奈緒 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「奈緒」

2020/10/09

「自分は無理かなとネガティブになることがあったとしても、怖がらずにやりたいことに挑戦してみてください」

奈緒

――料理人としての澪の成長を見ながら、幼馴染の野江とは会えるのか!?という気持ちの両方で惹き込まれる作品です。料理のほうでは、上方(関西)と江戸(東京)の食文化の違いも描かれていますが、奈緒さんは九州地方出身。食文化に関して、地元との違いを感じたことはありますか?

「すごくあります! 上京してひとり暮らしを始めてから自炊をするようになったのですが、習った通りに作っているのに全然、自分が知っている味にならなくて。“どうしてだろう!?”と思って、行き着いたのがお醤油の違いでした。九州のお醤油は関東に比べて、甘いんです。母に教えてもらった分量で同じように作っているのに、調味料で味がこんなに違うんだ!?と驚きました。そこに気づいて以来、実家で使っていたお醤油を取り寄せて、それで作るようになりましたね(笑)」

奈緒

――お醤油やお味噌は、各地方との違いが多そうですね。ちなみに、奈緒さんにとって、思い出のご飯、味というのは?

「筑前煮です。九州では“がめ煮”って言うんですけど、母の得意料理で、私も好きで最初に教えてもらったお料理なんです。年末年始には、お鍋いっぱいに作って、みんなで食べたり、おすそ分けしようって訪問するお宅に持って行ったりしていました」

――それが、東京で買ったお醤油の違いで味が違っていた料理ですか?

「はい(笑)。筑前煮もですが、お雑煮とかも、地方によって違うのでおもしろいですよね。うちの方のお雑煮は、すまし汁でした」

奈緒

――今年はこの『みをつくし料理帖』以外にも、ドラマや映画、CMに大活躍です。そんな奈緒さんが思う、女優というお仕事の楽しさについて教えてください。

「人への興味がとても強いほうだったので、それをお仕事として追求できるのは、すごく嬉しいです。役柄も含めて、いろんな方に出会う機会も多いですし、お芝居として、どんな人かを追求するのも楽しいなと思います。自分とかけ離れた役と出会えば、その人のことを役として理解しようとする。自分が経験しえなかったことを、まるで自分のことのように追いかけられるのも楽しいですし、やりがいがあります」

奈緒

――ジャンルも様々、役柄も本当に多岐にわたっています。

「25歳になって、いろんな先輩たち、素敵なスタッフさんたちに出会えているので本当にありがたいです。今回の現場にしても、育ててもらえる時間の貴重さ、芝居の奥の深さを改めて感じました。まだまだ、自分は未熟だなぁと。いろんな人に甘えさせてもらったり、失敗したり、恥をかいたりしながら思い切ってできる今の時間は、25歳の自分にとってはとても大切で、幸せに感じています。本当にいい機会を与えてもらって、感謝しかありません」

――“恥をかく”というのは、できれば避けたいと思ってしまいます。でも、恥ずかしい思いをすることも、お芝居には必要だと。

「お芝居には正解や失敗というのがないので、どこまでも挑戦できるんです。私は作品によって救われてきた側だったので、今はできるだけ自分をさらけ出して、作品に向き合いたい。たくさん失敗をしたとしても、それで作り上げた作品で、観てくれた誰かが救われるかもしれないから。なので、失敗は恥ずかしいことではないんです」

奈緒

――最後に、かつての奈緒さんのように、芸能界デビューを目標に頑張っている人たちに、メッセージをお願いします!

「誰かと何かを作り上げるのは、私にとってはとても楽しい、素敵なこと。自分は無理かな、ダメなところばかりだなとネガティブになることがあったとしても、怖がらずにやりたいことに挑戦してみてください。ここは、きちんと叱ってくれて、成長させてくれる大人がとても多い場所です。これから出会う人と過ごす時間を大切にしながら、どこかでお会いできる日を楽しみにしています!」

PROFILE

奈緒(なお)●1995年2月10日生まれ。福岡県出身。2018年にNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインの親友役に抜擢され、2019年にはドラマ『あなたの番です』でストーカー気質な役での怪演が話題を呼び、注目を集める。近年の主な出演作は、映画/『ハルカの陶』主演、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、『僕の好きな女の子』、『事故物件 怖い間取り』、『キスカム!〜COME ON,KiSS ME AGAiN!〜』。ドラマ/『まだ結婚できない男』、『やめるときも、すこやかなるときも』、『ダブルブッキング』、『竜の道 二つの顔の復讐者』、舞台『終わりのない』など。2021年には、映画『君は永遠にそいつらより若い』の公開が控える。

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Information

映画『みをつくし料理帖』
10月16日(金)全国公開

『みをつくし料理帖』

『みをつくし料理帖』©2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会

<story>
時代は享和二年の大坂。暮らし向きは違えども8歳の澪と野江は、まるで姉妹のように仲の良い幼なじみだった。「何があってもずっと一緒や」。
しかしそんな二人が暮らす大坂を大洪水が襲い、澪と野江は生き別れてしまう。それから10年後。大洪水で両親を亡くした澪は引き取られ、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」で女料理人に。野江は吉原にある遊郭で買い受けられ、幻の花魁・あさひ太夫と名乗っていた。澪が苦心して生み出した料理が、別々の人勢を歩む2人を再び引き寄せていく。

◆公式サイト:miotsukushi-movie.jp/

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