ニュース
2019/12/21 16:35
ミュージカル等で活躍中の水田航生、29歳の誕生日に初の写真集を発売「30歳になったらバンジージャンプに挑戦したい」
現在上演中のブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season1をはじめ、舞台を中心に活躍中の俳優・水田航生が21日、都内にて初の写真集『Live』の発売イベントを開催した。
ゆかりの地・ソウルと東京で撮影された本作は、ナチュラルな姿からクールな表情まで多彩な"水田航生"を綴じ込めた写真の数々と、今まで明かしたことのないエピソードや想いを語ったロングインタビュー、さらには撮影密着からインタビュー映像までを収録したスペシャルDVDが1冊に収まった永久保存版。本人自ら名付け描いた写真集のタイトル"Live"という文字通り、生の姿をギュっと綴じ込めた1冊に仕上がっている。
水田は、高校生だった2005年に『デビュー』とアミューズ共催で実施した『第1回アミューズ王子様オーディション』でグランプリに輝き、2007年ドラマ『恋する日曜日第3シーズン』で俳優デビュー。その後、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』、『太陽』、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』などに出演。また、韓国ドラマ『となりの美男(イケメン)』に日本人留学生役で出演するなど、活躍の幅を広げており、2020年には、ミュージカル『ボディガード』、ミュージカル『四月は君の嘘』などへの出演が控えている。
念願の1st写真集発売ということで、「純粋に嬉しいです。10代の頃から芸能活動をしていて、周りの俳優仲間が写真集を出したりしているのも知っていましたし、僕のことを応援してくれているみなさんからも、『写真集出さないんですか?』という声も聞いたりしていたので。20代最後のタイミングでこうやって撮れたことが本当にありがたいなと思います」と心境を明かす。
出来上がった感想を聞かれると「思ったよりも素の自分が出ていたというか、今まで約10年間活動してきた自分の軌跡や自分のルーツを辿りながら、いろんな思いを馳せながら撮れたんじゃないかなと思います」と述べ、「撮影は楽しかったです。いい意味で、カメラを意識せずに、友達と旅行に行って、それを友達がカメラで撮ってくれたみたいな感覚で、ここでこういうポーズしてという指定とかもなく、その場で生まれた写真です」と撮影を振り返った。
お気に入りカットについては、緑が鮮やかな木々をバックに、白いセーターにメガネをかけたショットをセレクト。「韓国で撮影をしたあと、最後のほうに東京で撮影したカットなんですが、写真集の総括的な想いというか、韓国での旅や今までの10年間のことがフラッシュバックした瞬間だったんです」と明かし、「時間的にも夕方ですごく気持ちが良くて。そういうのも相まって、自分の表情的にも黄昏ていたり、いろんなものに想いを馳せている感じて、すごくそぎ落とされた風に見えたんです。いろんな力で固まっていたことがすごくゆるくなったことが体現できた写真だなと思います」とお気に入りカットに対しての想い述べた。
写真集のタイトル『Live』に込めた想いについては、「舞台を中心にやらせていただいているので、いろんなライブ感だったり、その場その場の瞬間って言うのを切り取って見ていただきたいという想いがあったので、そういう意味での"Live"」と語りつつ、「それと"Live"というこの文字は、生きる・住むというリブという意味もあって。韓国に3ヵ月住んでいたということもあり、それもリンクさせながら、これからもファンの方々と一緒に生きていきたいという想いも込めて、このタイトルにしました」と説明。
また、韓国での撮影の際、休憩時にホテルで仮眠していたらそのまま寝過ごしてしまい、集合時間に遅刻するというハプニングがあったことを明かした水田。「1時間休憩があったので、ホテルで寝ていたんですが、電話にもピンポンにもまったく気がつかなくて。マネージャーが何かあったんじゃないかと、マスターキーで入ってきてくれたんですが、それでもまだ寝ていて…」と苦笑いしつつ、「マネージャーが恐る恐る『水田さん、水田さん』って青ざめた顔で起こしに来てくれたのに、『あ、寝てたわ!すみません!!』って、僕はテンパりすぎて爆笑していたっていう。電話の着信も何回もあったみたいなんですが、ぜんぜん気づかなくて…すみませんでした!」と謝罪しつつ、「それほど心地よい撮影だったんでしょうね」と弁解し、笑いを誘う。
写真集の発売日の12月20日は、自身の29歳の誕生日でもあり、『誕生日当日の昨日はどんな風に過ごしたか?』と聞かれると、「ありがたいことに、今本番中なので、『ウエスト・サイド・ストーリー』のステージ上で迎えたんですが、そのあとはみんなで軽くご飯に行ったり、わりと日常生活を送った感じでした。友達や親戚から連絡を貰ったり、ありがたいなという感謝の想いに包まれながら過ごしました」と話し、「29歳は楽しく生きたい。笑って過ごす日が1日でも多く過ごせたらいいなと思う、29歳と1日目です」とニッコリ。
2019年も残りわずかということで、今年を振り返り「2019年の最初に、頭でっかちでいろいろと考えがちだった自分を取り払って、流れに身を任せるというか、そこまで考えずに、自分の感性を信じて、思うがままあるがままに生きたいなと思って。オンとオフの切り替えが上手になったのかなと」と述べ、「小さいことをあまり気にしなくなったし、それは年を重ねて大人になった部分なのかなと思います」と吐露。そして、2020年の抱負については「2020年は日本でオリンピックがあったり、いろんな祭典がある中で、エンターテインメントを担っている人間としては、そこをより盛り上げていきたいなという気持ちです」と力強く語る。
さらに、「30歳になったときには、バンジージャンプを飛ぼうと思っています。高いところは怖いけど、それを打破したい。30歳になった瞬間に、何かを叫んで飛びたいなと。何を叫ぶかは、この1年間で考えて生きていきたいです」と告白した。
【写真集概要】
水田航生 1st PHOTO BOOK『Live』
仕様:A4版・112頁・DVD(約60分)付
定価:2,990円+税
撮影:本多晃子
発売日:2019年12月20日(金)
発行:ワニブックス