新舛有紀 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「新舛有紀」

2016/08/30

「こんなにCMの仕事に関わるなんて思っていませんでしたが、すごく面白い世界です」

新舛有紀

ヒラタオフィスの新人部、フラッシュアップに所属する新舛有紀さん。実は、サントリー「C.C.スポーツ」や、ジョンソン・エンド・ジョンソン「リステリン」など、様々なCMで印象的な表情を見せる、ネットで密かに話題のCMクイーンなのだ。清潔感のあるキャラクターと整った口元、美脚を持ち、オーディションに強い女優、新舛さんの魅力に迫った。


新舛有紀
デビュー読者にとってはCMに出るのも一つの夢なんですが、CMのオーディションってどんなふうに行われているのか、知りたいと思うんです。
「C.C.スポーツの場合は事前に大まかな構成案をいただいていて、オーディションではCMの一連の流れを相手役の方と一緒に演じました。実際のCMでは松岡修造さんと一緒に演じさせていただく感じになり、とても嬉しかったです! 現場では色々な演出のオファーがあるので、要求にどのくらい対処できるか?というのがとても大事だと思っています。本番は、事前にイメージトレーニングをしていくんですが、予想外のことがたくさん起こるので、対応できる瞬発力も大切だと思います」

新舛有紀
オーディションの前にはかなり準備していくんですか?
「はい。オーディションの前に家でもある程度練習します。あと、スポンサーさんのホームページをよく見たり、その商品の過去のCM を見てみたりします。監督さんの情報があれば、過去の作品を観て、どういう人が求められているのか? をなんとなく掴んでいきます。この商品、この監督なら元気で爽やか、これなら清潔な感じ、とか」
リステリンのCMではフードファイター役で、すごい食べっぷりですね。
「かぶりつくのは結構大変でした。監督からは“歯を見せるように”って言われたんですが、普段しない食べ方なので難しかったです。特に氷を食べるシーンは頑張りました。歯が丈夫でよかったです(笑)」
今目の前で見ていても本当に歯が綺麗です。
「昔から歯並びは良くて、母が昔から気を付けてくれていましたので。両親に感謝しています!」
オーディションで歯並びを見られたりもするんですか?
「多分、歯並びが重視される場合もあると思います。でも私、本当にかぶりつくCMが多いんですよね。食べるのは好きなので嬉しいですけど(笑)」

新舛有紀
いままで演技の勉強をしてきたことが、本番で活きたことは?
「事務所に入った当初は、演技も全く分からない状態だったので、発声に始まって演技の基礎から応用まで、しっかりと教えてもらいました。ビデオカメラを使ったレッスンで、初めて自分の演技を観たとき、予想外に瞬きが多くて、黒目が動いていて。そういった改善点を見つけては直すようにしたことが、顔のアップもあり、目の演技が大事なCMで特に役立ちました。レッスンも最初の頃は怒られて、泣きそうになったりしていましたが、私のためを思って言ってくれていたし、そのおかげで成長できたので感謝しています」
この仕事を始めたきっかけは?
「芸能界は自分とはかけ離れた世界だと思っていたんですが、街でスカウトをされたりするうちに、だんだんと意識するようになりました。その中でも、いろんな人を演じることで、人を楽しませたり、心を動かしたりできる俳優という職業にすごく魅力を感じました。そんなときに、父が雑誌の『De☆View』を買ってきてくれて。私は宮アあおいさんが大好きで、所属事務所のオーディションがあるからって教えてくれて、それを受けて今に至ります。だからDe☆Viewがきっかけなんですよ!」
新舛有紀
憧れの人が所属する事務所に応募して、その新人部に合格できたのは運命的ですね。
「以前から、宮アあおいさんが出演していたドラマ『篤姫』とか『純情きらり』を観て憧れを持っていました。家族には何でも話すので、父が勧めてくれて。でも事務所に入るなら変なところでは困るし、芸能界に詳しくもなかったので、スカウトされるよりも、自分が入りたいと思った事務所に応募してオーディションに合格して入りたいと思ったんです。まあ、受かる自信はありませんでしたけど、今思うと当時はポワーッとしてたのに、よく受かったなと思います(笑)」
レッスンを受けて、発見したことは?
「受け始めた頃は高校生で、ある先生に“部活じゃないんだよ!”って怒鳴られたのが記憶に残っていて、その時は泣きそうになって涙をこらえていた覚えがあります。私自身は真剣にやっているつもりだったんですが、クラスの中で一番年下でしたし、先生から見たら、ちょっと腑抜けてるように見えたんだと思います。それで、気を引き締め直すことが出来て、だんだんと仕事に対する意識が高まっていったなと思います」
意識が変わってくると、仕事にも良い影響が出てくるのではないですか。
「最初のころはCMのオーディションは数えきれないほど落ちたんですが、オーディションや仕事でいろいろな人に出会って、経験していく中で意識が高まっていきました。いつオーディションや本番が来てもいいように、自分の良い状態を保てるように心がけたり、落ち続けるとブルーな気持ちを引きずっていたのが“今回も呼んでいただいてありがとうございました”という感謝の気持ちを持てるようになりました。そうすると、仕事が決まることが増えたかなって思います」
ターニングポイントになったお仕事は?
「『ウルトラマンX』に、宇宙人に恋をする女子高生のゲストヒロイン、春崎優希役として出演したときです。辻本(貴則)監督はすごく尊敬できる方でした。ドラマ出演は初めてだったんですが、監督が根気よく指導してくださって。泣くシーンでなかなか涙が出てこなくて、すごく悔しかったんですけど、終わった後に辻本監督が涙ぐんで私のところに来てくださったんです。“すごく頑張ってたから、感動した、これからも頑張ってね”って言ってくださって。本当に親身になってくださった方なので、また一緒にお仕事ができるように頑張ろうって思っています」

新舛有紀
CMのお仕事には特別な思い入れがあるのでは?
「とても情熱を注いできたものなので、今後も頑張っていきたいです。自分がこんなにCMのお仕事に関わらせていただくなんて思っていませんでしたが、すごく面白く奥深い世界だなと思います。キャラクターが豊かですし、大きなリアクションや、いろんな表現のバージョンを要求されることもあるんですが、そのオファーに一生懸命応えることで瞬発力も鍛えられます。傍から見たらシュールな光景もあるんでしょうけど(笑)、それぞれの職業のプロが、力を集結して作り上げているので、すごくやりがいのある仕事です」
この仕事を続ける上で、普段から心がけていることは?
「いつオーディションが来てもいいように、肌の調子を保つように努力したり、CMは、その企業さんのイメージの一端を担わせていただく部分もありますので、普段からしっかりとした行動をとるように心がけています」
所属事務所はどんな雰囲気ですか?
「あたたかい事務所です。人としても、叱ってくれるときは叱ってくれますし、頑張っている人を応援してくれる事務所だと思います。オーディションについての悩みや、不安に思っていることも、正直に全部相談してアドバイスをもらっています」

新舛有紀
ちなみに新舛さんは周りからどんな人だといわれますか?
「“不思議な感じがする”とか“絶対怒らないよね”ってよく言われます。顔がいつも自然とニヤけてしまうから、ナメられやすいという感じですかね。あと見た目が女子っぽい感じがするらしいんですけど、しゃべると想像と違ってサバサバしているみたいで。そっちでよかったって言われます(笑)」
今後はどんな仕事をしていきたいですか?
「CMも大切ですが女優なので、ドラマとか映画に出て、より長い時間一つの役を演じることが出来たらいいなと思っています。あとは時代劇も大好きなので、いつかやってみたいです。殺陣にも興味があるので、侍みたいに斬る役も演じたいです」
これからオーディションに応募しようと考えている人にメッセージをお願いします。
「やりたいと思ったら、自分が後悔しないように思い切ってやってみるのが良いと思います。ただ、大変なこともたくさんあるので、覚悟して、やるなら一生懸命、責任を持って頑張ってください! 私と一緒に頑張りましょう!」

インタビュー・終

撮影/厚地健太郎

Profile

新舛有紀
しんます・ゆうき●1994年6月13日生まれ、神奈川県出身。趣味は海外ドラマ鑑賞、読書、料理。特技はピアノ(16年)、フルート(3年)、クラシックバレエ(12年)。近年は、サントリー「C.C.スポーツ」 <テニスコート篇>、ジョンソン&ジョンソン「リステリン」、TX「ウルトラマンX」春崎優希役(第6,7話)、ケンタッキーフライドチキン <すれ違い篇>、 アサヒフード&ヘルスケア「一本満足バー」 <マンゾクトレイン篇> 、amazon「Audible - 物語に耳を澄まそう。」 <雨ニモマケズ編> に出演。

INFORMATION

現在募集中『ヒラタオフィス全国新人オーディション』

宮アあおい、多部未華子、松岡茉優、長谷川博己、工藤夕貴ら実力派俳優たちが所属するヒラタオフィスが、全国から可能性ある新人を募集中。このオーディションからは、ヒラタオフィスに即所属となり、現在、各方面で活躍中の小松未可子や二宮慶多など、多くの新人タレントを輩出している。
また、今回インタビューで話を聞いた、新舛有紀さんやミュージカル『テニスの王子様』等で活躍中の上村海成くんの様に 新人部で学びながら着実なキャリアを積んだり、TVアニメ「あんハピ♪」雲雀丘 瑠璃役の白石晴香さん、映画『一週間フレンズ。』ミキ役で出演が決定した三上亜希子さんなど、そこでの活躍、成長を経て、ヒラタオフィスへ移籍する人も多数。可能性のある新人を、それぞれの状況やレベルに合わせ、柔軟なスタンスで育成・プロモートしていく。

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