誕生日が春休み中っていうのはちょっと嫌です(笑)

2008年の『第33回ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリを獲得した高良光莉ちゃん。芸能界に入って1年、フレッシュな彼女の魅力が詰まった2010年のカレンダーがリリースされました。カレンダーの撮影話から、女優への思い、中学2年生に進級する2010年の意気込みなどを語ってくれたよ！

Ｑ　グランプリを獲得した『第33回ホリプロタレントスカウトキャラバン』を受ける前は、芸能界に興味があった？

「石原さとみさんが出ていた『H2』(TBS系)を観て、女優さんて面白そうでいいな、大人になったらやってみたいなって思っていました」

Ｑ　「大人になったら」と思っていたのが一転、オーディションを受けることになったのはどうして？

「両親がオーディションの募集を見つけて"やってみたら"って言ってくれたんです。次の年のオーディションでは中学2年生からしか受けられなくなっていたから、あのとき受けて良かったなって思います。だから、オーディションをすすめてくれた両親には感謝しています。今は私が出ている雑誌とかも買って保存してくれています。この間、学校で習字の授業があったんですけど、持っていった新聞が一部切り取られていて。“何でここだけ切ってあるんだ？”と思ったら、08年10月27日(第33回ホリプロタレントスカウトキャラバンの翌日)の新聞でした(笑)」

Ｑ　そんなご両親がさらに大切に保管するであろう作品が！ 現在発売中の『高良光莉2010年カレンダー』。

「カレンダーは初めてだったんですけど、撮影時間があんまりなくて……。急いで着て写真を撮って、また急いで着替えてっていう感じだったんですよ。スタジオで半日くらいで撮らなきゃいけなくて。撮り終わらなかったら、次の撮影の人たちが来ちゃうから、ドキドキしながら撮影してました(笑)」

Ｑ　その中で、クッキングシーンやパジャマタイムはじめ、いろんなシチュエーションを組んでの撮影が行われているね。

「お料理の写真は、最初に“デザートを作っていて、ちょっとふざけている感じで”って言われたんです。実際に生クリームを泡立てたんですけど、なかなか泡立たなくて大変でした。冷やしながら泡立てなきゃいけないのを知らなくて(笑)。お菓子作りはお母さんと一緒で作ることはあるけど、ひとりではあんまり、チョコレートを溶かして固めるくらい……。甘いものは大好きです！ でも今はあんまり食べないようにしています。ニキビが増えてきちゃうので(苦笑)」

Ｑ　浴衣の写真もあったけど、浴衣は好き？

「はい。夏は浴衣を着て近所に行ったりもします。いつもおじいちゃんの家にある浴衣を着ているんですけど、背が伸びて着られる浴衣がなくなってきちゃって…。この1年で8cmくらい伸びました」

Ｑ　手脚が長いから、カレンダーにもあったスキニーのパンツスタイルや、脚を出したワンピース姿もよく映えるよね。

「スキニーは普段もよくはくんですけど、ワンピースはあんまり。着たとしても下に必ずズボンをはきます。スカートとかが好きじゃないんです。何かスースーするし、思いっきり走れないし(笑)」

Ｑ　(笑)。カメラの前でポーズや表情を作るのにはもう慣れた？

「……難しいです(苦笑)。まだ分からないことが多いので、今はいろいろなポーズや表情を教えてもらって身につけるようにしています。でも自分の顔が想像できないので、出来上がった写真を見て"こんな顔したっけな"ってビックリするときがあります(笑)」

Ｑ　カレンダーでも、光莉ちゃん自身もビックリの意外な表情を見ることができそうだね！

「表紙から最後までいろいろなポーズや表情があるので、そういうところを見てほしいなと思います。あと、私の誕生日(4月2日)にマークが付いてるんです!!　カレンダーを見たときに自分の誕生日にマークが付いていてうれしかったです。でも、誕生日が春休み中っていうのはちょっと嫌です(笑)。良く目につく場所に貼ってください！」

Part.2に続く

Text／藤岡真司(日刊編集センター)