佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利」

2018/11/08

「武田軍がまさかこんなにもまとめきれない人たちがいるというのは、ちょっと不安な気持ちです(笑)」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利 撮影/mika スタイリスト/中村剛

演劇製作会社「る・ひまわり」と老舗大劇場「明治座」がタッグを組み、歴史ものを上演し続けてきた、年末恒例“祭シリーズ”。今回は佐奈宏紀と内藤大希がW主演を務め、第一部では、武田晴信(のちの信玄)と山本勘助を軸にした青春友情物語「風林火山をす・る」を上演し、第二部ではオリジナルユニットによるショーという2部構成で上演される。稽古開始に先立ち、『Deview/デビュー』では、佐奈と内藤のW座長に加え、永田聖一朗、松本岳、近藤頌利の武田軍キャストにインタビュー。

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利佐奈宏紀

――昨年、祭シリーズに初参加された佐奈さんと内藤さんが、今回ではW主演を務められます。前回出演された際の印象と、今回、座長として出演が決まった想いをお聞かせください。

佐奈宏紀「初めて去年出させていただいたとき、出演者のみなさんが、本当にお芝居が大好きで、一人一人が自身の役に真摯に向き合って、みんなで必死に試行錯誤しながら作っている姿を近くで見させていただいて。正直、前回はいろんな方に助けていただいて、甘えに甘えてなんとか形になったという印象があって、ちょっと悔しい部分もあったんです。そんな中で、今年こうやってまた選んでいただけたので、僕の中ではリベンジという想いもあって。まだまだ僕は完全に認めてもらいえてないのかな?と感じる部分もありますし、この一年でいろいろな作品を経験させていただいて、僕も変わったと思っているので、改めて、みなさんにその成長をみせられたなと思っています」

内藤大希「僕も昨年出演させていただいて、祭シリーズは、いろんなエンタメ要素が詰まっていて、年末らしい盛り上がりもありつつ、真面目にお芝居をするところはするという面白さを経験しました。ただ、普段の役者の仕事とは違った部分もあって、本人の技量をすごく試されている感じを受けました。自分自身も楽しみながら、なおかつ各々が自分の武器を使ってお客さんを楽しませるのが、この作品の魅力なのかなとも思いました。そんな中、去年一緒にやった佐奈と今回主演をやらせていただくということで、みなさんの期待を裏切らないためにも、しっかりとしたものを作らないといけないなと。責任重大だなとも感じていますが、全力で頑張っていきたいなと思っています」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利内藤大希

――永田さん・松本さん・近藤さんは、祭シリーズ初参加ですが、出演が決まった際の率直な思いを教えてください。

永田聖一朗「出演が決まったときは、年末を舞台で過ごせるということが単純に嬉しいなと思いました。前回の公演のDVDを観させてもらったんですが、みなさんすごく自由にやられていて、楽しそうだなという印象を受けました。それと同時に、歴史上の人物を演じるということで、事前にしっかりと勉強して演じていきたいなとも思っています。僕が今回演じる武田信繁は、“兄にヤンデレ”という設定なんですが、信繁の生き方としては、兄とは覇権争いをする状態でも兄のことを慕っていて、陰で努力するタイプの人間ということで、信繁の生き方とかを研究して役作りにつなげていきたいなと思っています」

松本岳「今回出演させていただくのは初めてなんですが、以前、祭シリーズに出演したことがある役者仲間から、いろいろと噂は聞いていて。芝居の部分はしっかりとありつつも、エンタメ要素がいっぱい詰まっている作品だということで、僕自身、年末に舞台をやることも初めてなので、すごく楽しみです。そして、なによりも今回、事務所の先輩である加藤茶さんが出られるので、大先輩の胸を借りるつもりで、一生懸命励んでいきたいです」

近藤頌利「さて。僕がトリになりましたね!」

内藤「自分でハードル上げるパターン?(笑)」

佐奈「期待値がだいぶ上がりましたけど」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利永田聖一朗

――では、満を持して。近藤さん、お願いします。

近藤「“本気でバカをやる”っていうのは僕にとってもってこいの舞台だなって思いました。24年間、バカをやり続けてこういう大人になったので、ここでそれを発揮できるんじゃないかと。それと年末ということで、3月31日……いや、違った!! 12月31日の日付が変わる瞬間に仕事をするっていうのが初めてなんです。僕、本当にくだらないんですけど、毎年、絶対にカウントダウンの瞬間はジャンプをしていて。小学生とかがよくやるじゃないですか?『俺、今地球上にいなかった』とか言って。それを今年できるのかな?と思いつつ、舞台上でこっそりやろうかなとは思っています。僕の年末のルーティンが崩れるかもしれないなと思っています……っていう冗談はさておき」

内藤「ちょっと待って!! 面識があまりないから、どこまでが冗談か、全然わからないんだけど(笑)」

松本「全部冗談なんでしょ?」

永田「このトーンで冗談とかヤバくないですか?(笑)」

近藤「今のは半分くらい冗談です(笑)。このトーンでずっと嘘ついたりするんで、お気をつけください!」

佐奈「えっ? 急に警告された(笑)」

近藤「本気でバカをやるという部分に関しては、ガチでやっていきたいなと。役の設定で『ハイスペックな忍び男子』となっているんですが、本番前までにスペックを極めておきます。頑張ります!!」

内藤「冗談じゃなくなった途端、急にコメントが浅くなったけど(笑)」

松本「冗談のほうが長いっていうね(笑)」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利松本岳

――(笑)。さきほど、内藤さんのお話にもありましたが、祭シリーズは、それぞれの役がありながらも、そこにご自身の武器や特技が反映されたりすることが多い印象があります。台本が上がってない現段階ではありますが、みなさんご自身の武器・特技をどんな風に役に反映させていきたいですか?

内藤「僕が演じる山本勘助は、“陰と陽”で言ったら“陰”のタイプなんですよね。ネガティブな思考とか吐き出せないものって普段でもあると思うんですけど、こういった役柄は僕自身あまり演じたことがないので、自分の中でも挑戦という意味で楽しみではあります」

佐奈「僕はいろんな先輩方から『佐奈は人を幸せにできる』って言われることが多いんです。僕自身はそんな自信とかはないんですけど、僕の芝居を観て“元気になりました”とか、“生きる希望が湧いてきました”っていうお手紙やコメントをいただくことも多くて、もしかしたら、僕にはそんな力が秘められているのかもしれないって思うこともあって。最近もいろんな先輩たちからそういうことを言われるんですけど、僕は『良くも悪くも裏表がない』と。楽しいときは楽しいし、イライラしているときは顔にそれが出ちゃったり、自分の気持ちに素直なのかなと思うんですが、そういうのを武田晴信に反映できたらいいなと思っていて。相方となる山本勘助は、闇を抱えた状態からスタートすると思うので、その分、僕が演じる信晴が明るさで引っ張っていけたらと。それと観に来てくださるお客さんも幸せな気分にできるようなお芝居ができたらいいなと思っています」

松本「僕が演じる高坂弾正は『純粋無垢な農民』という設定なので、そこまで特徴はないのかなとも思っているんですけど……。純粋無垢という部分に関しては、僕自身も言いたいことは言っちゃうタイプだし、人に対してもあまり嘘をつかないタイプで、自分の気持ちに正直な部分があるので、そういう意味では純粋無垢につながる部分もあるのかなと。あとは台本あがり次第ではありますが、どこかで必要とされているから、ここに選ばれたのかなとも思うので、芝居の中で何かのきっかけになれたらいいなと」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利近藤頌利

――永田さんは先ほどもおっしゃっていましたが、佐奈さん演じる晴信の弟・信繁を演じますね。

永田「“兄にヤンデレ”っていう設定なんですが、ヤンデレっていうのがあまりよくわかってなくて……。形だけでやるのは嫌なので、そういうタイプの人物を見つけて参考にして作っていけたらとは思っています」

内藤「普段は甘えん坊タイプ?」

永田「いや、そんなに甘えないです。でも、どうなんだろう。年上の人にはそうやっておけばいいのかなっていう部分はあるかも」

内藤「そうやっておけば??」

佐奈「一番したたかなタイプだ!」

松本「腹の底が一瞬見えたね。年上には甘えておけばいいと(笑)」

永田「違います!違います!! 間違えました。今、語弊がありました!」

松本「大丈夫だよ、可愛いから」

永田「すみません!!(笑)。でも、兄にヤンデレって、どういうことなんですかね?」

松本「ある意味、兄に対して劣等感があるのかもね」

佐奈「あ! 身近に参考になる人いましたよ!! かっちさん(諏訪姫役の井深克彦)って、ヤンデレじゃないですか?」

松本「確かに。言われてみれば、ヤンデレかも」

内藤「佐奈にはデレッデレだもんね」

佐奈「たまに『最近会ってくれない!!』って言ってきたりするんだよね」

永田「なるほど〜。稽古場で観察して参考にさせていただきます!」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利

――近藤さんは『ハイスペックな忍び男子』真田幸綱役ということですが。

近藤「またまた大トリがやってきましたね!」

内藤「また自分からハードル上げてる(笑)」

近藤「僕、実はスポーツ万能なんです。サッカー以外のスポーツはなんでもできるんですよ。あ、これは真実ですよ!」

一同「(笑)」

内藤「サッカーは苦手なんですね?」

近藤「サッカーは難しいんです。僕、足がちょっと、お長いので。先まで神経が行き届かないんですよね」

松本「そんなことある?(笑)」

近藤「と言いつつ、最近はフットサルやることが多いんですけどね(笑)」

松本「それもまた冗談でしょ?」

近藤「いやいや、今は真実しか言ってないです。嘘つき男って思われたら嫌なんでね!」

佐奈「いや、自分が撒いた種!!(笑)」

近藤「ハイスペックと言いつつも、僕らしさを出すにはちょっと変な奴じゃないとダメだなって思っていて。僕、うすうす気づいているんですよ、自分が変な感覚を持っているって。小学3年生くらいからずっと『変わってるね』って言われ続けてきていて。それって誉め言葉だと思っていたんですけど、今でも言われるので、“あ、自分は万人が見て、ちょっと変わってるんだ”と思い始めています。なので、ちょっと変な部分もみせられたらなと。だって、そんなにハイスペックな人間っていないじゃないですか?」

――天才と変人は紙一重って言ったりしますからね(笑)。

内藤「ちなみに、近藤くんは何をしているときが一番カッコイイの? 歌とかお芝居、ダンスとか……」

近藤「近藤頌利は、パッションです!!」

一同「はははは!!(爆笑)」

佐奈「新たな選択肢が出てきた。気持ちが一番なんだ(笑)」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利永田聖一朗×佐奈宏紀×近藤頌利

――なるほど(笑)。非常に個性豊かなキャラが揃った武田軍ですが、座長のお二人はどのようにチームワークを深めていきたいと思っていますか?

佐奈「武田軍としてまとめなきゃいけないなって思っていたのは、四天王のみなさん(滝口幸広、兼崎健太郎、KIMERU、中村龍介)だったので、まさかこんなにまとめきれない人たちがいたのかって思うと、ちょっと不安な気持ちです(笑)」

内藤「武田軍、全員くせ者だったね(笑)」

近藤「あ、なんかコメントまとめられなくて、すみません!!」

佐奈「いや、そういうことじゃないんです。もう、ほら……これどうしたらいいか、わからないもん!!(笑)。前回の真田軍は、宮下雄也さんや龍介さんがみんなをまとめてくださっていたので、若手キャストは基本、周りを見ずにやっていたんです。舞台上でもスベるときはみんなスベるみたいな感じだったんですけど、今回は誰がそのポジションを担ってくださるのか……。(内藤に向かって)ど、どうしますか?」

内藤「でも、きっと四天王のこの4名が助けてくださるんじゃないかなって思う。たぶん、KIMERUさんとか先輩方がまとめてくれそうな気もするし、たっきーさん(滝口)もさっきの取材で頌利くんのこと気に入っていたから(笑)。プライベートも含めて、いろいろと補ってくれる先輩たちがいるから、大丈夫だよ」

佐奈「そうですね。大丈夫ですね、きっと!!」

――第二部のショーでは、TONO&KERAI、キツツキション、GIRIGIRIN(ギリギリーン)の3組による『KAI ROCK FESTIVAL』が開催されます。

佐奈「僕らTONO&KERAIは、キラッキラなスーパーアイドルです。今大人気のアイドルユニットを彷彿とさせるような感じで、あの真ん中に自分が立てるのかという楽しみと、全面にキラキラな感じを出すということで、とことんカッコつけてやろうかなと。投げキスやウインク、王子様っぽいような仕草をすべてやりつくして、お客様を魅了できたらと思っています。なので、美を磨きたいなと思っていて、今、左足だけ脱毛しています!」

内藤「いやいや、左足だけって変わり者すぎるでしょ!!(笑)」

永田「僕もTONO&KERAIの楽曲を聞いたときに、すごくキラキラしているなって思いました。PVも撮影するということで、こういうアーティストっぽいお仕事をしたことがなかったので、すごくワクワクしています。第二部のショーではお客さんとも一緒に盛り上がれると思うので、第一部のお芝居とはまた一味違った楽しさが感じられるんだろうなと、すごく楽しみです」

近藤「僕もエンターテインメントが大好きなので、TONO&KERAIでのライブはすごく楽しみです。ただ、僕はプリンスには似つかわしくないゲテモノのようなタイプなので、正直、投げキスとかウインクとかすごく苦手なんです。なので、僕にとっては第一部の芝居よりも第二部のショーのほうが大変だなと感じていて……。あ!でも、学生時代にゴミ収集車でアルバイトしていた経験があって、そこでは『プリンス』って呼ばれていました!」

内藤「ゴミ収集車のプリンス?(笑)」

近藤「そう! 上はタンクトップで、下は作業着で走り回って、日焼けしていていたんですが、周りから『プリンス』って呼ばれていたので、それが発揮できるかも! もしかしたら周りのみなさんとはカラーがちょっと違うかもしれませんが(笑)』

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利内藤大希×松本岳

――どんなキラキラアイドルになるのか、楽しみです(笑)。一方、内藤さん、松本さんたちの『キツツキション』はいかがでしょう?

内藤「カンスケとカンスケ応援団による5人組なんですが、キツツキションのメンバーでもある加藤啓さんが作詞されていて。世界観はまんまで、軍師を応援したい人による応援歌っていう感じです。言っていることはよくわからないんですけど、とにかくシュール(笑)。こういう楽曲を歌う機会ってなかなかないので、レコーディングは新鮮で楽しかったです」

松本「歌はほとんど内藤くんがメインで歌っているんです。みなさんご存知の通り、内藤くんはすごく歌が上手くて、そこに僕らが『カンスケ、いいね』って言いまくる楽曲です。ただただ応援しているような曲なので、僕らは少しでも内藤くんのフォローができたらなと思っています」

――ここにいる方以外にも本当に個性豊かなキャストが揃った舞台ですが、本公演で楽しみにしていることは?

内藤「前回出させていただいたときに、加藤啓さんが稽古期間の関係もあって、あまり出番が多くない役柄だったんですが、出てきたときの爪痕の残し方がえげつなくて(笑)。そのポジションって、演出家さんやプロデューサーさんも含め、みんなが信頼しているからこそ、そのポジションなんですけど、どんな設定になっても自分の存在感や爪痕を残せるってすごいなと。啓さんが出てくると舞台上が啓さんの独壇場になるんです。本当にそれが強烈に印象に残っているので、今回どんな感じの役のキャラクターを演じられるのか、すごく楽しみです」

佐奈「祭シリーズって、いろんな方と出会えるのがとても楽しいんです。前回、松村雄基さんとご一緒させていただいたんですが、まさか松村さんと共演できるなんて思ってもみなかったですし、やっぱりオーラとかお芝居とかすごく迫力もあって、プライベートでも真田軍としてたくさん助けていただいて。それに、加藤啓さんもそうですが、みなさん“これが自分の武器だ”っていうものを全面に出してやっていて。そういうところは僕にはなくて、前回は必死に盗もうとしたけど、盗み切れなかった。今回はまだ一緒にお芝居をやったことのないキャストの方々も増えているので、そんな方々の武器をまた新たに見られるというのは楽しみです。みなさんのスペックを観察して盗めるものは盗んで、自分に取り込んでいけたらと思っています」

松本「僕も共演したことがない方がけっこういらっしゃるので、それはすごく楽しみです。あと、この前の舞台で一緒だった内藤くんが主演なので、また一緒にできることもそうだし、同じ武田軍なのも楽しみ。高坂弾正を演じるにあたっては、本筋は崩さずにその中で自由にやりたいようにやってみようかなと。きっとアドリブも多いだろうから、頑張って付いていきたいなと思います」

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利

永田「僕自身未熟ですし、周りには先輩方しかいないので、みなさんの良さや技量をどんどんこの舞台で盗んでいきたいです。今回、やったことのない役柄でもあるので、そこは新たな挑戦だなとも思っています。あと個人的には、松村優とはミュージカル『テニスの王子様』でゴールデンペアというコンビでずっと一緒にやってきた仲なので、再び共演できることがすごく嬉しい。今回はそのときの関係性とは違うので、また新しい関係性で、優とお芝居できることが楽しみです」

近藤「僕は人が笑っている姿を見るのがすごく大好きで。それと将来、飛び道具のようなポジションの役者を狙っているので、今回、いろんな役者さんの芝居を見てそういうのを盗むチャンスだなと思っています」

松本「…・・・っていうのは、冗談で?」

一同「(笑)」

近藤「これが冗談だったら、もう誰も僕のことを信じないじゃないですか(笑)。あとは僕も初共演の方々が多いので、みなさんと仲良くなれたらいいなと。ここにいる4名に関しては、客席から観たことのある方々ばかりで、今共演している人たちからいろいろと『こういう人だよ』という話を聞いているので、その答え合わせをしていったら面白いかなと。みなさんいい人だという噂は聞いているので、仲が深まるにつれて、掘り下げていけたらなと。僕、友情っていう言葉が好きなので、仲を深めていきたいです!」

松本「これは、絶対冗談だね(笑)」

佐奈「うんうん(大きく頷く)」

近藤「いや、本当ですよ!!(笑)」

――では最後に、主演のお二人から本作への意気込みをお願いします。

内藤「今回から新たに加わるキャストの方々もたくさんいらっしゃる中、今までのことを引き継ぎつつも、新しい挑戦として僕らが主演に選ばれたと思っていて。新しい風を吹かせて、この舞台を盛り上げるとともに、今までのファンの方の期待も裏切らないような公演にしたいと思っています。精一杯頑張りますので、よろしくお願いします!」

佐奈「今回、座長に選んでいただきましたが、僕は周りやファンの方が思っているほど器用ではなくて。いろんなものを背負ってやるというのは、僕の性格上、得意なほうではあまりないんです。ですが、舞台上ではお客様をはじめ、スタッフのみなさま、そして取材等で関わってくださった方々に、感謝の気持ちを100%伝えられたらなと思っています。ぜひ、劇場へお越しください!!」

衣装協力/【佐奈】ロングシャツ¥23000/エゴトリッピング(エゴトリッピング)、フード付きパーカ¥12,500、パンツ¥17,000/共にグラム(グラムトウキョウ)、【内藤】セーター¥21,000 /グラム(グラムトウキョウ)、オーバーオール¥36,000/AG by EXPERIMENT、【永田】トップス¥13,000、パンツ¥22,000/共にイロコイ(イロコイ)、ベスト¥36,000/STOL(藤原慎太郎事務所)、松本】トップス¥12,500/グラム(グラムトウキョウ)、ジャケット¥21,000、パンツ¥23,000/共にエゴトリッピング(エゴトリッピング)、【近藤】シャツ¥27,500/PROPA9ANDA/GARROT、カーディガン¥26,000/lot holon( wjk base)、パンツ¥27,000/AG by EXPERIMENT
PROFILE

佐奈宏紀(さな・ひろき)●1997年2月25日生まれ、愛知県出身。サンミュージックブレーン所属。2013年にドラマ『幽かな彼女』でデビュー。2015年〜16年にかけて、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンにて、青学(せいがく)・海堂薫役を演じる。主な出演作は、ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』、舞台/『パタリロ!』『犬夜叉』『Fate/Grand Oder』など。現在、ドラマ『妖怪!百鬼夜高等学校』(BS日テレ)に出演中。今後は、2019年2月・3月上演予定の舞台、春の修学旅行「妖怪!百鬼夜高等学校」〜一条通と付喪神〜への出演が控えている。

内藤大希(ないとう・たいき)●1988年2月18日生まれ、神奈川県出身。SUI所属。幼少時よりミュージカルやストレートプレイなど様々な舞台で活躍。近年の主な出演作は、舞台/『KING OF PRISM‐Over the Sunshine!-』、ミュージカル「Dance with Devils〜Fermata(フェルマータ)〜」、オリジナル・ミュージカル『DAY ZERO』、『野球』〜飛行機雲のホームラン HOMERUN OF CONTRAIL〜、『若様組まいる〜若様とロマン〜』など。今後は、2018年11月上演のWilliam Shakespeare 音楽劇『Love's Labour's Lost』に出演するほか、2017年に引き続き、2019年4月から上演される、ミュージカル『レ・ミゼラブル』(マリウス役)への出演も控えている。

永田聖一朗(ながた・せいいちろう)●1998年7月9日生まれ、静岡県出身。SUI所属。2016年にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの青学(せいがく)9代目・菊丸英二役でデビュー。今年5月に同作品を卒業後、舞台『野球』〜飛行機雲のホームラン HOMERUN OF CONTRAIL〜、『モブサイコ100〜裏対裏〜』に出演。10月に上演された舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These 』では、ラインハルト・フォン・ミューゼル/ローエングラム 役で主演を務めた。(次回2019年5月〜6月に東京・大阪にて上演決定。)今後は、2019年2月上演の舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-』(ティエリア・アーデ 役)への出演が控えている。

松本 岳(まつもと・がく)●1993年4月8日生まれ、富山県出身。イザワオフィス所属。2013年に月曜ミステリーハンター『名もなき毒』で俳優デビュー。2015年に『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(テレビ朝日系)に加藤・クラウド・八雲 / アオニンジャー役で出演し、注目を集める。近年の主な出演作に、ドラマ/『キャリア〜掟破りの警察署長〜』、『御茶ノ水ロック』、映画/『帝一の國』、『岡野教授の千年花草譚』、舞台/『ジョーカー・ゲーム』、『モブサイコ100』、『御茶ノ水ロック-THE LIVE STAGE-』、舞台『野球』〜飛行機雲のホームラン HOMERUN OF CONTRAIL〜など。2019年2月上演の舞台『私のホストちゃんTHE PREMIUM』への出演が決定。

近藤頌利(こんどう・しょうり)●1994年4月12日生まれ、大阪府出身。ワタナベエンターテインメント所属。2014年に劇団Pacth3期生のオーディションに合格し、Patch stage vol.6『SPECTER』でデビュー。近年の主な出演作に、舞台/ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、平成29年度演劇鑑賞会 劇団Patch特別公演『大阪ドンキホーテ 〜スーパースター Patch ver.〜』、『駆けはやぶさ ひと大和』、『おおきく振りかぶって 夏の大会編』など。現在上演中の舞台、Patch stage vol.12『ボクのシューカツ。』に出演中。2019年には、舞台『メサイア トワイライト-黄昏の荒野-』(2月〜3月に東京・大阪で上演)への出演も決定している。

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Information

『歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭』
東京公演:2018年12月28日(金)〜31日(月)明治座
大阪公演:2019年1月19日(土)梅田芸術劇場メインホール

『歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭』

2011年より、演劇製作会社「る・ひまわり」と創業140年を超える老舗大劇場「明治座」がタッグを組み、歴史ものをテーマに上演を続けてきた、年末恒例“祭シリーズ”。このシリーズでは、忠臣蔵・源義経・阿弖流為・・・など、歴史的にも有名な人物や物語を題材に、小劇場・ミュージカル・映像など様々な畑から【つわもの】俳優たちが集結し、笑いあり、歌あり、踊りあり、涙ありの歴史エンターテインメントを上演するだけでなく、舞台上でそれぞれの代表作や特技を持ちネタ化したようなパロディなど、盛りだくさんな、時代劇異種格闘技戦舞台となっている。
今回も伝統ある商業演劇スタイルに則って、第一部ではお芝居、そして第二部ではオリジナルユニットによるショーの2部構成で上演。今年の第一部の演目は『風林火山をす・る』と題して、戦国最強軍隊と謳われた武田軍が、いかにして誕生したのか。武田晴信(のちの信玄)と山本勘助の運命の出会いから描く、戦に生涯をかけた男たちの青春友情浪漫活劇。

Present

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利 サイン入りポラを1名様にプレゼント!

佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利

【応募のきまり】
件名:佐奈宏紀×内藤大希×永田聖一朗×松本岳×近藤頌利 サイン入りポラプレゼントと明記し、本文:[名前]、[年齢]、[都道府県]、[インタビューの感想]、[今後インタビューしてほしい人・要望]を記入して、下記メールアドレスに送信して応募。

【応募メールアドレス】
deview-oubo@oricon.jp

【応募締切】
2018年11月21日(水)23時59分まで。

※抽選の上、当選者のみにメールでご連絡いたします。当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

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