加藤みづき | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「加藤みづき」

2008/08/14

連ドラを観て演技の研究をしてます

加藤みづき
深田恭子さん主演ドラマ『学校じゃ教えられない!』(日テレ系)で女子高生のレイ役を好演中の加藤みづきさん。明るく元気いっぱいの彼女に、ショッキングな経験をする難しい役どころやデビューのきっかけ、高校生活などについて聞きました。

Q 『学校じゃ教えられない!』の第3話では、みづきさん演じるレイの妊娠が発覚、そして中絶に至るという衝撃的な内容でした。

「そういう経験はないから、レイちゃんがどういう気持ちなのかまったく分からなかったんです。けど、命ってすごい大事じゃないですか。赤ちゃんを堕ろすレイちゃんの気持ちはどんななんだろうなとか、すごい監督と話し合いました」

Q そんなレイをどんなふうに演じようと思ったの?

「自分なりにいろいろと考えて演技をしましたね。レイちゃんは赤ちゃんを産みたいと思っているから、お腹をいたわるようなソフトな動きで演技をしました。あと、赤ちゃんのお父さんに“産むな”と言われて、すごくショックを受けているけど、まわりには強がって見せないんです。でも、どこか悲しい表情になるように監督に指導されながら頑張りました」

Q 現場の雰囲気を教えて。

「ホントの学校って感じです。深田(恭子)さんも話し掛けてくれるし、社交ダンス部メンバーの男子5人と女子5人もすごく仲がいいんです。女子は大人な感じなんですけど、男子はいつもスタッフさんに怒られてますね、“うるさい!”って(笑)。なんか男子は女子に格付けしてるらしいんですよ! 誰が話しやすいとか。ホント男子はくだらないことをするんで、女子はダメ出ししてます(笑)」

Q お芝居をする上でいつも心掛けていることは?

「本番前には全く台本を読まないんですよ。いつも郵便で自宅に台本が届くんですけど、届いた瞬間に何回も読んで、役の気持ちを整理しておきます。大事って教わったト書き(セリフとセリフの間に記される主に登場人物の動作の描写)をメッチャ読んで、自分のセリフの時だけではなく、相手に言われたことに対して、どういう気持ちなのかを考えますね。セリフはストーリーの流れをつかみながら覚えていきます」

加藤みづき

撮影現場のオフショット

Q お芝居は好き?

「すごい好きですね。スタッフさんの要望にも応えなきゃいけないワケだから、連ドラを観て演技の研究をしてます。いろんな人の演技を盗んで行こうと思って。この人は泣き方がキレイだなって思ったら、その泣き方を研究して、自分もできるようにしたりとか。部分部分で盗んでいけたらいいなと思ってます」

Q どんな女優になっていきたい?

「どんな役でもできる女優さんになりたい。イジメられる役もイジメる役もできる、みたいな。表情を変えただけでいろんな役ができるようになりたいです。あと、バラエティーにも出たいです! だから今、“漢検”とか“英検”とか“脳トレ”とかのゲームソフトをやって、自分の中のレベルを上げて行こう! という作戦にでてます(笑)」

PART2に続く・・・

Text/小畠良一(日刊編集センター)

かとうみづき●1991年5月2日生まれ、千葉県出身。舞台『MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子vsザリガニ魔人〜』でデビュー。テレビ『3年B組金八先生』(TBS系)『紅蓮女』(TX系)などにも出演。ガールズユニット・まりもみとしても活動中。『学校じゃ教えられない!』(日テレ系火曜夜10時)に出演中。(キューブ所属)

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