葵わかな | インタビュー | Deview-デビュー

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

インタビュー「葵わかな」

2016/02/03

「『カッコいい大人』が目標なので、今はたくさん経験を増やしたい」

葵わかな

連続ドラマ『マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜』(読売テレビ・日本テレビ系)にレギュラー出演中の葵わかなちゃん。大阪を舞台にさまざまな金銭トラブルを解決していく、笑えて心温まる勧善懲悪ストーリーで、わかなちゃんは片瀬那奈さん演じる栗原理佐を、深い法律知識でサポートするクールな女子高生・菅原円を演じています。ドラマの話から、女優としての成長、そしてプライベートまで聞いちゃいました。

【動画】葵わかながレギュラー出演中のドラマ『マネーの天使』について語る!


葵わかな
ドラマで演じている菅原円はどんな子ですか?
「片瀬那奈さん演じる理佐さんが経営するメキシコ料理店『アンヘラ』で働く女子高生アルバイトの一人です。円は、クールで法律に詳しくて、でも女子高生で(笑)、エピソードのなかで頭脳的な役割を果たす役です。台本を読んだ時点では、基本敬語だし、冷たくてドライな感じで、なんか『鉄』みたいだなと。でも現場で実際に演じてみると、もうちょっと女子高生らしいところを出したほうがいいのかなと感じました。『鉄仮面』というより、ツンツンしちゃうのも人見知りだったり、思春期だからなのかなって」
現場で役が出来上がっていった感じ?。
「撮影に入った後で肉付けできた部分も多いですね。どれだけドライなのか、どこまで人情味を出すのかとか、監督と話しながら、さじ加減は調整しています。敵役の殿村(竹中直人)が出て来たときに、今後の展開に繋げるためにどこまで感情を出すのかとか、そういうところも考えています」
円はトラブル解決のために非情な手段を使うこともあります。
「大人に対しても容赦無いです。そのあたりは過去の『因縁』が関係しているようなんですが、現実を見てきたからこその冷静さなんですかね。でも変に情を挟まないからこそ、理佐さんが感情で突っ走るときにブレーキ係になれるというか。一番信頼できるキャラでありたいなと思っています」

葵わかな
円と自分の共通点は?
「人見知りなところと、わりと物静かなところも似てるかな。これまでやらせていただいた役柄も物静かな子は多かったんですけど、もうちょっとけなげな子が多かったかも。いい子だけどいじめられるみたいな。円の場合は自分のほうがちょっとツンツンして、独立した感じですね」
ご自身も結構一人行動は大丈夫なほうですよね。
「私も『お一人様』多いですよ。カフェとか、ラーメンとか、カラオケも全部一人で行っちゃいます。友達がいたほうが楽しいときもあるんですけど、一人だと自由に好きなところに行けるし、自分流の楽しみ方が全うできるし、イヤじゃないですね。どちらかといえば誰かとベッタリというより一人でいるタイプなので、そういう部分は円と似ていると思います」
法律用語が沢山入ったセリフは難しくないですか?。
「シーンの中で、理佐さんか私が必ず説明要員なので(笑)。セリフが長いうえに、私自身未成年なので、法律や金銭の問題に関して実感も経験も無くて、『公正証書』とか『強制執行』とか聞いたことも言ったこともない言葉ばかり。セリフを噛むというより、言葉として意味を捉えづらい言葉がズラーッと並ぶんです。例えば“公証役場で借用書を公式証書にしてもらうんです”みたいな、どこに抑揚をもってきたらいいかわからないセリフを、いかにナチュラルにしゃべるかというのが難しいです。しかも役自体がボソボソとしゃべって、大きな声を出すキャラじゃないので、余計に舌がもつれるという(笑)」

葵わかな
堅い法律問題がテーマでも、物語はコミカルでハートフル。現場の空気も賑やかで楽しそう。
「小籔さんと片瀬さん、女子高生アルバイト役の(藤田)みりあちゃんと(矢倉)楓子ちゃんに私を入れた5人がトラブルを解決するメンバーです。5人は12月からずっと撮影をしてきたので、仲良くなってワイワイしています。撮影が早朝から夜までかかって大変な時でも、主演のお二人はすごく元気で、気遣いをされていて。いつでも現場が明るい雰囲気でみんな笑っているんです。私たち女子高生組にも、緊張しないように初日からたくさん声をかけて下さって、すごく優しいんです」
お二人のコメディ演技はすごいですしね。
「しかもすごくアドリブが多いので、笑わないようにするのに必死で(笑)。小籔さんと片瀬さんとメンバーの掛け合いがだんだんコントみたいになってきて、画面の外にいるときは下を向いて笑いをこらえてます。私は特に笑っちゃいけないキャラなんですけど、でもすごく面白いんです。私も負けないように面白くなりたいって思ってます!」
アルバイトの女子高生3人娘は同世代で楽しそう。
「みりあちゃんは同い年ですし、田尻あやめ(乙女新党)ちゃんが共通の友人で、すぐに仲良くなれました。楓子ちゃんは年齢は少し上なんですけど、とにかく可愛いので(笑)。2人ともタイプの違った可愛さがあるし、しかも関西なので関西弁が可愛くて。現場ではいつも一緒にいて、メキシコ料理店のカウンターに3人で並んで昼食を食べたり。同世代の子と現場でたくさんお話ができるのは楽しいです」

葵わかな
メキシコ料理店という舞台設定も面白いですよね。
「メキシコをイメージしたアルバイトの制服は毎回変わって、すごく可愛いです。パーティのシーンがあると、撮影が終わった後にメキシコ料理を食べられたりとか。先日もみりあちゃんがまかないを食べるシーンがあって、タコライスとタコス、どっちも食べました。この撮影で辛いのも食べれるようになって、大人になりました(笑)」
ドラマにかけて「このお金は取り戻したい」というエピソードは?
「私、お金を落とすことが多くて…これまでも3回ぐらい。その3回目が1万円だったんですよ。高校生にしたら大金なのでWはぁ〜…”みたいな。それで今は本当に気をつけようって思ってます。そのお金は取り戻したいです」
逆に、コレについてはお金に糸目をつけない、というものは?
「いやもう、『漫画』『本』『宝塚』に関しては、お金をいくらかけてもいいと思っています。多いな〜(笑)。最近特に漫画熱が激しくて。連載が長く続いているもののほうが、ずーっと読んでいられるから好きで。ああこれ全巻あるな〜読みたかったんだよな〜買っちゃえ!って。大人買いってヤツです。ホントダメですね〜。宝塚は一昨年ぐらいからハマってもうどっぷりで密度が濃い。公演行きたい!って思ったらチケット買って、劇場にも一人で行っちゃうし。すごく良かった!ってなったら2回目に行ったり、公演のDVDを買ったりして、とめどないんです。でもその分、洋服とか小物とかアクセサリーとか、普通の女子が買うようなものには使ってないですね」
でも、女優のお仕事に役立つものばかりですよね。
「そうですね! 宝塚もジャンルは違いますけど演劇ですから。本も読めば読むほどいいですもんね。ということにしておいてください(笑)」

葵わかな
連ドラにレギュラー出演するなど、着実に女優としてステップアップしていると思うのですが、ターニングポイントになったお仕事は?
「どの作品も発見と勉強ばかりなのですが、昨年9月に撮影した、イマジカBS開局20周年記念ドラマ『いつも まぢかに』でやらせていただいた役が自分のなかで、すごくハマりました。宇宙飛行士になりたい女の子が、夢をお父さんに打ち明けられずに葛藤するという役なんですが、台本を読んだときから“泣く”みたいな。自分とすごくリンクしてWズッキューン”って来て。この作品が終わったときW私、お芝居した!”って確信できたんです。女優という名目をいただいていますが、まだまだ未熟なので、“私、女優なんです”って言えるほどしっかりしたお芝居ができているのか?って常日頃考えていて。だからこそ、自信を持って女優と言えるようなお芝居をしようと思っているんです。そう思えたきっかけがイマジカBSさんのドラマだったし、こういうふうに役を近くに感じる経験は初めてで、またそういう役との出会いがあるといいなって思っています」

葵わかな
昨年末に映画『くちびるに歌を』の出演者たちや、以前在籍していた乙女新党のメンバーと会合をしていましたね。以前仕事をともにした同世代の仲間と、仕事を離れてまた会えるというのはすごくいい関係だなと思いました。
「『くちびるに歌を』で共演したみんなは、本当に長い間一緒だったので強い絆があります。年齢が近くて、似たような境遇で仕事をしているので共感できるし、お互いのことが一番に分かる良き相談相手だなと思うし、応援したいし、負けたくないし。頑張らなきゃという刺激がもらえて、これからも一緒に頑張っていきたいって思える人たちなので大好きです。乙女新党は卒業してから1年半ぐらい経ちますが、そのときのメンバー(荒川ちか・田尻あやめ・高橋優里花)とも長い時間一緒にいたし、いろんな相談事をしていたし、今でもいっぱい相談事をするし。今やっていることは違うんですけど、そのときに築いた関係は崩れないほど濃いものだったんだなあって。意識を高めて頑張っている3人を見ると、負けてられないなって思います」

葵わかな
今年の春には高校3年生になります。これからの目標は?
「18歳になる年だし、1年がすごく早いなと最近思うので、あっという間の1年を無駄にしたくないです。当たり前のようにすぐに過ぎて行ってしまう一つひとつを大事にして、いっぱい経験して、いっぱいできることを増やしたい。『カッコいい大人』が目標なので、経験が多いほうが後々深みが出てカッコいいのかなって思います。今、いろんなことを経験しておくと“自分はこんなことが得意だったんだ”とか“これ楽しいじゃん!”っていうことが見つかって、もっとやりたいことが増えるかもしれないですよね」
最後にドラマの見どころをお願いします。
「1話完結型なので、お話ごとに多彩なゲストの方がいらっしゃって、色々なトラブルに対して試行錯誤して解決に向けて頑張っていきます。毎回スカッとするし、どこから見始めても楽しめますし、なんといっても小籔さんと片瀬さんのお二人がすごく明るくて面白いです。私の役は堅苦しいんですが(笑)、お話自体はテンポが良くてコメディタッチで進んでいくので、どんな年齢の方でも楽しめますので、ぜひ観ていただきたいです」

インタビュー・終

撮影/mika(f-me)

葵わかながレギュラー出演中のドラマ『マネーの天使』について語る!

Profile

葵わかな
あおい・わかな●1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。趣味/歌うこと、宝塚観劇。特技/絵を描くこと。スターダストプロモーション所属。映画『罪の余白』『暗殺教室』『くちびるに歌を』、CM「アート引越センター」「地盤ネット」「一般財団法人・日本防火危機管理促進協会」などに出演。

INFORMATION

『マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜』
『マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜』

『マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜』
(読売テレビ・日本テレビ系毎木曜23時59分〜)

小籔千豊と片瀬那奈をダブル主演に迎え、大阪を舞台にさまざまな金銭トラブルを解決していく、笑えて心温まる勧善懲悪ストーリー。栗原理佐(片瀬)は、メキシコ料理店『アンヘラ』を営む傍ら弁護士を目指して勉強中で、店内に金銭トラブル無料相談窓口を設置、無償でお金を取り戻す手助けをしている。『アンヘラ』で働く女子高生アルバイト3人組の一人・菅原円(葵)は、父親譲りと言われる持ち前の法律知識を駆使して理佐をフォロー、トラブルの解決に活躍する。

【出演】小籔千豊 片瀬那奈/葵わかな 矢倉楓子(NMB48) 藤田みりあ(フェアリーズ) 中野公美子 永瀬匡/竹中直人

最近のインタビュー

インタビュー一覧

ア行のタレント
カ行のタレント
サ行のタレント
タ行のタレント
ナ行のタレント
ハ行のタレント
マ行のタレント
ヤ行のタレント
ラ行のタレント
ワ行のタレント
×