鈴木勝吾 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「鈴木勝吾」

2021/03/26

「大切な場所に帰ってこられたという嬉しさと、ちょっとした悔しさみたいなものもある」

鈴木勝吾ヘアメイク/城本麻紀、スタイリスト/吉田ナオキ

昨年4月に公演中止となったミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇が、1年の時を経て改めて2021年4月1日より上演される。今作では、ミュージカル『薄桜鬼』を初期の頃から支えた、俳優・鈴木勝吾が再び風間千景役としてカムバック。以前のインタビューで「ミュージカル『薄桜鬼』は転機となった大切な作品」と話していた彼に、約5年ぶりとなる、ミュージカル『薄桜鬼』、そして風間千景に挑む想い、意気込みを聞いた。

鈴木勝吾

――約5年ぶりとなるミュージカル『薄桜鬼』への出演。オファーを受けた際、どんなことを感じたのでしょうか?

「(ミュージカル『薄桜鬼 真改』演出・脚本・作詞の)西田大輔さんが主宰するDisGOONieの作品をやっているときに、西田さんと話をしていて、そのときに『風間千景をもう1回やらないか?』って言われたことが最初だったんです。僕としてはやりたいですという想いがあったので、正式にオファーをいただいて、素直に嬉しかったです。何年か振りに戻ってくるということで、いろんな思いがありますけど、こんなに簡単な感じというか、とんとん拍子に話が進んで始まるんだ…と思いつつ、嬉しかったです」

鈴木勝吾

――西田さんが脚本・演出・作詞を手掛ける、ミュージカル『薄桜鬼』は初の体験となりますが、脚本や楽曲に触れて、どんな印象を抱きましたか?

「脚本に関しては、そもそも原作があるし、西田さんのオリジナル舞台ではないので、西田さんのテイストが色濃く出ているかというと、そこまで脚本の段階では感じていなくて。ここから稽古に入って演出が加わっていくことで、西田さんらしさみたいなものを肌で感じていくのかなと。ただ、楽曲の印象はぜんぜん違いました」

鈴木勝吾

――どんな風に違っていたのですか?

「僕が変わったのか、ミュージカル『薄桜鬼』自体の作り方が変わったのかはわからないけど、これまで僕が出演してきたミュージカル『薄桜鬼』とは違うなと一番感じたのが楽曲だったんです。“良い・悪い”とかではなくて、雰囲気が変わったなと。きっと前回、風間千景を演じる予定だったヒデ(佐々木喜英)くんのキーで作っているというのもあるだろうし、そこも含めて、風間千景というキャラクターのイメージもちょっと違って見えたんです。もちろん、風間千景は、作品や主人公によって、立ち位置が変わるキャラクターでもあるので一概には言えないけど、今回の風間千景はどういう感じなんだろうなって思っているところです」

鈴木勝吾

――久しぶりに演じるとはいえ、風間千景は舞台上で一番長く演じている役でもありますよね。演じたことのある役柄って、すぐに自分の中に戻ってくるものなのでしょうか?

「この取材を受けている現段階では、稽古が始まってないので、まだなんとも言えないですが、自分が演じていた時の情景とかはスッって出てくる。でも、僕が演じていた頃とはスタッフさんもキャストも違うし、僕の中にあるミュージカル『薄桜鬼』を持っていきすぎてはダメだなと思っていて。今は、ミュージカル『薄桜鬼』という作品に対しての想いや、風間千景をどういう風に表現するか、脚本を読んだり楽曲を聞いたりして、どんな風に歌おうかなとか、改めて、ミュージカル『薄桜鬼』や風間千景に向き合っていこうという感覚が強いですね。当時のミュージカル『薄桜鬼』は、あのときの仲間たちと一緒に作ったものであって、もちろん良いものは残していきたいと思っていますが、今のスタッフ・キャストと作り上げるミュージカル『薄桜鬼』というものを見せていきたいです」

鈴木勝吾

――鈴木さんは、西田さんとはこれまでもたくさんの作品をご一緒していますし、どんな風に仕上がるのか楽しみです。

「ミュージカル『薄桜鬼』をもともとやっていた毛利(亘宏)さんと同じぐらい、西田さんは僕にとって大切な演出家の一人でもあるので、また西田さんと一緒に作品をつくれるというのは素直に嬉しいですし、西田さんもとても熱い方なので、楽しみですね。ただ、その中での難しさみたいなものも感じていて。ミュージカル『薄桜鬼』というのは、毛利さんが大切にしてきたものがあって、僕が大切にしてきたものもあって、そして西田さんと違う場所で築き上げてきたものも僕の中ではすごく大切で。実際に稽古をして、セットや演出、照明とかそういうのが加わっていくことで、”これが西田版のミュージカル『薄桜鬼』なんだ“っていうのをやっと感じていくのかなと思っています。人の動かし方や照明の使い方だったり、圧倒的に違う部分があったりするので、ミュージカル『薄桜鬼』という作品の中でどういう風になっていくのかはすごく楽しみ。稽古を通じて、”なるほどな!”って感動したい。ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇という、1度出来上がってしまっているもののなかで、どこまでそれを初演のつもりでモノづくりができるだろうか、という不安みたいなものはあるけれど、これからの稽古を通して、西田さんをはじめとするスタッフさんたちや新しい仲間とともに、一緒に作っていきたいなと思っています」

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Information

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇

【東京公演】2021年4月1日(木)〜4日(日)日本青年館ホール
【関西公演】2021年4月8日(木)〜11日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe

原作:オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)
演出・脚本・作詞:西田大輔
音楽:坂部剛
殺陣: 六本木康弘
振付: MAMORU

出演:
相馬主計:梅津瑞樹 雪村千鶴:松崎莉沙/
土方歳三:久保田秀敏 沖田総司:菊池修司 斎藤一:大海将一郎 藤堂平助:樋口裕太 原田左之助:川上将大 永倉新八:小池亮介 山南敬助:輝馬 山崎烝:椎名鯛造 三木三郎:砂川脩弥 野村利三郎:園村将司 近藤勇:井俣太良/
天霧九寿:横山真史 不知火匡:末野卓磨 雪村綱道:川本裕之/
風間千景:鈴木勝吾
ほか

薄桜鬼 真改©アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会

<物語>
幕末、文久三年。 連絡の途絶えた父を捜すため京を訪れた少女・雪村千鶴が遭遇したのは血に飢えた異形の者――【羅刹】 と、それを切り伏せる新選組の隊士だった。
奇なる縁により、父を捜すために新選組と行動を共にすることになる千鶴。
父を捜すうちに千鶴と新選組の前に現れる、自らを”鬼”と名乗る謎の剣士たち。
千鶴が屯所での生活に慣れ始めたころ、
新選組の巡察に同行していた千鶴は、京の市中で正義感の強い青年・相馬主計と出会う。

所持していた【羅刹】 の錦絵をきっかけに、新選組と関わることとなった相馬は、
隊士らの志に触れるうち、自らの「武士とは何か」という答えを見つけるため、
新選組への入隊を決意する。 局長付小姓として新選組に加わった相馬は、千鶴にとって初めての後輩隊士として、
共に激動の時代を歩んでいくこととなるのであった。

◆公式サイト:https://www.marv.jp/special/m-hakuoki/

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