NMB48 山本 彩&渡辺美優紀 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「NMB48」

2011/07/22

家族よりも一緒にいるから、自然ですね

NMB48
AKB48の妹ユニットとして大阪・難波の劇場で公演を行っているNMB48。AKB48の21thシングル『Everyday、カチューシャ』で選抜メンバー入りした山本彩ちゃん(さやか)&渡辺美優紀ちゃん(みるきー)にインタビュー。『AKB4822ndシングル選抜総選挙』ではキャプテンの山本彩ちゃんが28位と大健闘、7月20日に1stシングル『絶滅黒髪少女』の発売も決定し、目まぐるしく展開するNMB48の活動から、オーディションのエピソードまで聞いちゃいました。



Q 最近は二人で一緒に東京に来ることが多いと思うけど、濃い時間を一緒に過ごしていることで、何かお互いに気づいたこととかある?

NMB48

NMB48の人気メンバー・渡辺美優紀(左)と山本彩(右)

山本 「普通。そのまんまって感じです。毎日公演があって毎日一緒にいるんで」

渡辺 「家族よりも一緒にいる」

山本 「いまさら特に見つかることもないかな…」

渡辺 「きっとなにも言わないけど、お互い良い部分も悪い部分も分かってると思うんですよ。なんて言うんやろ、自然ですね」

山本 「ホントにお互いに全然色が違うんで、一緒にいてて飽きないというか」

渡辺 「この間、さやかちゃんがいない公演があったんですね。やっぱりさやかちゃんがいないとイヤやなって思いました(笑)」

山本 「…って公演で言われたんですよ。“あ、そうなん?”みたいな」

渡辺 「ちょっと照れてました(笑)」

Q さやかちゃんはキャプテンだしパキパキっとしてて、みるきーはおっとりでホワッ

としたキャラに見えるんだけど。

渡辺 「あんまり頼られることはないです(小声)」

Q 実際のキャラクターもやっぱりそうなの?

山本彩

NMB48:山本彩

渡辺 「きっとそうなんでしょう。でもさやかちゃんは意外と……もちろんしっかりはしているんですけど、完全にヌケてますね」

山本 「ヌケてるところは本当に…」

渡辺 「忘れ物とか。“そこ忘れる!?”みたいな」

山本 「旅行先でキャリーケースをまんま忘れて出てきちゃったり」

渡辺 「私そういうところは忘れたりしないんで。逆に“それ忘れてんで!”とか言ったりもしますし」

Q キャプテンとして全体をまとめるときはシャン!としてるけど、意外と自分のこととなると…

山本 「はい(苦笑)」

Q そんな二人が今個人的にハマってることは?

山本 「アニメが好きなんですけど、最近のはあまり見れてないので。動画サイトとかをチェックしています」

渡辺 「自分が雑誌に出るようになって、雑誌をチェックするじゃないですか? そのときにほかのアイドルの方とかも載ってるので、そういう可愛い女の子を見るのが趣味です。この写真のこの表情が可愛いってその写真を見つめるという。もともとアイドルが好きで、可愛い女の子が好きなんです」

渡辺美優紀

NMB48:渡辺美優紀

Q 二人はteamNのメンバーだけど、teamNってどんなチームになってきた?

山本 「フレッシュさは結成時から全然変わらないです!」

渡辺「中学生を見てて、なんかちょっと大人っぽくなってきた気がします。みんな同じ年に感じます。……私だけですかね」

山本 「(笑)」

渡辺「同じ年ぐらいの感覚でワイワイしてる感じです。teamNってどんな曲が得意やろな?」

山本 「ダンスの経験者が多いんで、ガンガン踊れるような。『青春のラップタイム』ってダンスが激しいんですけど」

渡辺 「そういうのが似合う!」

山本 「でも、一方でゆっくりした曲が苦手で、中学生も多いのであんまり似合わないというか、そこが課題ですね。大人っぽくて、セクシーさも入ったような曲はまだ……」

Q オーディションを経て第2期生23名が入ってくるけど、二人が1期生オーディションを受けたときの話を聞こうかな。

渡辺 「(月刊デ☆ビュー4月号に掲載された2期生募集記事の自分のコメントを読んで)『2期生のコに“ワタシに聞いて”というくらい自信のあることは?』=私のぷにぷにほっぺをさわってみてください(笑)」

山本 「何ゆうてんねん!(笑)」

NMB48

7月20日にデビューシングル『絶滅黒髪少女』の発売が発表された。

渡辺 「オーディションのとき私はぜんぜんでした。面接のときを思い出しても、何も思い出せないぐらい全然喋れなかったし。でも一番こころがけてたのは、ずっと笑顔でいとこうっていうこと。緊張でしゃべれなかったので、とにかく笑顔で明るくって」

山本 「面接がすぐに終わってしまって。あ、これはぜったいにアカンかったな、という印象だったんですけど、まさか残ってて。それがどんどん続いていった感じでしたね。また残ってる!みたいな。(審査員の方が)どこをどう観ているのか全然わからなかったので、歌とかダンスを練習してきたので、それが出せたらいいなって挑みました」

渡辺 「とにかくTVカメラの台数が多くて」

※『スター姫さがし太郎』(テレビ東京)がオーディションを密着取材

山本 「取材があるとは知らなかったので。来た瞬間にカメラが回ってて」

渡辺 「恥ずかしくて、私ずっとTVカメラから逃げてて。あそこにカメラいるから、こっちにいこ、みたいな感じで。コメントを聞かれても絶対にしゃべれないと思ったので、逃げてました」

NMB48

CDデビュー発表会見で喜びを語る二人

Q じゃあ番組ではあまり映ってない?

渡辺 「それが、アンケートみたいなのを書いてるときに“○番の渡辺さんちょっと来てください”みたいに呼ばれて、そんときに“うわー嫌やな”って正直思いましたね。カメラっていうのに慣れてなくて。審査が終わったその日に発表だったんですけど、発表見てもどうせ受かってない、帰ろう!と思ってて。お母さんに電話したら“ちゃんと見てから帰って来なさい”っていわれて。結果、すごく嬉しかったっていうのをおぼえてます」

Q このインタビューはこれからオーディションを受けようと思ってる人も読んでいるんだけど、最後に、自分の経験からアドバイスできることを教えて。

山本 「私もデ☆ビューを読んでNMB48に応募したんです。オーディションでは、とりあえず、もじもじしてても仕方ないと思うんで、出せる自分は出し切ってしまったほうが…」

渡辺 「…すいません、もじもじしてました(小声)」

山本 「(笑)。まず自分を知ってもらわないといけないと思うので、自分をアピールできるように、自分をもっと知ることだと思います。自分から出していかないと。それは今ステージに立っていても一緒ですね」

渡辺 「やっぱり緊張はすると思うんですけど、とにかく自分の一番いいところを。例えば私だったら“いつもニコニコしてるね”って言われてて、それがいいのかなって思ってたんで、それだけはがんばろうって思って。自分のいいところを一つでもアピールできたらいいんじゃないかなって思います」

インタビュー・終

NMB48
東京・秋葉原のAKB48が、名古屋・栄のSKE48に続く全国進出第2弾として大阪で発足。難波の「NaMBa」の頭文字をとってNMBである。作詞家でもある秋元康が総合プロデューサーを務め、2010年10月9日から活動開始。NMB48劇場にて歌とダンスとトークから構成される約2時間の公演をほぼ毎日行っている。現在テレビ・ラジオで既に11本のレギュラー番組を持っており、山本と渡辺は『Everyday、カチューシャ』の選抜メンバー入りを果たした。1期生25名と2期生23名の48名が在籍。7月20日には1stシングル『絶滅黒髪少女』でCDデビューすることが決定している。
やまもとさやか●1993年7月14日生まれ、大阪府出身。
特技:ダンス、鉄棒、着付け、ギター(9年)、ピアノ(2年)。趣味:歴史探索、ボウリング、宝塚歌劇鑑賞。
わたなべみゆき●1993年9月19日生まれ、奈良県出身。
特技:どこでも寝れること、ダンス。趣味:ウインドウショッピング、寝ること、グルメめぐり。


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