日向千歩 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「日向千歩」

2008/12/26

本当に“ドラマみたい”って自分でも思う1年でした!

日向千歩
ドラマ初主演となる『東京少女日向千歩』(BS-i)で、さまざまな女のコの役を演じている日向千歩ちゃん。『non-no』の専属モデルやCMなどでも活躍する彼女に、初主演への意気込みやデビューするまでのいきさつについて話してもらいました。



日向千歩

Q 初主演の『東京少女日向千歩』がドラマデビュー作。初めて尽くしの撮影はどう?

「もうセリフを覚えるのにいっぱいいっぱいで……。でも(共演の)遠藤憲一さんや中原翔子さんは、ご自分のアイデアを持っていて、それをプラスして演技をされていたんです。とても勉強になりました。例えば、遠藤さんと2人きりのシーンのとき、笑いを取る場面で“ここは台本では間があるけど、セリフの間を縮めてすぐに言ったほうが笑えるかもよ”とか“ここはあえて間を空けてみたらどう?”とかいろいろ言って下さって。その通りにやると本当にもっと面白くなって自分でも笑いそうになっちゃうんです。間の取り方で全然違うんだなって思いました」

Q 発見がいっぱいあって、とても刺激的な毎日でしょう?

「でも、ドラマの撮影ではリハーサルのときからすごいドキドキしてしまって、緊張で意識が飛んでしまうことがあるんです。よくマネジャーさんに“戻ってきてー!”っていわれます(笑)。この前のドラマの制作発表もあまりに緊張しすぎてボーッとしちゃって、メイクさんに“千歩ちゃんどこに行ってるの?”って。でも本当は目立ちたがり屋で学校の文化祭とかでも人前に立つのが好きだったんです。だから、なんでこんなに緊張するんだろうって思います」

Q 9月にデビューしたばかりだものね。千歩ちゃんが芸能界に入るきっかけは何だったの?

「ことしの2月に、徳島のタウン誌で県内の学校の制服を紹介する企画があって、友達に勧められて学校代表で出たんですね。それが(タウン誌の)表紙になっちゃって。それを見た(事務所の)社長にスカウトされました。まさかタウン誌に載っただけで東京のモデル事務所から声がかかるとは思わなかったので本当にビックリしました。6月に電話がかかってきたんですけど、受けたのは私で、もうビックリしちゃって、すぐにお母さんに電話したら、お母さんもビックリして。でも兄弟は、私とお母さんが東京の事務所に行くまでずっと信じてくれなかったです(笑)」

日向千歩

Q 人生が大きく変わった1年だったね。

「本当に“ドラマみたい”って自分でも思います。1年前では考えられないことが次々と起こっているっていう感じで」

Q もともと芸能界に興味はあったの?

「興味はあったんですけど、田舎に住んでいたから芸能界なんて入れるハズもないし“現実を見なきゃ!”って、普通に就職して平凡に暮らすんだと考えていました。友達から雑誌で募集していたモデルのオーディションに“応募しなよ”って勧められたこともあったけど、“そんなの絶対ムリ! 都会のコに負けるよ! キレイな人がいっぱいいるんだから、絶対なれない!”って断っていたんです」

Q でも今年の夏、『non-no』の専属モデルに選ばれた!

「オーディションを受けにいったとき、こんなにキレイな人がいっぱいいるのに選ばれるのかなって不安でした。だから、選ばれたと聞いたときは本当にうれしくて! ちょうど徳島に戻って阿波踊りを見ていたときに連絡を受けたんです。本当にうれしくて、外で一人で大声で騒いじゃいました(笑)。何事もやってみないと分からないなとすごく思いました」

PART2につづく…

Text/田嶋路子(日刊編集センター)
ひなたちほ●1991年2月17日生まれ、徳島県出身。スカウトがきっかけで2008年9月、芸能界デビュー。2009年1月3日スタートの『東京少女日向千歩』(BS-i毎週土曜午後11時)でドラマ初挑戦にして初主演を果たす。『non-no』(集英社刊)の専属モデルを務めるほか、任天堂DS『とんがりボウシと魔法の365にち』(コナミ)のCMにも出演中。(インセント所属)

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