阿久津愼太郎&井上正大 | インタビュー | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

インタビュー「阿久津愼太郎&井上正大」

2012/07/27

「初対面でいきなり“嫁”の話をされて“僕の知らない世界の人間が来た!”って(笑)」

阿久津愼太郎&井上正大
7月28日スタートのドラマインソムニア『青空の卵』でW主演を務める、阿久津愼太郎くん&井上正大くん。ひきこもり探偵&コンピュータープログラマー・鳥井と、その親友であり唯一の理解者・坂木の2人が、周囲で起る様々な事件の謎を解き、成長していく癒し系ミステリー。今作で、初共演を果たした2人に、お互いの印象やドラマの見どころなど、たっぷり語ってもらいました♪



阿久津愼太郎&井上正大

(左)阿久津愼太郎、(右)井上正大

Q まずはおふたりのデビューのきっかけを。

阿久津 「物心ついたときには、もう芸能界に憧れていたんです。友だちに勧められた、ミュージカル『テニスの王子様』を見に行ったとき、柳下 大さんが演じていた海堂の生足に衝撃が走りまして。“ヤバい!”って思って、気持ちが高まって、“同じ事務所に入りたい!”って思ったんです。そしたら、ちょうど『D-BOYSオーディション』があったので受けたら、なぜかグランプリになってしまった……ということがきっかけですね」

井上 「マジで!? それすごいね!」

阿久津愼太郎

鳥井真一役・阿久津愼太郎

阿久津 「本当に、海堂の生足に衝撃を受けてからグランプリを獲るまでの期間が、めっちゃ短いんですよ」

井上 「それ、ホントすごいよ! その衝撃から自分で動いて、同じ事務所に入るっていうことを達成するのって本当にすごいよ」

阿久津 「思い出します。あの衝撃の後に、お母さんに『オーディションを受けたい』って話をして。あれは超ドラマだった! あの瞬間は超楽しかったー!」

Q 井上くんは?

井上 「僕はプロ野球選手になりたかったんです。俄然、大学浪人をしてでもプロ野球に行きたいって思っていたんですね。だから、予備校に通いながらも草野球をやっていたんですが、ストレス解消が野球しかなくなってきて、何か新しいものを入れたいなって思ったことから、人生で初めて渋谷に出かけたんですよ。”あ〜、ここが渋谷かぁ……”とか思いながら歩いていたら、そこで声をかけられました」

阿久津 「え!? スカウトってことですか?」

井上正大

坂木 司役・井上正大

井上 「そう。スカウト。でも話を聞いていると、自分にとっては未知の世界に感じられて。そもそも僕は新しいものが好きなので、勉強をずっとやるよりかは、新しい世界に踏み出してみてもいいなって思ったんですね。やってみようって。それが芸能活動を始めたきっかけでした」

Q それでもいきなり“やってみよう”って思えるのも、すごいなって思いますよ?

井上 「そうですよね。でもそもそもどうして“やってみよう”って気になったかっていうと、元々仮面ライダーが好きだったからだと思うんです」

阿久津 「おぉ!!」

井上 「実は仮面ライダーをずっと観ていたんですね。それこそ『仮面ライダー電王』も観ていたし、『仮面ライダーキバ』の制作発表があった時は“今度はバンパイアかぁ……”とか思ってましたし、もちろんテレビでの放映も観てました。そんなことを思いながら『キバ』を観ていた頃、僕は芸能界に入ることになり、大学合格と同時に仕事が決まって……。それがミュージカル『テニスの王子様』だったんですけど、それをきっかけに大学を辞めて……。気が付いたら自分が仮面ライダーをやっていましたね。“次は自分だった!”って驚きました」

阿久津 「それいいじゃん! シンデレラストーリーじゃん!」

Q “仮面ライダーをやりたい”って思うことは、仮面ライダーに決まるのに大事だって聞きますよね。桐山 漣くんや渡部 秀くんもそうだったって聞きましたし。

井上 「らしいですね」

Q 今、仮面ライダーに憧れを抱いている人たちへ、アドバイスするとしたら?

井上 「ずっと好きでいることだと思う」

阿久津 「え〜。それだと阿久津はなれないじゃん(笑)」

Q あははは(笑)。そんな阿久津くんと井上くんの2人が主演のドラマ『青空の卵』がいよいよ放送されています。まずは初共演の印象を。

『青空の卵』

『青空の卵』第1話より

井上 「初共演だったので、どんな人かなぁって思って、最初は慎重に挨拶をしたんですが、話しやすかったので、すぐ仲良くなれたっていうのはこの現場のすごく良かったところです」

Q 驚かなかったですか? キャラクター的にパンチがあるから……。

井上 「ありましたよ(笑)。初対面からいきなり“嫁”の話をされたんですよ。まずは『嫁ってなに?』ってところから聞いて。『知らないんですか? 嫁』って言われて、『これなんですよ』ってクリアファイルを見せられて。『これが嫁なんですよ〜♪』って。最初、僕はこれを冗談で言ってるのか、本気で言ってるのか……どっちなんだろう?って思って。とりあえずどっちに転んでも面白いなって思ったんですけど、そうしたら本気だったんですね。彼は。だから“僕の知らない世界の人間が来た!”って思いましたね(笑)」

Q でも、“すぐ仲良くなれた”と。

井上 「僕は好奇心が旺盛なので、聞きたくなりすぎちゃうんですよね。撮影期間中はむしろ僕が阿久津くんに質問攻めしまくっていたと思います」

Q ちなみに今の嫁は誰なの?

『青空の卵』

『青空の卵』第1話より

阿久津 「(『化物語』の戦場ヶ原)ひたぎ先輩です!!」

Q ということは、ひたぎ先輩の話を井上くんにしたんだね。

阿久津 「もうこのところずっとひたぎ先輩なんです。でもその話がわかるからこその良さはもちろんあるけど、話していて、わからない人と話すからこその良さもあるんですよ。でもこの現場で、共演者の方々で恋愛トークをしていても、阿久津が発言すると、みんな“ハイ、ハイ”って反応なんです。“それはアニメの観過ぎだから”“はい、終了”みたいな話になっちゃって。現実味がないって言うんですよ」

井上 「現実味、ないから(笑)。とにかく、本当に僕にとっては未知でしたね」

Q そんな阿久津くんは井上くんにはどんな印象がありましたか?

阿久津 「初めて会ったときから“体育会系”っていうか。最初の挨拶も“よろしくお願いします! 頑張りましょう!!”みたいな感じだったので、最初はその温度差に毎度のことながらタジタジしていたんですけど。それでもすごくいい人だなってことは直感的にわかって。(井上の)弟と同じ年らしくて、阿久津が。それですごく可愛がっていただいて。自分からいけない阿久津としては、ありがたやって感じでした」

Q そのお2人の共演秘話を、後編でじっくり伺います!

後編へつづく・・・

撮影/草刈雅之 取材・文/えびさわなち


ドラマインソムニア『青空の卵』
『青空の卵』

(C)2012「青空の卵」製作委員会

7月28日スタート
毎週土曜
深夜1:30〜2:00 BS朝日
出演:阿久津愼太郎 井上正大/
春川恭亮 鈴木勝吾/黒川芽以/
平野 良 志尊 淳/佐々木喜英
星野麻都/清水章吾

『ひきこもり探偵シリーズ』として知られる原作を初ドラマ化。自称・ひきこもりのコンピュータープログラマーであり、天才的な観察眼を持つを鳥井真一(阿久津)と、鳥井を“理想の友人”とし、どうにか彼を家の外に連れ出そうとする同級生で生命保険会社勤務の坂木 司(井上)。そんな2人の周囲で起る様々な事件の謎を解き、人と出会うことによって成長していく2人の姿を描いた、癒し系ミステリー。
ドラマインソムニアHP:http://www.drama-insomnia.jp/
阿久津愼太郎/あくつ・しんたろう●1995年6月21日生まれ、栃木県出身。ワタナベエンターテインメント所属。『第6回D-BOYSオーディション』でグランプリを受賞。7月28日から上演される舞台『クリンドルクラックス!』で主演を務める。D-BOYS STAGE 10th『淋しいマグネット』のDVDが8月1日に、『ライフ・イズ・デッド』のDVDが8月15日に発売。
井上正大/いのうえ・まさひろ●1989年3月20日生まれ、神奈川県出身。ボックスコーポレーション所属。『ぼくの夏休み』(8月6日から放送の第二部)で主演を務める。2013年4月に公開予定の映画『じんじん』に出演。

最近のインタビュー

インタビュー一覧

ア行のタレント
カ行のタレント
サ行のタレント
タ行のタレント
ナ行のタレント
ハ行のタレント
マ行のタレント
ヤ行のタレント
ラ行のタレント
ワ行のタレント
×