廣瀬智紀×平田裕一郎×久保田秀敏×染谷俊之×黒羽麻璃央×小澤廉 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「廣瀬智紀×平田裕一郎×久保田秀敏×染谷俊之×黒羽麻璃央×小澤廉」

2016/01/06

「(口説くシーンでは)どんどんエスカレートしていっちゃう。座っているお客さんをまたいで“両足またぎ椅子ドン!”みたいな(笑)」

私のホストちゃん

撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

実際のホストクラブ同様の“指名制”や“ランキングシステム”導入で話題を呼んだ、舞台『私のホストちゃん』シリーズが、ついに完結! 第3弾となる完結編では、新規参戦のメンバーも加わり、シリーズ史上最多のホスト20名で白熱したNo.1ホスト争いが繰り広げられる。イケメン俳優たちの生の口説きテクニックに胸キュンすること、間違いなし!
廣瀬智紀
廣瀬智紀
――舞台『私のホストちゃん』の最新作、第3弾にしてついにファイナルということですが、まずは新規で参入するメンバーである黒羽くん、小澤くんから先輩に聞きたいことは!?
黒羽麻璃央「(挙手)はい! この作品の魅力、やりがいは!?」
久保田秀敏「女性の近くに行けることかな!……というのは冗談で(笑)。お客さんと一緒に楽しい時間が過ごせるっていうのが一番かなと思う。参加型の舞台なので、本気で、真面目にふざけるっていうのが楽しいんだよね」
小澤廉「どれぐらい、キザになればいいんですか?」
廣瀬智紀「キザじゃないキャラクターもいるからね〜」
久保田「でも、自分が思っている以上にキザに振る舞ったほうが、お客さんは喜んでくれるよ。どんどん、カッコつけていいと思う」
染谷俊之「そうそう、恥ずかしがってないで、吹っ切ってやったほうがいい」
平田裕一郎「僕は吹っ切れないんだよなぁ(笑)。だから、たまに恥ずかしくなってニヤけちゃう。最初のうちは、本当にドキドキしたし、照れくさかった。でも回を重ねるうちに、距離がどんどん近くなっていったんだよね」
平田裕一郎
平田裕一郎
小澤「えっ、近づく!?」
久保田「(黒羽を抱き寄せて)これぐらいいっちゃっても全然あり!」
染谷「どんどんエスカレートしていっちゃうよね」
小澤「それをみんなが見てるの!?」
久保田「そうそう。座っているお客さんをまたいだり……。名付けるなら、“両足またぎ椅子ドン!”みたいな(笑)」
廣瀬「(染谷に)通路側だけじゃなくて、座席のまん中あたりにいるお客さんにも結構攻めてたよね!?」
染谷「うん。通路際の人だけだと、不公平かなって思って。積極的に入っていくんだけど、座席の間が狭いからまたぐことになっちゃうんだよね」
廣瀬「そこで脚が触れ合うだけでも、ドキドキが伝わって盛り上がるよね!」
平田「もうね、(廣瀬)智紀を見ていたら、すべてのホストちゃんがわかるよ。振り切っているときの智紀はすごいから!」
久保田「絶妙なとこにいくからねぇ」
――生ならではの、そんなドキドキなシチュエーションが山ほどある中で、“あっ、やっちゃった!”“恥ずかしい!”って思うことは!?
久保田秀敏
久保田秀敏
平田「口説いている途中に噛むことですね」
染谷「噛んだら終わりですよ。雰囲気のいい、甘〜いBGMも流れているのに、“そこで噛むか!”っていう(笑)」
久保田「そこでいかに盛り返すかも、腕の見せどころですよ!」
――まさに、アドリブ力、瞬発力が試される場であり、刺激が詰まった作品ですね。
廣瀬「本当にそうです。まわりの役者さんたちから学ぶものは多いです。いろんな引き出しを持っている人ばかりだから、知らず知らずのうちに、自分を高めようという意識が芽生えるし、人から盗んでやろうという気持ちがあってもいいと思う。一人一人がそういう気持ちでいるからこそ、作品自体がどんどん良くなっていくんだよね。それも、この舞台の特徴です」
平田「ビジュアル的にどういう振る舞い、佇まいがカッコよく見えるのかが身についてきたりしてね。スーツを着ると、自然にビシッと背筋を伸ばしてスマートな姿勢になったり」
――モテ仕草が身についたと。
平田「そうですね」
染谷「普段からそうやるようになったってこと?」
平田「いや、普段はそこまでしないけど(笑)、別の作品で活かせるようになってきたかなって。シャンパンのグラスの持ち方とか、接客シーンの演出にもすぐに対応できる」
染谷俊之
染谷俊之
久保田「それはひとつの武器だね」
黒羽「なるほど、わかりました! 自分がイメージする5倍増しくらいで、恥ずかしさを取っ払って挑戦しないといけませんね。頑張ります!」
小澤「接客部分に関しては、慣れている先輩たちの姿を見て学びつつ、プラスαで自分の色を足して、追い越していきたいですね」
廣瀬「キラキラしていていいなぁ。僕らも新人ホストたちのエキスを吸い取って、パワーアップしないとね!(笑)」
久保田「接客部分もだけど、やっぱり単純にお芝居が楽しいんだよね。接客っていうのはあくまでも演出の一部分であり、芝居が一番だから。今回もそこを観て、楽しんでもらえるような作品にしますよ」
――もし、自分が女性の立場だとしたら、どのホスト(キャスト)とおつき合いしたいですか? その理由も教えてください!
久保田「僕は新キャストでもある、X4のKODAIさん、T-MAXさんが気になりますね。どういう恋愛するのかなって」
黒羽「僕は廣瀬さん。ナンバー1を自分のものにしたいから」
廣瀬「簡単にはならないよ」
黒羽「だからこそ、狙っていきたいんですよ!(笑)。何を考えているのかわからなくてミステリアスだし、魅力的ですから」
黒羽麻璃央
黒羽麻璃央
廣瀬「僕はね、山口大地くんのビジュアルが、『特命係長 只野仁』の只野仁さんを匂わすような感じで気になってます……と言いつつ、黒羽くんで!(笑)」
平田「顔がキレイだもんねぇ」
廣瀬「でしょう? 顔で選びました!」
黒羽「いやいやいや!(笑)」
平田「僕はね、ホストの役ではないけど、加藤啓さん。自分が女だったら、こういうヤンチャな人に振り回されてみたい! 尽くしちゃうだろうなぁ」
染谷「僕は井澤勇貴。もう本当に、根っからいいヤツで大好きなんです。しかも、オシャレなお店をいっぱい知ってるし。彼はきっと、モテますよ!」
小澤「僕、久保田さん。理由は、優しそうだから。雰囲気からして、もう優しさオーラが出ているので」
久保田「ありがとう(ニッコリ)」
――では、このメンバーの中で、“ここだけは負けない!”と言えるところは?
小澤「えっ、負けない!? なんだろう……」
廣瀬「負けたくないでもいいよ」
小澤「じゃあ、性格の素直さ」
廣瀬「おっ、役名(直)にかけて?」
小澤廉
小澤廉
小澤「そう、性格からつけられた名前なのかなと思ったくらい、合ってます。僕、裏表がなくて、すぐに顔に出てしまうんですね。なので、怒られやすいんですけど(笑)、注意しづらい人にはなりたくない。ちゃんと言ってもらったほうが、成長できると思うので。アドバイスしてくれる人も、自分のためにエネルギーを使ってくれてるわけですから」
黒羽「では僕は、フレッシュさ! 今回の舞台も僕にとっては未知の世界なので、だからこそ、突進できる強さと力はあるんじゃないかと。稽古場ではチームワークを固めつつ、本番では本気でぶつかり合いたいと思います!」
平田「僕はね、人当たりの良さ」
染谷「うん、確かにいい」
平田「懐にすっと入っていきますよ」
久保田「いやいや、女性へのおもてなし力では負けませんよ。九州男児なので、おもてなしの文化が染みついているからね。福岡の人に接待させたら間違いない。日本一ですよ。地元で自分の知っているいい店に連れて行ったり、全力で接待したがる文化があるので。そこは女性に対しても発揮できます!」
小澤「へぇ〜! 案内してもらいたくなっちゃった(笑)」
廣瀬「僕は接客力、おもてなし力では僕も負けませんよ」
染谷「ひで(久保田)くんのほうが、具体的で説得力あったね(笑)」
廣瀬「そこは舞台で発揮するから! 来てくれればわかります!!」
染谷「あえて言いますと、負けたくないところがないところですね。ギラギラっていうよりは、蝶のように舞って蜂のように刺すスタイルです」
黒羽「蝶だと思ってたら、刺されちゃうんだ!?」
染谷「そう、表に出さずに淡々とね」
私のホストちゃん
――舞台『私のホストちゃん』では、ホストランキングNo.1をかけて戦っていくみなさんですが、芸能界を目指す後輩たちに、この世界で生き残っていく秘訣について、アドバイスをお願いします!
廣瀬「何でも学んでいこうっていう気持ちと好奇心は大切だと思います」
平田「それを行動に移すことも大事だよ。気になったら調べる、人の話が聞きたいと思ったら、自分で探して出会いに行くとか」
久保田「“これは自分の武器になる”って思えるような自信をつけることかな。自信がないと殻に閉じこもってしまうけど、何かひとつでも自信が持てれば、変われると思うから」
染谷「そのためにも、自分の限界を自分で決めないほうがいいと思う。壁にブチ当たって落ち込んで浮上できない人もいるかもしれないけど、死ぬこと以外はかすり傷だから」
平田「その精神はすごいな。特に若い世代だと見た目を重要視しがちだけど、長い目で見ると、やっぱり自分なりの武器がある人が強いんだよね。小澤は何かある?」
小澤「やっぱり素直さ! 一緒に仕事がしてみたいなって思ってもらえるような人格は大事だと思っているので」
久保田「うん、大事だよね」
染谷「『私のホストちゃん』でも、ある種のメンタルが削られるけど、その分、強くなれるよ」
黒羽「メンタル強くはないですけど、頑張ります!(笑)」
平田「あと個人的に、夢は言い続けたほうがいいなって実感しています。“こういう作品がやりたい”と発信したり、好きな演出家さんの舞台に通ったりと、言霊と有言実行で叶うことは結構ありますよ!」
Profile
廣瀬智紀(ひろせ・ともき)●1987年2月14日生まれ、埼玉県出身。スターダストプロモーション所属。ドラマ『エイジハラスメント』、『掟上今日子の備忘録』、映画『羊をかぞえる』等に出演。『廣瀬智紀ファースト写真集GLITTER』が発売中。3月には舞台『ダイヤのA The Live U』、さらに4月には主演舞台『WORLD』の出演が決定している。

平田裕一郎(ひらた・ゆういちろう)●1986年4月27日生まれ、長崎県出身。エイベックス・ヴァンガード所属。主な出演作に、舞台『南の島に雪が降る』、舞台『TRUMP』、連続ドラマW『誤断』(WOWOW)など。

久保田秀敏(くぼた・ひでとし)●1987年1月12日生まれ、福岡県出身。エイベックス・ヴァンガード所属。主な出演作に、舞台『心霊探偵八雲』シリーズ、舞台『AZUMI 幕末編』、映画『野良犬はダンスを踊る』など。

染谷俊之(そめや・としゆき)●1987年12月17日生まれ、東京都出身。GFA所属。1月5日から上演される舞台『カードファイト!!ヴァンガード』〜バーチャル・ステージ〜、2月13日、14日に開催されるイベント『RejetFes.2016』に出演。

黒羽麻璃央(くろば・まりお)●1993年7月6日生まれ、宮城県出身。ヴィズミック所属。「刀剣男士 team三条 with加州清光」として、1月1日にCDデビューを果たす。4月8日から上演される舞台『黒子のバスケ』にも出演決定。

小澤廉(おざわ・れん)●1991年8月12日生まれ、神奈川県出身。BACSエンターテイメント所属、B2takes!のメンバーとしても活動中。1月4日から上演されるミュージカル『薄桜鬼 新選組奇譚 』に出演。3月に上演される舞台『ダイヤのA The Live U』への出演も決定。
舞台『私のホストちゃん THE FINAL 〜激突!名古屋栄編〜』
東京公演:1月29日(金)〜2月14日(日)天王洲 銀河劇場
福岡公演:2月20日(土)ももちパレス 大ホール
大阪公演:2月26日(金)〜28日(日)森ノ宮ピロティホール
名古屋公演:3月1日(火)、2日(水)名古屋市芸術創造センター
『私のホストちゃん』
人気モバイルゲームからドラマ化、さらに舞台化され2013年10月に第1弾、2014年12月に第2弾を上演。ホストのきらびやかで厳しい世界をコメディー・タッチで描き、歌やダンス、実際にお客様を口説くシーンなど、臨場感あふれる演出を織り交ぜた、ライブ・エンターテインメント。また、ホストクラブ同様、"指名制"や"ランキングシステム"を導入し、お客様から貢がれたラブ(ポイント)によって日々変動するホストちゃんランキングの結果により、公演のフィナーレの内容が変わるのも、この舞台の見どころの一つ。 第3弾にして完結編となる今回は、廣瀬智紀、五十嵐麻朝、平田裕一郎、久保田秀敏、染谷俊之など、前作から続いて登場する人気メンバーに加え、黒羽麻璃央、小澤廉、杉江大志、井澤勇貴、瀬戸利樹など新規参戦のメンバーも入り混じり、シリーズ史上最多のホスト20 名によって白熱したランキング争いが繰り広げられる。

公式サイト http://www.hostchan.jp/

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