原嶺衣奈 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「原嶺衣奈」

2011/04/08

『悲しいセリフは明るく言いなさい』と言われて、とまどいました

原 嶺衣奈
03年に『デ☆ビュー冬の特別オーディション』に合格して以来、女優として活動、最近は舞台での活躍が目立つ嶺衣奈ちゃん。今回、4月6日から上演の舞台『ハッチ2011』についての思いや意気込みを語ってくれました。



Q 今回の舞台『ハッチ2011』のストーリーを教えて!

原 嶺衣奈

原 嶺衣奈

「孤児院で育った男女の物語で、大人になってその孤児院の関係者が次々と殺されていくんです。出身者のなかに犯人がいるのではないかと、犯人探しが進んでいくんですが、最後に大きなどんでん返しが! サスペンスだけど、ヒューマンドラマの要素もあります」

Q その中で嶺衣奈ちゃんの役どころは?

「私はその孤児院の出身者の中の一人で、美容師の役なんです。今回ちょっと3枚目の役で、刺されても刺されても生き返ってくる役(笑)。演出の西澤(周一)さんからは、『嶺衣奈には普段とは違う役をやらせようと思った。3枚目を演じることで、新境地を開くことになる』と言われました」

Q 西澤さんとは昨年の『こもれびの中で2010』以来、2度目の顔合わせですね。

「はい。『こもれびの中で』の時はほとんど初心者で、1から教えていただきました。今回再会して 『芝居にニュートラルに入れるようになった』『シーンごとの空気にすぐに入っていける』とほめられたんです!『こもれび〜』のあとに出たの『OASIS』では、感情を爆発させる場面もあったのですが、恥ずかしさを捨てて、思いきる大切さを学びました。そういうのを経験して、はやく芝居に入っていくことができるようなったのかなと…」

Q 稽古が進む中で(インタビューは3月末)、特に苦心していることってある?

「すごく真面目なシーンのあとで、次の瞬間バカなことをやることもあるんですが、その切り替え、瞬発力を発揮するのが難しいです。ふざけている時のテンションそのままで真面目な芝居に持っていくと『違う!』と注意さます。 また演出家さんに言われた『悲しいセリフは明るく言いなさい』にはとまどいました」

Q それは難しそう!

「どういうことだろう?と思って。最初、悲しいセリフを、すごく感情を込めて悲しく言ってたんですそしたら『それは違う』と言われて…。『悲しいセリフをあえて明るく言うことで、お客さんに伝わるんだ』って。それが本当に分からなくて…。でも、他の役者さんのセリフで『私が死んで悲しむ人なんか誰もいない。だってみなしごだもん』というセリフがあるんですけど、それを明るく言う役者さんを観ていて、すごくせつなさが伝わってきたんですね。カラ元気な人を見て、心配になっちゃうのと同じなのかも。ああ、奥が深いなと思いました」

インタビュー・Part2へ続く



はられいな●1990年1月6日生まれ、東京都出身。イトーカンパニー所属。これまで舞台『こもれびの中で2010』『OASIS』などに出演。特技はフランス語。


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