コスメよりも、食玩・電卓集めにハマッてます

アニメ『極上!!めちゃモテ委員長』(テレビ東京系)で主人公の女のコ・北神未海(きたがみ・みみ)の声を担当している小川真奈ちゃん。キャナァーリ倶楽部のメンバーとしても活躍する真奈ちゃんはこの春高校に進学したばかり。仕事のことはもちろん、学校生活から意外な趣味までたっぷり話してくれました。

Ｑ　この4月から高校生、学校生活には少しずつ慣れてきた？

「最初は誰も知らなかったので大変だったけど、今は半分くらいの子と仲良くなりました。もともとは人見知りする方なんですけど、好印象を得るため教室に一番最初に入るとき、すっごい笑顔で入りました(笑)。あっ、そういえば未海ちゃんも笑顔が大事って言っていますね」

Ｑ　真奈ちゃんが『極上!!めちゃモテ委員長』でアフレコ挑戦中の未海は、かなりの美容通で“モテ子”になるキレイ術を伝授する女のコ。

「実は最初、未海ちゃんの性格が私と逆の部分が多くて、役作りが難しかったんです。自分のことをカワイイと思える強さとか、私にはそんなにないので、できたら楽しいだろうなあと思いながら(照笑)。それにいつも“〜ですわっ”ていう口調で、トーンの上げ下げが難しいんです。周り全体に言い渡すように“〜ですわっ”って強く言うときに、最後をどうしても下がり気味に読んじゃうクセがあって、それを直すのが最初は大変でしたね」

Ｑ　セリフはどうやって練習するの？

「毎回アニメのビデオが送られてくるので、学校や仕事から帰ってきた後に家で見ながら練習しています。(家での練習は)あやしいですよね(笑)。突然オホホホホと高笑いをしたり、“〜ですわっ”って話したり。お母さんとかおばあちゃんが、二度見していきます」

Ｑ　5月からは番組の最後に真奈ちゃんが実際に未海に扮(ふん)して登場するとか。

「髪型のちょっとしたアレンジや、洋服もいろんな着回しの仕方とか、そういうことを未海ちゃんになって紹介します。私自身も知らないことがあって勉強になるんです。最初は未海ちゃんになりきるのが結構恥ずかしかったんですけど、最近は未海ちゃんに変身することが楽しくなってきました」

Ｑ　普段から美容にはこだわる方？

「実はあんまり……。このアニメに携わってからコスメに少し興味がわくようになりました。普段はメイクもしないんです。小学生の時なんてメイク自体に全く興味がなかったから、この作品が小学生に人気だというのをきくと、やっぱり今ドキなんだなって思ってしまいます(笑)。でも高校に入ったら、ほとんどの女のコがメイクをしていて。目をバリバリ囲んでいる人もいるし。会話もメイクやオシャレの話で“○○の※※がカワイイ”とかすごく細かくいんです。そうなると私はよくわからないので、ただうなずいています(笑)」

Ｑ　いま真奈ちゃんが一番ハマッていることは？

「食玩です(笑)。小学5、6年生のころ、スーパーのお菓子売り場で見つけて1個買ってもらったら、全種類欲しくなっちゃって。和食シリーズとか洋食シリーズとか、シリーズが出てくる度に買っているので、飾るところがなくて今は大きな箱に入れています」

Ｑ　一度ハマるとどんどんのめり込む方？

「はい！　あと電卓も集めています。幼いころボタンを押すのがすごく好きで、お母さんに電卓を借りたらすごく楽しくって。押した感じとか、形とか、いろんなのが欲しいなと思って買い出しました。まだそんなに集めてはいないんですけど30個くらいあります。小学校を卒業するころにはレジスターが欲しくなっちゃって……いま自分の部屋にあります(笑)。近所に業務用のスーパーがあって、ザーッといろんなレジスターが並んでいる中から“これにする”って選んで。買ったころはよく打って遊んでいたんですけど、最近は一つの家具になってます(笑)」

Ｑ　ところで、真奈ちゃんのデビューのきっかけは？

「小学校1年生のころにお母さんがモデル事務所に入れてくれました。小さいころはものすごく人見知りで誰とも自分からはしゃべれなくて、それを直すために入ったんです。4歳でモダンバレエを始めたんですけどそれも人見知りを直すため。でも最初の頃は泣いてばかりだったらしくて“手を付けられなかった”って先生が言ってました(笑)」

Part2につづく…