アイドリング!!! 横山ルリカ/長野せりな/橘ゆりか/石田佳蓮/古橋舞悠 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「アイドリング!!! 横山ルリカ/長野せりな/橘ゆりか/石田佳蓮/古橋舞悠」

2015/03/11

「ソロの声が際立つ楽曲がたくさん収録されているアルバムです!」

アイドリング!!!

アイドリング!!!6枚目のアルバム『ロデオマシーン』が3月18日にリリース。21人体制最後のアルバムとなるため、メンバーの思い入れもひとしお。インパクトの強いジャケット写真から、印象的なリード曲『My Fate』、各期ごとのユニット曲についてまで、たっぷりと語ってもらいました。

アルバムのタイトルを最初に聞いたときはどう思いました?
横山「どういう意味なんだろうというのもありましたし、3枚目が『サン(3)ライズ』、4枚目が『シ(4)スター』、5枚目が『ゴ(5)ールドエクスペリエンス』と、出した枚数の数字がタイトルに入るようになっていたので、6枚目は何になるのかと思っていたら『ロ(6)デオマシーン』で」
長野「ロックだと予想しているメンバーも多かったですね」
「私もそう思ってた」
長野「ファンの方からのリプでも“『ロックなんちゃら』になるんじゃないの”という声が多くて。まさか『ロデオマシーン』が来るとは誰も予想してませんでした」



横山ルリカ

横山ルリカ

ロデオマシーンという言葉から思い浮かべることは?
横山「1期生は初期に、番組のエンディングでロデオマシーンに乗ってCSの番組を宣伝するコーナーがあって」
全員「えーーーーっ」
横山「だから、初期を思い出すというか。番組ありきな感じで、バラエティに富んだアルバムになっているという意味が含まれていると思いました」
そんなムチャぶりにもめげずに、しがみついてきたという思いも?
横山「雑草魂的な意味もあると思います」
石田「ロデオマシーンは“競技に臨む前の準備運動・ならし運転”に使うもので、現在進行形のグループ・アイドリング!!!と意味が掛けられているというのを後々聞いて。ビックリしました」
今回はメイクからしてかなり強そうですね。
「私、元の顔が濃いので、他の子と同じメイクをしても“全然メイクが映えないね”って言われて。ジャケット撮影のとき、私とせりなはメイクを何回も何回も足して足して、ようやく究極の1枚が出来たんです(笑)」
長野「そーなんです。写真はまだライティングで見られる感じなんですけど、ゆりっぺのメイク顔を生で見たら、もうバケモノみたいな(笑)」
「ホントにバンドのKISSみたいな感じだったんですよ」
横山「スチールだからいいけど、実際に会ったらビックリするよね」
石田「今回私も、初めて目頭までラインを描きましたから」



長野せりな

長野せりな

ここにそのメイク写真とすっぴんの写真があります。
「うわーっ、恥かしいねーっ!!」
横山「ファンの方でも、好き嫌いが分かれるみたいで。今回すっぴんのジャケットもCDに特典での裏面に入ってるんですよ」
古橋「すっぴんの写真は“メイクしないで”って言われたので、全くしていないですね」
横山「比べると面白いですね。こんなに変わるんだって」
長野「濃くね〜? 隣と並べると」
「私の『顔面感』強くない? すっぴんのほうが濃い(笑)」
衣装も黒に金でいままでにない感じですね。
長野「甲冑みたいに戦う人をイメージしていて。アルバムに収録される新曲『My Fate』のミュージックビデオ(MV)では、巫女姿のメンバーが戦っています。この2人(石田と古橋)が…」
石田「初めて殺陣をやりました!」
古橋「初めてでしたけど、やってみたら楽しくて。できるようになると嬉しくなってきて、かなり本気でやりました。私は素手で攻撃してくる方と戦ったんですけど、吹っ飛ばされたり倒れるシーンもありました」
石田「メンバーのなかで一番殺陣に苦戦しました。剣が長くてなかなか鞘からシュッと出せないんですよ」
「よく出来たよね! 佳蓮のキャラと全然合ってないのに」
石田「自分でも不安でしかたなかったです」
橘ゆりか

橘ゆりか

2人の殺陣の映像を観て皆さんどう思いました?
横山「弱そうだな、と(笑)」
長野「この2人がずば抜けて弱そうだったんですよ」
古橋「いやいやいやいや、意外に上手いって言われましたよ。昔剣道をやっていたので」
長野「えっ、そーなの?」
横山「全然垣間見えなかった(笑)」
古橋「ちょっとは出たのかなって思ってたんですけど…」
石田「せきまゆ(関谷真由)だけは本当にプロってました」
「あの人本当にアスリートだよね」
石田「身体も柔らかいので、倒れるシーンで、せきまゆだけがブリッジみたいな体勢をとっていて」
古橋「監督さんがそこだけは入れたいって言ってました」
でも弱そうな人がいるから、最後に出てくるとんちゃん(外岡えりか)がオイシイと。
横山「そうですね。ラスボス感が」

石田佳蓮

石田佳蓮

ここまで映画っぽく撮っているのMVも初めてですね。
横山「アルバムでMVを作るということが今までになかったので、新鮮です」
MVまで作られたリード曲『My Fate』。聴かせていただいたんですが、疾走感があってカッコいい。戦いのイメージがあって、アニソンに合いそうなノリがありますよね。
長野「アニメ、ハマりそう! アニソンになってほしいです」
この曲を聴いた印象は?
横山「始まりの部分がドラキュラぽいなーって」
長野「ホラー映画っぽい」
古橋「ガラスが割れますもんね」
横山「『ユキウサギ』とか『キュピ♥』とか可愛らしい曲が続いてきて、今回カッコいい曲を歌わせてもらえるのが嬉しかったですね」
古橋舞悠

古橋舞悠

ここまでシリアス路線の曲は珍しいのでは?
横山「今までいろんな曲を歌いましたが、意外とやってなかった方向性で、すごく楽しかった。メロディが複雑でハモリに苦戦しましたし、展開も難しかったんですけど、歌い甲斐があってレコーディングは充実していました。ソロの部分も使ってもらえていたので。いろんな人に聴いて欲しいですね」
長野「一番好きなのは、とんちゃんを挟んで私と佳蓮で歌うところがあるんですけど、そこのとんちゃんを観て欲しいんですよ。この2人じゃなくて(笑)。この真ん中のとんちゃんのカッコよさを観て欲しいです!」
「Aメロの2行目でせきまゆと一緒に歌うところがあるんですけど、すごく声質が合ってるよねって話していて。せきまゆは歌が上手なので、2人でのパートがあって嬉しかった。自分の引き出しを1つ開けてもらえた気がしました」
石田「決められた運命を自分で切り開いて行くという意味の歌詞を聞いて、力強い曲だなと思いました。私はルリカさんとせきまゆちゃんが歌っているところの声がすごく大好きで、そこだけ何回もリピートして聴いちゃいました」
横山「えーっ、うれしい」
古橋「歌割が決まったときに、初めて聴いたときから“歌いたい”と思っていた場所に私が入っていたのがすごく嬉しくて。メインボーカルになったのは初めてだったんですけど、責任感もありますし、この曲が大好きだからこそちゃんと頑張りたいなと思います。『My Fate』は私にとって大事な曲になりました」
『My Fate』は「私の運命」という意味ですが、それぞれ「運命」を感じたことはありますか?
「最近、スマホを落として画面を割っちゃったんですよ。そのときに『My Fate』の冒頭の“パリン”って割れる音が頭の中で鳴って、運命を感じました。あの音しか浮かばなかったです(笑)」
長野「ウチの兄は昔からアニメオタクなんですけど、兄がテレビのチャンネル権を持っていたので、ちっちゃいときからアニメを観なきゃいけなかったんですよ。だからこうやってアニメを好きになって、声優さんを目指そうと決めたのは、実は兄のおかげだったりするんです」
全員「えーーっ」
長野「私の将来の道筋を決めた人でもあるので、そういう兄を持ったのも運命なのかと。兄とは同じ屋根の下に住んでるのに、なかなか会わないんですが、私の運命を変えた人なんだなって思ってます」
横山「私はソロデビューのときのプロデューサー・ヒャダインさんとの出会いに運命を感じました。本音を言うと、ソロデビューは自信よりも不安が大きくて、レコーディングもやりたくないとまで思っちゃってたんです。でもヒャダインさんは褒めて伸ばしてくださる方で。レコーディング中も一切注意されずに、“いいよ、いいよ! ホントに素敵な声だね〜”みたいな感じで、乗せていってくれたのが、ひとつの自信になりました。その出会いがなかったら、もうちょっと歌が嫌いだっただろうなって思うので、ヒャダインさんと出会えたことは、アイドリング!!!でライブをやっていくなかでも財産になりました」
古橋「私はメンバーの関谷真由ちゃんですね。彼女は努力家で、歌もダンスも上手なんです。同期なのでよく話すし、将来の夢もちょっと似てるので、ライブでも一緒に頑張ろうねって言い合ってるんです。私は結構くじけちゃうほうで、ちょっとでも嫌なことがあったら“ムリじゃん”ってなっちゃうんですけど、いつもせきまゆに“イヤ、大丈夫。頑張ろう”って励ましてもらっているから、くじけずにここまで来れたんだなって。向上心を持ち続けることができたので、せきまゆに出会えてよかったなって」
「めっちゃイイやつじゃん、せきまゆー」
長野「急に(言う)じゃん!」
古橋「いるときには言えないんですよ〜」
横山「佳蓮ちゃん、この後にある?」
石田「昨年夏にNEO(from アイドリング!!!)に入ったんですが、最初、自分はNEOの子みたいにワチャワチャしてないし、静かなタイプなので、馴染めるかなというのがすごく不安で。でも、ファンの方から“NEOに入って明るくなったね”とか、“声が大きくなったね”とか言っていただけるようになって。前に生声ライブで、『Don’t be Afraid』のルリカさんのパートを歌わせてもらったんですけど、そのときも“本当に声が出るようになったね”って、ほめていただけたんです。NEOに入らなかったら変われなかったと思うので、よかったなと思います」
――皆さん思いがけずイイ話が出ましたね。橘さんはさっきのエピソードで大丈夫ですか?(笑)
「逆に一番目でよかったかなと(笑)」
各期の曲やユニット曲もあるんですか?
横山「1期生はこれまでダンスナンバーっぽくキメた感じの曲が多かったんですけど。今回はカントリー調のミディアムバラードで、割とライブでしっとり聴かせる感じの曲に仕上がってます。1人ひとりのボーカルが目立っていて…2人しかいないんですけど(笑)。お互いの声を、それぞれのファンの方にも聴いてもらえる曲です」
長野「2期生の曲は、もう、みんな私のために歌ってください!っていう、私の卒業ソングです。フフフフフ」
全員「おーーーっ!」
長野「でも2期生っぽく、『Shine On』ぐらい盛り上がれる曲で、明るく送り出してあげよう、その子の夢を応援してあげようっていう感じです。掛け声を入れて盛り上がれる曲なので、ライブで活かせると思います」
「3期はHIP♡ATTACK名義で曲をいただいたんですが、クラブで流れてそうなダンスミュージックで、K-POPっぽいカッコいい曲になりました。“ずっとベッドで寝てたいな”みたいな怠け者の女の子が、自分の夢を追いかけて輝くために、行動を起こさないといけないよっていう、ポジティブなメッセージが歌詞に込められています。ダンスも激しく踊るので、ぜひライブで盛り上がりたいですね。『黄金蟲』みたいにHIP♡ATTACK独特の世界観なので “なんだこれ?”って思う方も多いんじゃないかな」
石田「5期生の曲は歌詞にマカロンだったりティラミスだったり、スイーツがたくさん出てきて、かわいらしいアイドルっぽい爽やかな曲になってます。他の2人の声が可愛らしいので、ちょっと私の声が目立つ感じですね(笑)」
古橋「NEO期には、NEO from アイドリング!!!の7人中5人がいるので、NEOっぽかったら一緒になっちゃうので、あえて真逆にして、ちょっと不思議なホワホワしたイメージの曲です。でも歌うのは苦戦しましたね。『My Fate』みたいにドーンとした曲は得意なんですけど、『雨とワルツ』はひとつ置いて柔らかく歌うような曲だったので、試行錯誤しながらレコーディングしました」
石田「あとは若手メンバーのU-18アイドリング!!!の曲もあります」
古橋「『お子様ラブ』っていう、年上の男の子に恋してる曲で」
石田「るかぴょん(橋本瑠果)が“子供じゃないのよ”って歌うところがすごくカワイイなって思います」
横山「4期生の曲も面白いです。ギリシャの哲学者・カルネアデスが出した問題『カルネアデスの板』が元になっていて、ギリギリの決断を迫られるような歌詞が面白かったです」
卒業ソングも歌われるであろう28日の卒業ライブも迫っていますが、長野さん、改めての心境を。
長野「ぜんっぜん実感が湧いてなくて。まだリリースイベントもあって、ファンの方と触れ合えたり、みんなと会える機会もあるので。でもそれが終わった瞬間にライブのリハが始まるので、そのころには実感してくるかとは思うんですけど。今は悲しいとかさびしいとかもまだ全然なんです」
番組の最後の収録は終わったそうですね。
長野「終わりました。その瞬間は確かに…」
「泣きました」
長野「そう! 番組収録が終わったあとに泣いたんですよ、この人」
横山「泣くタイミング…(笑)」
長野「カメラ止まりました、ハイお疲れ様でしたっていうときになってバーって泣き出して。カメラが回ってるときに泣いてくれよぉって(笑)」
古橋「ある意味、ガチ泣きですよね(笑)」
長野「スタジオ観覧に来た人しか知らないゆりかの泣き顔みたいな」
「せりな本人が“全然さびしくないんですよ〜”と言ってる傍で、私は“いやいやいや、さびしいよぉ〜”って思ってたんです。ホント、もうちょっとさびしがって!!(笑)」



アイドリング!!!

アイドリング!!!

では、最後にアルバムの聴きどころをアピールしていただきましょう。
横山「せりながいる最後のアルバムというのもあって、2期生の曲はあったかいです。そして、今回初めてバースデーソングが入っているので、ぜひ誕生日に聴いてもらいたいです」
長野「『HELLO』という曲は、歌詞もすごくよくて、メンバーも大好きな曲。お別れの多い3月だからこそ聴いて欲しいですね。いろんなタイプの曲があって聴き飽きないアルバムです」
「各期ごとの曲や、ソロの声が際立つ楽曲がたくさん収録されているので、アイドリング!!!の名前ぐらいは知ってるけど…という人には、このアルバムを入り口にしていただきたいです。メンバーそれぞれの個性を理解してもらえると思います」
石田「『サマーライオン』から『ユキウサギ』までの全シングル曲が詰まっているので、はじめましての方にも、今までのファンの方にもぜひ聴いてほしいです」
古橋「ロッピー盤とHMV盤が特にすごいことになっていて、推しのメンバーのジャケットにできたり、『My Fate』のMVが入っていたり、すっぴんのメンバーの顔も見られるので、アイドリング!!!をもっとたくさんの人に知ってもらえたらいいなって思います」

インタビュー・終


Profile

横山ルリカ/よこやま・るりか●1991年9月27日生まれ、神奈川県出身。1期生・9号
長野せりな/ながの・せりな●1994年9月29日生まれ、千葉県出身。2期生・13号
橘ゆりか/たちばな・ゆりか●1992年12月23日生まれ、滋賀県出身。3期生・19号
石田佳蓮/いしだ・かれん●1996年8月6日生まれ、東京都出身。5期生・28号
古橋舞悠/ふるはし・まゆ●1998年10月30日生まれ、神奈川県出身。NEO期生・31号

INFORMATION

アイドリング!!!

アイドリング!!!

先行公開された新曲『My Fate』に加え、アイドリング!!!1期生〜NEO期生の各期で編成した6グループのキャラクターを活かした楽曲を収録。もちろん20thシングル『サマーライオン』、21st『シャウト!!!』、 22ndSG『キュピ』、23rd『ユキウサギ』などヒット曲も満載で、全16曲のボリュームでお届け。3/28の渋谷公会堂でのライブ『アイドリング!!!13号長野せりな卒業ライブ ぷにぷに・またね・だいすき』にて、加入して7年の13号・長野せりなが卒業となり、本作品が21名のメンバー構成ラストのメモリアルなアルバムとなる。

初回盤A[CD+DVD/4,320円(税込)]にはDVD『アイドリング!!! 14th Live「井の中のアイドリング!!! 大海でバタアシング!!!」ダイジェスト映像』付き。初回盤B[CD+Blu-ray/4,320円)には付録Blu-rayに『Music Video』4曲ほか収録予定。Loppi・HMV限定盤[CD+Blu-ray/4,320円(税込)]には新曲『My Fate』MV+メイキング映像が付録。限定特典として推しメンジャケ仕様ブックレットが付録(※2/1〜3/8Loppi端末予約限定販売)

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