三山凌輝 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「三山凌輝」

2020/11/11

「好きなことへの強い気持ちとエネルギーを持って臨んでほしいです」

三山凌輝 撮影/厚地健太郎

「2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ」や『DYNAMIC CHORD the STAGE』などの多彩な舞台で存在感を見せ、今年は映画『縁側ラヴァーズ』で主役を務めるなど映像作品に力を入れている俳優・三山凌輝さん。そして11月13日には映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』に滝快斗役で出演。活躍の幅を広げる新進の俳優に、最新の出演作や、コロナ禍のなかで新たに掴んだものについて話を聞いた。

三山凌輝

――前回、2018年の夏に取材をさせていただいてから、さまざまな作品で経験を積まれましたね。

「この1、2年は目まぐるしく、様々な経験をさせていただき、自分の成長を感じています。以前は役について主観で捉え過ぎるところもあったんですが、最近では役を自分の中に落とし込もうとするとき、まず演じる役と自分と共通するところを探すようにしています。その人の人間性を考えて、近しいものを感じ取ることで、自然体で演じられるようになってきたと思います」

――役を演じるために自分を変えるより、役と自分の近い部分を見つけるという作業ですね。

「元々、嘘をつけない性格なんですよ(笑)。どれだけ自分と無縁の人生を送っている役柄だとしても、人として共感できる部分は必ずあるので、そういう部分を見つけていこうと思っています。そしてお芝居をしている間は、なるべく嘘をつかないで、余計な事を考える時間が少なくなるようにしようと思っています」

三山凌輝

――2.5次元舞台のような作品を演じるうえでもスタンスは同じですか?

「特に『ツキステ』では、役柄に近いものを持った人をキャスティングするようなんです。神無月郁を初めて演じたときも、幕を重ねるうちに、根本にあるエネルギーに近いものを感じて、自然体で演じることが出来ました。キャラクターを大事にすることはもちろんですが、自分の良さやエネルギーを活かせた作品になったと思っています」

――監督や演出家によって、演技に対する考えは異なると思うんですが、自分なりの芯を見つけられたようですね。

「吸収力や柔軟性の大事さは感じていますが、表現者として自分の芯が無くてはいけないと思うので、誰に何を言われようと、ここは譲らないというものは常に持っています。その芯は持ったままで、現場の要求に対して折り合いをつけていこうと思います」

――11月13日には映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』が公開。このシリーズは、毎回様々なジャンルの若手俳優の顔合わせが注目されます。

「僕にとっては濃い撮影期間で、率直にすごく幸せな時間でした。作品はもちろんシリアスなんですが、僕はみんなと仲良くしたい人間なので(笑)、仲間に恵まれた現場で良かったなと思います。現場はすごく楽しくてワイワイもしましたが、作品に対する想いがある方ばかりなので、撮影に入るとガラッと雰囲気が変わるんですよ。俳優間の距離感が近いからこそ、年齢にかかわらず、話し合いながら一緒にシーンを作り上げることができました」

三山凌輝

――激しい感情をぶつけ合う作品だけに、信頼関係も大事なのではないかと思います。

「相手を知ることは大事だなと思います。仲良くし過ぎるとダメになる作品もありますが、今作は監督も冗談を織り交ぜながら、和気藹々とした空気を作ってくださいました。全員が同じ方向を向き、上手く切り替えることもできた現場で良かったと思います」

――予告編では意味深な笑みを浮かべていますが、滝快斗はどんな役柄ですか?

「あのカットだけを見るとすごく張り詰めた感じですが、ありふれた元気な高校生の役です。“元気”という部分では共通するんですが、逆に“ありふれた”というのが演じるのが難しい部分で…。キャラにクセがあったほうが面白味が出る作品ではあるのですが、“自然体で演じる”のは、最近自分のなかで身につけていたものだったので、いい意味で芝居の再確認が出来ました。思ったままの行動と感情を、いいエネルギーでぶつけることができたと思います」

――撮影中、印象に残っているエピソードはありますか?

「撮影は合宿形式で朝から夜までとハードなものでしたが、だからこそ生まれた一体感もありました。疲労がピークのとき、男軍団で差し入れのエナジードリンクを飲んだのですが、そうしたらトイレが止まらなくなって、カットがかかるたびに一人ずつトイレに消えていって、そんな姿を見て笑い合っていましたね。その後はみんな気合入っちゃって、目力が入ってきて(笑)。現実の疲労感とテンションが、役柄における“生き残らなきゃ”とか“勝たないと”っていう危機感に変換されて、いい相乗効果になったんじゃないかと思います」

Information

映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』
11 月13 日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開

『人狼ゲーム デスゲームの運営人』©2020「人狼ゲームデスゲームの運営人」製作委員会

シリーズ初、男性を主人公に人狼ゲーム運営人の裏側がスリリングに描かれる「人狼ゲーム」最新作。主人公・正宗役をドラマ「弱虫ペダル」や2.5次元舞台「テニスの王子様2ndシーズン」で注目を浴びる小越勇輝が演じ、中島健、ウチクリ内倉、坂ノ上茜、桃果、山之内すず、福崎那由他、三山凌輝など若手キャスト陣が集結。シリーズ累計150万部を誇る原作者・川上亮自ら脚本・監督を務め、人気舞台「人狼TLPT」や多くのバラエティ番組で人狼ゲーム指導を務めてきた“人狼ブーム”の立役者・児玉健が劇中ゲームを指導。“運営人/9人の参加者/運営側の裏切り者”思惑が交差する、予測不能のデスゲームがはじまる!
出演:小越勇輝、中島健、桃果、山之内すず、三山凌輝ほか

映画『縁側ラヴァーズ』主演:多井幸雄役(2020年7月17日公開)

『縁側ラヴァーズ』

2020年12月20日(日)映画「縁側ラヴァーズ」「縁側ラヴァーズ2」DVD発売記念イベント開催。
◆イベント詳細ページ:http://engawa-lovers.united-ent.com/event/index5.html/

映画『岡野教授の高校協奏譚』出演! (2021年公開予定)

『岡野教授の高校協奏譚』

Audition

現在募集中『ヒラタオフィス全国新人オーディション』

宮アあおい、多部未華子、松岡茉優(左記Hirata International,inc.)、長谷川博己、工藤夕貴ら実力派俳優たちをはじめ、岩本ライラ、上原実矩など注目のファッションモデル、そして人気声優の小松未可子などが所属するヒラタオフィスが、全国から可能性ある新人を募集中。
このオーディションからは、ヒラタオフィスに即所属となり、現在、各方面で活躍中の小松未可子や立石晴香、安藤美優など、多くの新人タレントを輩出している。 また、今回インタビューで話を聞いた三山凌輝など、新人部にて着実なキャリアを積んだり、ドラマ等で活躍中の鈴木たまよや伊藤歌歩など、そこでの活躍、成長を経て、ヒラタオフィスへ移籍する人も多数。可能性のある新人を、それぞれの状況やレベルに合わせ、柔軟なスタンスで育成・プロモートしていく。

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