けられているため、周りにいるカワイイ女の子を誘って一緒にオーディション会場参加するのもOK。自薦・他薦は不問とのことなので、女の子がおしゃれ男子を誘って参加することも可能!

オーディション詳細はコチラ

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