滝口幸広×井阪郁巳×土屋神葉 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「滝口幸広×井阪郁巳×土屋神葉」

2019/11/08

「演出の優ちゃんもみんなも、気付いていないんですよ。僕が、実は恋愛ものが得意だっていうことを!!」

滝口幸広×井阪郁巳×土屋神葉

――浅井長政を演じる滝口さんは、この舞台の“恋愛パート”を担っている部分もありますよね?

滝口「ついに、来ましたね! よく面白キャラとかポンコツキャラを演じているから、ファンの方からも『たっきーっぽい』とか『面白い』って言われることが多いんですけど、みんなね、気付いていないんですよ。僕が、実は恋愛ものが得意だっていうことを!! 今まであえて苦手なフィールドで勝負してきて、その中で結果を残してきましたが、一番得意なジャンルは“恋愛もの”なので、ようやく来たな!と思っています。演出の優ちゃんにも、『たっきー、今回けっこう真面目な役だけど大丈夫?』って言われて、“『大丈夫?』ってどういう意味だ!?”と。演出の優ちゃんでさえもわかってないんですよ、僕が本当は恋愛ものが得意だっていうことを」

――『能ある鷹は爪を隠す』って言いますからね。

滝口「そうですね。ただ、爪を隠しきったまま終わる可能性もありますけど(笑)。本番でも稽古でも、“今日はあまり上手くいかなかったな”って思った日に限って『今日、良かったよ』って言われたり、“今日は上手くいった!”って思った日に『今日はなんか微妙だったね』って言われたりするみたいに、僕自身は“良いラブシーンをやった”と思ったのに、翌日からそのシーンがカットになっているかもしれない(笑)。凰稀(かなめ)さんとの恋愛パートはもちろん、安西(慎太郎)が演じる織田信長との絡みもポイントになってくると思うので、そこは面白くやれればいいなと思います」

滝口幸広×井阪郁巳×土屋神葉滝口幸広

――みなさん今回が初共演ということですが、こうしてお話を聞いていると、すでにとても良い雰囲気ですが、お互いどんな印象ですか?

土屋「お二人とも、今日の取材が初めましてなのですが、すごく面白い方々だなと。僕自身、あまり人とコミュニケーション取るのが得意なほうではないのですが、いろいろとお話しをさせていただく中で、稽古場でもずっと笑っているんだろうなって思いましたし、とても楽しみになりました」

井阪「今日、駅を出た時に明治座の角で土屋さんに初めて出会って、『あ、今日取材ですね』って話をして、楽屋まで一緒に来ました。僕はけっこう人としゃべるのが好きなタイプなので、何か話題になることないかな?って思っていたときに、先日僕が出演した『妄想エレベーター』というショートドラマの第1弾に、土屋さんが出演されていて、ちょうど土屋さんのお芝居を観ていたことを思い出して。勝手に親近感が湧いて、いろいろと話しかけてしまったので、どう思われたのだろう・・・って。でも、とても優しそうな人だなという印象だったし、波長合いそうだなとも思いました。僕たち二人とも、特に何も無いのに、楽屋でずっと笑っていましたからね」

滝口「引かれていたんじゃないの?」

土屋「いやいや、ぜんぜんそんなことは無いですよ(笑)」

滝口幸広×井阪郁巳×土屋神葉井阪郁巳

井阪「滝口さんに関しては、今日初めてお会いしたとき、めちゃくちゃハンサムでクールな感じのお兄さんだなって思いました。でも、インタビューが始まった瞬間、めちゃくちゃボケるというか、面白い引き出しがあって、イケメンなのに芸達者ですごいなと。一緒に居て、安心感がありすぎてお兄さんというか、お父さんみたいな感じです」

滝口「お父さんっ!? まあ、10個も年齢違うからね(笑)」

井阪「この人には身を任せられるなと。僕の素をどんどん出していきたいなって思いました」

滝口「えっ!? まだ素じゃないの、それ? これ以上の素があるんだったら、ここまでで止めておいたほうがいいよ(笑)」

土屋「あははは!(笑)」

――滝口さんは、お二人に対してどんな印象をお持ちですか?

滝口「二人とも本当に素直だし、単純に素敵な人たちだなって思います。それぞれに個性があって、人柄も良いし、素直な子だなっていうのが話しているだけで伝わってくる。きっと舞台を見ている人たちって、芝居の上手い・下手というのもあると思うけど、やっぱり素敵な人に惹かれるという部分ってすごくあると思うので、今回の舞台に関しては、いろんなことを試せる場でもあるし、どんどん自分を出して、チャレンジしていってほしいなと。僕も稽古で二人がどんな芝居をするのか、すごく楽しみです」

滝口幸広×井阪郁巳×土屋神葉土屋神葉

――“祭”シリーズは、それぞれの役がありながらも、そこにご自身の武器や特技が反映されたりすることが多い印象があります。個性豊かなキャストが揃っている中で、“これだけは負けない!”というような、『自分の武器』は何ですか?

滝口「舞台上に出た瞬間のお客さんに舐められている感じっていうのは、きっとほかの誰にも負けないと思う! みんな、俺のこと小馬鹿にしているんですよ。毎回、そこは覆そうと対決するつもりで挑んでいるんですが、毎回舐められて終わるんです(笑)。なので、今回こそは、得意分野の恋愛パートで見せつけてやろうかと思っています!!」

井阪「今だから出せる、いろんなものが詰まったエネルギーかな。みなさんももちろん向上心はお持ちだと思うんですが、僕はこの中のキャストでいったら、経験値もまだまだですし、だからこそ、スポンジのような吸収力や伸びしろがあるんじゃないかなと思うので、頑張ります」

土屋「自分の武器って、なんだろうな……。まだ自分の武器といえるようなものが、何なのか定かじゃないので、今回の稽古や作品を通して、自分の武器は何なのかを見つけていきたいなと思います。必死に頑張って、みなさんに喰らいついていきたいと思います」

滝口幸広×井阪郁巳×土屋神葉

――では最後に。芸能界デビューを夢見る読者に向けて、みなさんが思う『夢を叶えるために大切だと思うこと』を教えてください。

井阪「諦めずにやり続けることが大事だと思います。僕自身もそうやってきたので。あとは、強く想い、願うこと。僕はモヤモヤしたときに、よく神社に行ってお参りするんですが、そうすると気持ちがスッキリしたりするんです」

滝口「僕も昔、高校生の頃に『デビュー』を読んでいたんですけど、大切なのは勢いでも良いからやってみることだと思います。迷ったらとりあえずやってみる。あと、どんなことにおいてもそうだとは思うんですが、全部が楽しいことなんてないと思うんです。楽しい仕事もあれば、楽しくない仕事もある。でも、その苦しい中にもどこか楽しさはあったりして、たとえば、その仕事自体は楽しくなくても、そこにいる人たちとの人間関係が楽しいとか、なんでも良いから1つでも楽しいと思えることがあるなら辞めないほうがいいのかなと。全部が楽しくなくなったら、辞めていいと思う。僕のおばさんが、映画のプロデューサーをやっていて、その人から『3回挫折したら辞めていい』って言われたんですけど、3回目の挫折ってなかなか来ないんですよね。なぜかというと、どんどん記憶って書き換えられるから。2回目の挫折を味わったとき、振り返ると今回の挫折のほうがつらかったし、1回目の挫折なんて挫折じゃないなって思えてくる。だから、そういうことなのかなって思っています」

土屋「僕自身もまだまだ夢を追いかけている立場なのですが、心が折れてしまってはどうしようもないので、頑張りすぎない程度に楽しみながら夢に向かっていけたらいいのかなと思います。自分の好きなことに対しては、いろんなかかわり方があると思うので、一緒に頑張っていきましょう!」

PROFILE

滝口幸広(たきぐち・ゆきひろ)●1985年5月29日生まれ、千葉県出身。スターダストプロモーション所属。近年の主な出演作は、テレビ東京『フォーカード』、NHK『あさイチ』(不定期出演)、映画『AI探偵』など。ミュージカル「青春‐AOHARU−鉄道」コンサートRails Live2019など。2020年1月〜3月には、「MANKAI STAGE『A3!』〜AUTUMN 2020〜」への出演が控える。

井阪郁巳(いさか・いくみ)●1996年2月3日生まれ、奈良県出身。キューブ所属。2011年『第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』準グランプリ&マキシム賞受賞。主な出演作は、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 忍足侑士役、フォトシネマ朗読劇「最果てリストランテ」、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ)クオン役、『妄想エレベーター』(読売テレビ)第6話など。

土屋神葉(つちや・しんば)●1996年4月4日生まれ、東京都出身。劇団ひまわり所属。主な出演作は、NHK 大河ドラマ『龍馬伝』、ミュージカル『マリーゴールド』、『映画刀剣乱舞-継承-』、『バンブルビー』(日本語吹き替え)、アニメ『ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校』(声優)、アニメ『ボールルームへようこそ』(声優)、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(声優)など。

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Information

る・ひまわり×明治座 年末“祭”シリーズ
『明治座の変 麒麟にの・る』
2019年12月28日(土)〜31日(火)明治座

演出:原田優一
脚本:赤澤ムック
出演:平野良(W主演) 安西慎太郎(W主演)/
神永圭佑、木ノ本嶺浩、滝口幸広/
井阪郁巳、松田岳、小早川俊輔、吉村駿作、土屋神葉/
林剛史、谷戸亮太、川隅美慎、二瓶拓也、井深克彦、中村龍介/
加藤啓、内藤大希(Wキャスト)・原田優一(Wキャスト)、椿鬼奴/
辻本祐樹/粟根まこと/凰稀かなめ(特別出演)
【日替わりゲスト】
多和田任益、佐藤貴史、佐奈宏紀、永田崇人、永田聖一朗、近藤頌利、杉江大志、山崎大輝

『明治座の変 麒麟にの・る』

2011年より、演劇製作会社「る・ひまわり」と創業140年を超える老舗大劇場「明治座」がタッグを組み、歴史ものをテーマに上演を続けてきた、年末“祭”シリーズ。
今年のテーマは、日本の歴史上、最も有名にして最も謎が多いとされる“本能寺の変”を、今まで見たことがないトンデモ設定の新たな物語として描く。主人公は、重大な秘密を抱えた明智光秀と織田信長。「明智光秀はなぜ織田信長を討ったのか?」“本能寺の変”最大の謎に迫まる。
この“祭”シリーズは二部構成で、第一部がお芝居・第二部が史上の人物に扮した俳優たちがアイドルユニットを結成してショ―を行う、という明治座の商業演劇スタイルで上演。今年も新たなユニットが誕生し、多様なコンテンツ盛りだくさんでお届け!

公式サイト:https://le-hen.jp/

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