刈谷友衣子 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「刈谷友衣子」

2011/11/18

撮り終えたときは“やったー!”と達成感がありました

刈谷友衣子
『ラブベリー』専属モデル卒業後も、モデル・女優として活躍中の刈谷友衣子ちゃんが1st写真集『“初”写真シリーズ つぼみ2 刈谷友衣子』をリリース。初写真集の撮影エピソードから、今夜9時放送出演ドラマの役どころについて友衣子ちゃんに話を聞いちゃいました!



刈谷友衣子

刈谷友衣子

Q 今年7月にNHK連続ドラマ『金魚倶楽部』で、初ヒロインに抜擢されたのに続いて、今度は1st写真集をリリース! 初めての写真集の感想は?

「最初に写真集のお話をいただいたときは、キャピキャピしたノリを求められたらどうしよう……と不安だったんです(笑)。でも、カメラマンさんとお会いしたときに“今回の写真集のコンセプトは非・グラビア、非・笑顔”、“やらせてる感は出したくない”と伺って、いい意味で予想と違っていました。カメラマンさんはすごく気さくで話しやすい方で、現場ではいろいろおしゃべりしながらの撮影だったので、ほとんど緊張もしませんでした。等身大の私が詰まった一冊になっていると思います」

Q 雰囲気がガラリと違う写真が登場しますが、ロケは何日間くらい?

「実は2日間なんです。東京と愛知で1日ずつロケをやっています。朝から晩までスケジュールびっしりで大変でしたが、その分、撮り終えたときは“やったー!”と達成感もありました(笑)」

Q 特に撮影が大変だった1枚は?

「渋谷駅の駅前にあるスクランブル交差点で撮影したときかな。夕方にセーラー服の女の子が、何も手荷物を持たずに交差点に立っている姿って、たいていの人を一瞬ギョッとさせるみたいなんですよね。私も“どう思われているんだろう……”とハラハラしてしまったり。でも、出来上がった写真を見たら、わぁっと思わず声をあげてしまうくらい、素敵な1枚に仕上がっていて、頑張った甲斐があったなと思いました」

Q 撮影場所として印象に残っている場所はどこですか?

刈谷友衣子

1st写真集『“初”写真シリーズ つぼみ2
刈谷友衣子』(マガジンハウス/
予価1500円・11/17(木)発売)

「やっぱり、地元での撮影ですね。学校や工場でも撮影しているんですが、学校は私が実際に通っていた小学校だし、工場はおじいちゃんがやっている鉄工所を使わせてもらいました」

Q “学校風のスタジオ”ではなく、本当の小学校。それも、母校での撮影だったんですね。

「そうなんです。まさに、リアル教室(笑)。以前、ドラマ『金魚倶楽部』に出演したときに電話をくれた先生が、校長先生に話をしてくれたおかげで撮影に使わせてもらえることになりました。当時、担任してくれた先生たちは残念ながらみんな転勤で別の小学校に異動してしまっていたんですが、久しぶりの小学校はすごく懐かしかったです」

Q “おじいちゃんの工場”というのも、また珍しいシチュエーションですよね。

「平日の撮影だったので、普通に工場が稼働していて、ガンガンと機械の音が鳴り響く中での撮影でした。でも、写真だと、シーンとした静かな空間で撮影したように見えるのが面白いんですよね。たった2日間で撮影したとは思えないくらい、いろいろな要素がぎゅっと詰まっています」

刈谷友衣子

1st写真集『“初”写真シリーズ つぼみ2
刈谷友衣子』より(マガジンハウス/
予価1500円・11/17(木)発売)

Q セーラー服からワンピースまでいろいろな衣装が見られるのも楽しいですね。

「普段もセーラー服なので、制服のときがいちばん現役中学生っぽさが出ているかも。逆にいちばん変化があるなあと思ったのはマキシ丈のカラフルなワンピース。普段はあまり自分では選ばないデザインだったのですごく新鮮だったし、写真で見るとまた印象が違っていて、自分でも“おおっ!!”とびっくりしました(笑)」

Q 今夜(11月5日夜9時〜)は友衣子ちゃんが出演するドラマNHK土曜ドラマスペシャル『使命と魂のリミット』(前編)が放映されますね。今回はどんな役?

「石原さとみさんが演じる主人公・氷室有紀の少女時代を演じます。主人公は大好きなお父さんを手術中に亡くし、その手術の失敗に疑問を持ったことをきっかけに、医者になります。でも、その手術を失敗したドクターと自分の母親が結婚するかもしれないと聞かされて……というようなストーリーです」

Q 今回の役はオーディションで決まったんですか?

「はい。氷室有紀役は“活発で明るい女の子”で、どちらかというと苦手な役なので、最初はなかなかつかめずにいました。でも、オーディションでお父さんが死んだところを演じたときは、涙が止まらなくなってしまったんです。“自分がもし、肉親を亡くしたら……”“「大丈夫」だと言われていた手術が失敗したら……”と想像したら、たまらなくなってしまって……」

Q 主人公の少女時代役ということですが、自分ひとりで1人のキャラクターを演じるときと、複数で演じるのとでは演じかたも変わりそうですね。

「現場によっては事前に“大人になった私”の出演シーンを見せていただいたり、逆に見ていただいたりすることもあります。でも、今回の現場では3シーンだけと出演場面も少なかったので、見ずに演じましたが、難しかったですね。でも、表情をアップで撮るシーンで監督に“現在の有紀につながるよ”と言っていただけました。その意味でいうと、少ないシーン数のなかで演じきるのは難易度も高かったけれど、すごく勉強になりました」

Q 今後、演じてみたい役柄や出演してみたい作品について教えてください。

「映画『17歳のカルテ』でウィノナ・ライダーが演じたヒロイン、スザンナ・ケイセンのような“精神的にイッてしまっている役”を演じてみたいです。いいことも悪いことも全部見たいし、知らない世界を経験してみたい。これからもいろいろなお仕事を通じて、自分自身の世界をどんどん広げていきたいです!」

インタビュー・おわり

かりや・ゆいこ●1996年11月30日、愛知県出身。09年『ラブベリー』専属モデルオーディション準グランプリをきっかけにデビュー。その後も、映画やドラマ、CMなど、モデル・女優として活躍。今年はNHK連続ドラマ『金魚倶楽部』のオーディションで大抜擢され、ヒロイン・春川こと役を演じる。11/17(木)発売のファースト写真集『“初”写真シリーズ つぼみ2 刈谷友衣子』(マガジンハウス)&雑誌『aBUTTON vol.3_旅:刈谷友衣子』(パルコ出版)の刊行記念イベントを11/19(土)に開催(詳細は『PLUP SERIES』公式HP:
http://plup.jp/c_event/1730/)。フォスター所属。
【オフィシャルブログ】http://ameblo.jp/yuiko-kariya/


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