飛鳥凛 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「飛鳥凛」

2012/11/30

飛鳥凛 第一話『知ってはいけない友達の秘密』に出演

“ホラーが大好き”というだけに、ホラー作品の出演が続く女優・飛鳥凛ちゃん。今回は、人気ホラーシリーズ『ほんとにあった!呪いのビデオ』や『闇動画』を手掛けた児玉和土監督が描く新感覚ホラー『ヒトコワ‐ほんとに怖いのは人間‐』で、“人間の闇”に迫る!
飛鳥凛

©大槻志穂

すっかりホラーづいている飛鳥凛ちゃんですが。
「(笑)そうですね。ホラーが大好きで、事務所に入ったときからずっと“ホラーに出させて!”って言ってたので比較的多く出させてもらっています」
『ヒトコワ』は本当に怖かった! 夜ひとりで見てたんですけど、思わず“え?ウソ?”って声に出して画面から離れました(笑)。
「意外と描写が過激だったりしますからね。ドキドキポイントは、意味深なカメラワークが多いところです」
今作は全5話のオムニバス作品になっていて、呪いとか幽霊ではなく“ほんとに怖いのは人間”というテーマなんですよね。
「ハイ。お話をいただいて台本を読んだときに、あと味の悪い話だな〜と思いましたね。今まで出演してきた作品は、妖怪だったり幽霊だったり別次元の空想のお話が多かったんですけど、今回のような現実にもありそうなお話だと“本当にあったら…?”って想像しやすいところが怖いなと思いました」
特にひとり暮らしの女性が見たらすごく怖いんじゃないかな。
「確かに! 怖いですよね〜」
凛ちゃんは『知ってはいけない友達の秘密』というエピソードで、恋人と別れたばかりの友達エイコを励ますマミという女性役で出演していますね。
「ふふっ。本当に驚きの展開だし、いろんな意味で怖いと思いますよ」
撮影期間は短かったの?
「2日間で撮りました。とあるアパートの一室で撮ったんですけど、多人数ですごくギュウギュウでした。まぁ、私たちはカメラに映るほうにいるのでゆったりしてたんですけど、スタッフさんとか入りきれない人は外に出ていたりしてましたね。最後の衝撃のシーンは、私のリアクションをちゃんと撮りたいということで、準備が整うまでアパートの中に入らずに、外で冒頭のシーンを撮って待っていたんですよ。“直前まで見ちゃダメ”って言われてたので、見るのが怖かった〜!」
じゃ、あれはリアルなリアクションだったんだね。ほんと怖かったです…。『ヒトコワ』に収録されているお話って、都市伝説的なところもあるけど、凛ちゃんは都市伝説って好き?
「好きですね。実際に劇中でも都市伝説の本を読んでるんですけど、私もああいう本を持っていたことがあって、お布団から頭を出して寝ると、ちっちゃい子どもの幽霊がボールと間違えて頭を取って行っちゃう…とか」
え……。
そういう本を読んでましたね。怖いけど読んじゃって、あとで後悔するみたいな(笑)。でも小学校のときとかもありましたよ。七不思議みたいなのが」
え、どんな?
私が通ってた小学校が木造の校舎だったんですけど、使われてない焼却炉の隣にある木の箱を開けた子がいなくなるっていう。それはきっと、生徒がそこに近づくと危ないから、先生が流した噂なのか…わからないんですけどね」
凛ちゃんは、“人って怖いな”と思ったことってある?
「う〜ん。学生のときに、あっちではこっちの悪口を言って、こっちではあっちの悪口を言うような子がいて怖いな〜と思ったのと、嘘しか言わない子がいて、それはゾッとしましたね」
飛鳥凛

©大槻志穂

いろんな人がいるね〜。普通に歩いてても電車に乗っててもおもしろい人、けっこういるよね。
「いますいます。電車の中とかカフェにいるときとか、たまに人の話を聞いちゃうんですよ。そういうのを聞いてるとおもしろいんですよね」
別れ話をしてる人とか。
「あ、いますよね! 終電間際の渋谷駅とか本当におもしろいんですよ。彼女が泣いていて“帰る!”みたいな場面とか。本当にドラマみたいなことがあるんだ〜って思いながら見ちゃいますね。ドラマティックなことって意外と多いですよね〜」
お芝居の勉強にもなるよね(笑)。人間観察って好きなの?
「けっこう好きですね。私、ボ〜ッとするのがクセっていうのもあって、人のことをジ〜ッと見ちゃうんですよ。興味のある人とかジ〜ッと見ちゃって不審がられたりします(笑)」
凛ちゃん、目が大きくてキレイだから見つめられた人はタジタジになっちゃうんじゃない?
「えー(笑)!」
(笑)ところで、最初に“ホラーが大好き”という話をしていたけれど、なにかキッカケがあったの?
「お母さんがホラー好きで、赤ちゃんのときから『エイリアン』とか、バーン!って飛び出してくるのが大好きでテレビにかじりついて見てたらしいですよ。『ゾンビ』とか猟奇的な殺人鬼の話とか、いろいろ見て好きになっていきました」
お母さん、赤ちゃんのときからホラー見せてたってスゴイ…。
「(笑)『金曜ロードショー』とか、テレビでやっていた作品を一緒に見てたんだと思うんですけどね。『13日の金曜日』とか『エクソシスト』とか」
最近は、どんな作品が好き?
「最近はゾンビ系ですね。『バイオハザード』シリーズはゲームも大好きで、『バイオハザード6』が出たばかりでハマってるんですよ。すっごい夢に出てくるんです。大統領を守るっていう設定で(笑)。ゲームの冒頭で大統領がゾンビ化するっていうところから始まるんですけど、夢の中でも“大統領を守らなきゃ!”みたいな(笑)」
相当ハマってますね(笑)。疲れそう…。
「起きたらハァハァって息が上がってますね(笑)。ゾンビ、好きです」
ホラーの魅力とは?
「『ヒトコワ』は現実にありそうなんですけれど、普段味わえないような恐怖心や感覚、驚きを味わえるところですね。しかもホラーって意外と内容が濃くて、心理戦だったり心の描写が多いんですよ。そういうところも好きです」
凛ちゃんは、今の事務所のオーディションを受けて芸能界入りしたんですよね。そもそも、芸能界に入りたいと思ったキッカケはなんだったの?
「ちっちゃい頃からテレビの中に入ってみたいっていう願望があったんですよ」
あ、テレビ画面の中に自分も入ってみたいと。かわいいね(笑)。
「それで事務所に入ったときに“どんな作品に出たい?”と聞かれて、“好きなホラーに出たいです!”って言ったのが、ホラー作品への出演が増えたキッカケなんですよ」
飛鳥凛

©SDP

デビュー以来、いろんな作品に出演してキャリアを積み上げていますが、作品を通して学べることってどんなことですか?
「いろんな役者さんそれぞれの演技の仕方や台本の覚え方など勉強になることはたくさんありますし、人間関係も現場で学べますね。『仮面ライダーW』は1年間出演(園咲若菜役)させていただいて、“仕事現場でも仲間ってこういうふうに作っていくんだな”っていうのを勉強したんですよ。仲間の絆を一番感じたのがライダーだったし、現場ってこうやって築き上げていって、チームになって、いい作品ができていくんだな〜って。それも勉強になりました。そのときの仲間とは、今でもときどき会ったりしてますよ。こないだ公開された映画『PIECE〜記憶の欠片〜』の撮影では、久しぶりに東映に行ってスタッフさんとも会って、うれしくてキャー❤ってなったりしました(笑)」
今後の目標は?
「普通では経験できないことを女優としていろいろと経験したいなと思うのと、もっとたくさんの人と関わっていろんな人の考え方も吸収して、人間的にも成長していきたいなと思ってます。今、このお仕事がすごく楽しいので、このまま続けられたらいいなと思います」
最後に『ヒトコワ』についてひと言お願いします!
「この作品は、なにか意味があるというよりは、都市伝説としてみんなでキャッキャ言いながら見てもらうのが楽しいんじゃないかな?と私は思っています」

インタビュー・終
撮影/大槻志穂 取材・文/三沢千晶 ヘア&メイク/チエ(kind) スタイリング/向井朋子(SMOOCH)

Profile

あすか・りん●1991年3月28日生まれ、大阪府出身。2006年に『デ☆ビュー』×『スターダスト芸能3部』オーディションに応募し合格。映画やドラマを中心に女優として活躍。2009年〜2010年に放送された『仮面ライダーW』の園咲若菜役で注目。12月5日にリリースされるDVD『ヒトコワ-ほんとに怖いのは人間-』に出演。

INFORMATION

飛鳥凛

DVD『ヒトコワ-ほんとに怖いのは人間-』
12月5日リリース/3990円(税込)/SDP

『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズの児玉和土監督が描く、人間独特のじっとりとした恐怖をリアルに映像化したオムニバスサスペンス・ホラー。 第1話『知ってはいけない友達の秘密』…マミは恋人と別れたばかりの親友・エイコの家に遊びに行き、一晩中エイコを励ます。酒も進み酔いも回ってきたが、部屋に違和感を感じ、驚愕の事実を知ることになる……。

出演:飛鳥凛、早織、岡本杏理、川久保拓司、宇野愛海 ほか

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