日向千歩 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「日向千歩」

2011/04/01

京子とは“あ、似てる!”って思うところがたくさんありました

日向千歩
「FACE-MAKER」と呼ばれる天才美容整形外科医・霧島瞬の手腕により、新しい「顔」と「人生」を授かった患者を待ち受ける想定外の結末…。毎回ラスト5分のどんでん返しが見ごたえのあるサスペンスドラマ『FACE-MAKER』が「ディレクターズカット 完全版DVD-BOX」で登場。霧島瞬の助手で、謎を秘めた女性・霧島京子役をオーディションで勝ち取り、ドラマ初レギュラーを果たした日向千歩ちゃんが、ドラマ撮影の裏話や、女優の仕事について語ってくれました。



Q 京子役は最初クールだったのに、シリーズ後半には割とくだけたシーンや柔らかい表情も出てきて…

日向千歩

日向 千歩 (撮影/古賀良郎)

「やっぱり、ちょっとくだけたようなコミカルなのもすごく好きなので、やりながらすごく楽しんでました(笑)」

Q 自分で好きなエピソードは?

「第9話で、京子が漫画オタクという設定で、『恋せよ乙女』っていう漫画の大ファンで、作者の如月リリカ先生が診察に来たときに興奮しちゃうというところは、私もそういう部分があるので、あ、同じだって感じるときがありましたね。少女漫画を小学生のときに大好きで読んでましたし、大好きな漫画を描いてる先生に会ったら、絶対、京子以上に興奮して飛び上がるんじゃないかなって思って。その気持ちを持って演ろうって思ったので、診察室に入ったときも、普段京子は落ち着いているはずなのに、前に先生がいるっていうだけで興奮しちゃって、動きも挙動不審な感じで、興奮して熱く漫画について語っちゃうように…」

Q 完全に同化してしまった感じだね(笑)

「そして兄さん(霧島瞬=永井)に突っ込まれるっていう。普段の自分も興奮したら、バーって語っちゃうんですよ。で、誰かに突っ込まれるところも“あ、似てる!”って(笑)、同化しましたね。そのシーンはやっていて楽しかったです」

Q ほとんどが白衣のシーンだから、第6話でクラブのホステスの衣装を着たのも新鮮で。

「そうですね。“自分を見つめ直すためにその暇な時間を使え”って兄さんから言われたとき、まさかクラブに勤めるとは思ってなかった。台本を読んで、思わず笑っちゃって。そのとき京子ってちょっと変わった部分があるなって思いました」

Q ほかの作品でも、あんなに派手な衣装を着たことはないんじゃない?

日向千歩

ドラマ『FACE-MAKER』
第9話ゲスト・鈴木亜美(C)読売テレビ

「楽しかったです。京子が診療室から抜け出した感じで、違う雰囲気の場所なのもそうですし、白衣からドレスっていうのも…。ドレスは着たことがなかったので、慣れない服でドキドキしてたんですけど、でもそれは、京子も同じなんじゃないかなと思いながら演じましたね、一緒だろうなって」

Q 第3話は女優オーディションをテーマにしたエピソード。女優としてはどう感じた?

「台本をいただいて読んだとき、最初に自分が受けたこの『FACE-MAKER』の京子役オーディションのことが頭を過ぎって、情景が浮かびました。実際自分のときとは全然違って、現実にはへんな争いはなかったんですけど。でも女優として頑張っていくには、常に自分との戦いもあるし、周りとの戦いでもあるし、そういう常に戦いなんだって思いました。セリフのなかにもしみる部分がありました」

Q この話の主役みたいに「オーディションは結局顔で選ばれている」とか、マイナスな考えに向かうこともあるのかと。

「オーディションを受けるときに、やっぱりみんな必死なんだっていうのが伝わってくるので、そこで“自分ダメかも”って思わず、“ここで勝ち抜いたらすごいかも”って考えるようにしています。絶対負けないっていう気持ちは、持っていたいなって」

日向千歩

ドラマ『FACE-MAKER』
第6話ゲスト・岩佐真悠子(C)読売テレビ

Q 『FACE-MAKER』のオーディションは相当気合が入ってたって言ってたよね。

「すごくキレイな方とか、演技がすごく上手い方ばかりなので、その中で自分らしさを出そうって。あまり強がっちゃって、いいとこ見せようとするよりは、ありのままでいいのかなって考えました。ドラマみたいに、整形してまでオーディションに合格しても、結局は、中身との戦いというか、自分との戦いだと思うので。そういうところもいろいろ考えさせられる回ではありました」

Q 例えば、自分のルックスの中で好きな部分、嫌いな部分ってある?

「もう嫌だなって思う部分はたくさんあります、ホントは全部変えたいぐらいですよ(笑)。私よく笑うんですけど、友達からも“笑うと目がなくなるよね”、“集合写真のとき笑っちゃダメだよ”って昔から言われてたので。笑わなくても目がちっちゃくて、細くてタレ目なので。二重なのに目がちっちゃいので、パッチリ二重でクリクリした目になりたい、もっと大きい目がいいなとか…」

Q 撮影のときも気にする?

「気にします。あとは顔が丸いんで、もうちょっと細長い顔になりたいとか、言い出したらキリがないです(笑)。変えたい部分はたくさんあります」

Q よくブログにすごい変顔写真をアップしているよね?

「変顔やっていると楽しいので、変顔大好きですね。それが一番自分らしいかもって思います」

日向千歩

『FACE-MAKER ディレクターズカット
完全版DVD-BOX』(7枚組/17,850円/税抜)

Q 例えば、この人の顔と入れ替われたらいいなって思う人は?

「エマ・ワトソンさんは理想です。あの顔のパーツもそうですし、声もセクシーだなって思って、変われたらいいなって思います。同じ歳とは思えないほどキレイで魅力的で憧れますね」

Q 今年2月でハタチになりましたけど、今後やってみたいことは?

「やってみたいことは、そうですね、映画には出ていないので、これからもオーディションを受けて頑張ります!」

Q 最後に『FACE-MAKER ディレクターズカット 完全版DVD-BOX』の見どころを!

「本当に最後の最後まで展開が読めないので、展開を予想したりしながら見ていただきたいです。あと、整形に関しての考え方も、このドラマを観たら変わるんじゃないかなと思います。もし今自分の顔にコンプレックスがあって、整形したいって思っていても、このドラマを観たら考え方が変わるかもしれない。ルックスによっていいことがあるかどうかは自分次第だよ、っていう心の問題や生き方を、教えるというより感じさせてくれるドラマだと思います」

インタビュー・終



ひなたちほ●1991年2月17日生まれ、徳島県出身。08年6月に徳島県のタウン誌表紙に登場したところを現事務所にスカウト。同年8月に雑誌『non-no』専属モデル「ノンノフレンド」に選ばれる。09年にBS-TBS『東京少女日向千歩』で女優デビューを果たす。現在京阪電気鉄道イメージキャラクター4代目「おけいはん」を務めるほか、スピッツのアルバム『とげまる』のジャケットに登場するなど、さまざまなジャンルで活動している。『FACE-MAKER ディレクターズカット 完全版DVD-BOX』は、本編450分に特典映像60分、ブックレット等を付録(7枚組/17,850円/税抜)(インセント所属)
オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/hinata-chiho/


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