BOYS AND MEN | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「BOYS AND MEN」

2016/08/17

「歌っている自分たちもすごく元気になれる曲なので、聴いてくれるみなさんにパワーを届けていきたい」

BOYS AND MEN

撮影/草刈雅之 取材・文/えびさわなち

今年1月と2月にリリースした『BOYMEN NINJA』、『Wanna be!』がともにオリコン週間シングルランキング初登場1位を獲得するなど、勢いをどんどん増している、名古屋発のエンターテインメント集団・BOYS AND MEN(通称:ボイメン)。8月24日にはニューシングル『YAMATO☆Dancing』をリリース。今回は、メンバーを代表して7名に直撃インタビュー。地元・名古屋を拠点に活動を始め、様々な壁をファンとともに乗り越え、夢という階段を一歩ずつ歩んできた彼らの魅力に迫る。
田中俊介
田中俊介
――今年発売したシングルが2作連続でオリコン週間シングルランキング初登場1位を獲得するなど、話題を呼んでいるBOYS AND MENのみなさん。『Deview』初登場のメンバーの方も多いので、まずは、グループ内での「役割」をそれぞれ教えていただけますか。
本田剛文「僕は勉強が得意です!」
田村侑久「(本田は)ボイメンの頭脳担当ですね」
吉原雅斗「僕は歌とダンスがとても好きなんですが、ボイメンの中のポジションとしては“ゆとり”です!」
平松賢人「僕のポジションは“みんなの弟”です♪」
吉原「(平松は)ダンスリーダーでもあります」
平松「はい!ダンスが得意です!」
――では、田中くんは?
田中俊介「僕はメンバーの中で、腕二頭筋と三角筋の形が一番綺麗です!」
田村「……担当!? (笑)」
田村侑久
田村侑久
田中「“筋肉の付き方が綺麗”というポジションです。筋肉の付き方って大事なんですよ。彫刻のような筋肉を目指していて……」
田村「いやいやいや(笑)。(田中は)兄貴ポジションです」
土田拓海「僕はイジられポジションです」
――取材が始まる前、吉原くんもけっこうイジられてましたよね?
土田拓海「(吉原も)イジられポジションではあるんですけど、あっちは柔らかめで、僕は割とハードめにイジられます。ハートに堪えるくらいのイジりがきますが、折れません。ハートはすごい強いです!!」
勇翔「ポジションは……“しゃべらない”です」
――しゃべらない!?
本田「無口なんです。でも、インタビューなのに、『しゃべらない』って言っちゃダメでしょ(笑)」
田村「ここはやっぱり“イケメン担当”にしよう!」
――ではラスト、田村くんは?
田村「僕は脱サラしてこの世界に飛び込みました!ポジションは“カワイイ系”です!」
一同(冷ややかな視線……)
本田剛文
本田剛文
田村「……嘘、嘘!(笑)。ボイメンの広報担当です! 今でも日々、ボイメンのチラシをまいています」
――田村くんが数年前にデビューに登場してくれた時、『まだまだチラシをもらってもらえない』と話してくれていましたが、今やボイメンを取り巻く状況は変わってきたんじゃないでしょうか。
田村「昔に比べたら、今はチラシも貰ってもらえるようにはなりました。名古屋では……ですが。全国区という目標の上では、まだまだだと思っています。今はまだ全国区の“ぜ”くらいだと思っていますから」
――ではその「全国区の“ぜ”」を感じられたエピソードを教えてください。
田村「僕は九州でロケをしていたら、地元の方が『ドラマ出ていますよね?』って声を掛けてくださって。『白鳥麗子でございます』を観てくださっていたみたいで、その時は、嬉しかったです。東京では声を掛けられることも増えたんですが、地方ではより嬉しいです」
田中「この間、四国にボイメンとして初上陸したんですが、番組の放送とかも全然やっていない地域だったのに、待っていてくれたファンの方がたくさんいらっしゃったのが嬉しかったです。それと、これまでは『友だちがボイメンのこと好きなんです』という反応が多かったのが、『(自分が)ファンなんです』って声を掛けてくださるように変化してきた印象があって。この前の遠征のときも、タクシーの運転手さんにまで『ボイメン知ってるよ!』って言われたときも嬉しかったです」
勇翔
勇翔
――昨年には日本ガイシホールでのワンマンライブを大成功に収められました。結成した頃から、みなさんは日本ガイシホールでのライブを夢の一つに挙げ続けていましたが、達成した瞬間の想いは?
土田「ステージに立った瞬間は、夢のような瞬間でした。自分たちを見るためだけに、あれだけたくさんの方が集まってくださったので。“これまで活動してきて良かった!”というのを強く感じました。僕は初期メンバーなので、特にこれまでの活動で思い出すこともいっぱいあって。最初の方はテレビ塔のPRキャラクターをしたんですが、“450人集まらなかったら即解散”っていうのがあったり、稽古場所がなかったことだってあったし、“全部をファンの方含めて、みんなで乗り越えてきたんだな”と胸が熱くなりました」
田中「実際、“日本ガイシホールでライブをする”という発表をしたのが、100人規模の小さな専用の劇場だったんです。そこでライブをしている自分たちが、1万人という規模でのライブができるのか?っていう不安が大きかったんです。そこからボイメンファミリーの子たちと一致団結して、一緒に頑張って走り続けて、その大きな夢を叶えたということが嬉しくて。ステージでは本当にヤバかったですね」
吉原「そのために、みんなでチラシをまいたり、受け取ってくれた人に『お友だちも誘ってね』という声を掛けるという活動は、地道に続けてきた一年があって立ったステージでしたから。努力が結ばれたし、ガイシは本当に嬉しかったです。いつもはライブを観る側として行っていた憧れのステージに、いざ立てる側になったことは本当に大きかったですし、お恥ずかしい話ですが、ステージに立っただけで涙がこぼれました」
平松賢人
平松賢人
――ライブを大成功に収めて、心境の変化もあった?
勇翔「今回のライブは成功したけど、毎回その規模でやれるわけではないので、まだまだだなと。一つの目標は叶ったけど、その先の大きな目標にはまだそこまで到達してない。まだまだ努力が必要だなと思いました」
――さらに今年は、1月にリリースした『BOYMEN NINJA』と、2月にリリースした『Wanna be!』のシングル2作連続で、オリコン週間シングルランキング1位を獲得。その時どんな想いが湧きましたか?
田村「『いつかはオリコン1位』ってずっと言い続けてきたんですが、実際に獲得すると本当に嬉しいという想いと、この想いは僕たちだけのものじゃない、ファンのみんなも一緒に感じてくれる嬉しさだって感じました。支えてくれた人たちも一緒に喜んでくれたので、それが一番嬉しかったですし、どんな時もついてきてくれたファンのみなさんへの感謝も返せる1位でした」
――8月24日には、ユニバーサルミュージックとのメジャー専属契約、第1弾シングル『YAMATO☆Dancing』が発売。
平松「ついに!という気持ちと、すごい嬉しいけど、“そもそもメジャーってなんなんだろう!?”とか色んなことを考えました。でもファンの子も喜んでくれて、その想いを共有できたことが嬉しかったです」
土田拓海
土田拓海
土田「僕はまだ実感できていなくて。でも、メジャー専属契約という漠然としたものが叶ったし、みんなと一緒に喜べたことは嬉しかったです」
吉原「地元のファンの方はもちろん、名古屋以外のファンの人たちもすごく喜んでくださったんです。メジャーというステージに立つことで全国に僕らが出ていく機会も増えますから。それがメジャーなんだなと声をいただいて考えました」
本田「僕らはずっとCDを手売りでやってきたんです。最初の頃は、500枚しか作っていないCDも売れ残るような感じでしたから、ようやくここまで来たのかって。それも本当にファンのみなさんのおかげ。それを一番にファンのみなさんに報告したかったですし、喜びを分かち合えたのが嬉しかったです」
――『YAMATO☆Dancing』は、ボイメンらしい活気に溢れる1曲ですね。
本田「この曲で、『NHK紅白歌合戦』出場とレコード大賞新人賞を狙っています! 歌っている自分たちもすごく元気になれる曲なので、聴いてくれるみなさんにパワーを届けていきたいです」
――この楽曲は、みなさんのことを描いた映画『BOYS AND MEN〜One For All, All For One〜』(10月29日全国公開)の主題歌にもなっていますね。この映画は、ボイメンの5年間の軌跡を描いた作品で、みなさんが本人役で出演されているということですが、こちらの見どころも教えていただけますか。
吉原雅斗
吉原雅斗
田村「試写で観て号泣しました。自分たちの道のりを描いた映画なので。ステージに立っている人たちの裏側って、あまりみなさんは目にしていないと思いますし、そこでの僕らを見てもらえることで僕らをより身近に感じてもらえると思うんです。それと僕らはこうやってステージに立っているけど、そもそもは普通の人たち。だからこそ共感もしてもらえると思うので、見どころとしては僕らの想いや裏側だと思います」
勇翔「映画の中でもライブをしていたりもするんですけど、それ以外の部分もこの曲が表現している部分が大きいと感じていて。メンバー自身がお客さんに対して、グループに対して、どんな想いで活動しているのかを映画の中で見て取れると思うんです。その気持ちを、『YAMATO☆Dancing』が熱く歌い上げているし、この曲をより深く感じてもらえるとも思うので、映画と共に楽しんでもらいたいです」
――そしてカップリングの『One For All,All For One〜夢は叶えるもの〜』は映画の劇中歌であり、メンバーみなさんが作詞された楽曲。みなさんの想いをどう活かしていったんでしょうか。
本田「“これを伝えたい”“この言葉を入れたい”ということをみんなで持ち寄って、作詞家の先生に整えてもらったような形式で作っていったんですが、後々聞いたらみんな同じようなことを言っていたらしくて。メンバーみんな、同じ方向を見てきたんだなと改めて感じました」
平松「“夢は諦めなければ必ず叶う”。僕らはそれをずっと言い続けてきたので、それが歌詞入っていることが、この曲のすべてかなって思うくらい、すごく大事だなと思います」
BOYS AND MEN
――では、最後にデビュー読者へメッセージをお願いします。
田中「僕たちメンバーは、みんな夢に対してバカ正直なんです。“絶対叶えるんだ!”っていう熱い気持ちを持ち続けていたからこそ、今こうして、6年目にして大きな夢を叶えてこれていると思うんです。なので、どんな状況でも“俺はイケる、絶対やるんだ!”という強い心を持ち続けることは大切なのかなと。時には心が折れそうになることはあると思うけど、それをも凌駕する熱い想いが必要だと思います」
田村「まずは夢を公言すること。それと思い立ったら行動に移すこと。失敗してもいいと思う。やり直しなんて、いくらでもできると思うんです。なので、“失敗するつもりでやってみよう!”ですね。僕達と一緒に頑張りましょう!」
名古屋発エンターテインメント集団・BOYS AND MENが、デビューを夢見る読者へ熱いエール!!
Profile
BOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン)●2010年に結成、東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたユニット。東海地方を中心にテレビ・ラジオへのレギュラー出演のほか、歌・ダンス・芝居だけでなくミュージカルなどもこなすエンターテインメント集団。これまでのボイメンの道のりを描き、自身が演じたバイオグラフィ映画『BOYS AND MEN 〜One For All, All For One〜』が10月29日全国公開。現在は、今回の取材したメンバー7名のほか、水野勝、辻本達規、小林豊を加えた10名で活動中。

田中俊介(たなか・しゅんすけ)●1990年1月28日生まれ、愛知県出身。
田村侑久(たむら・ゆきひさ)●1990年10月17日生まれ、愛知県出身。
本田剛文(ほんだ・たかふみ)●1992年11月3日生まれ、愛知県出身。
勇翔(ゆうひ)●1993年2月5日生まれ、長野県出身。
平松賢人(ひらまつ・けんと)●1994年11月14日生まれ、愛知県出身。
土田拓海(つちだ・たくみ)●1991年6月15日生まれ、愛知県出身。
吉原雅斗(よしはら・まさと)●1994年7月22日生まれ、愛知県出身。
シングル『YAMATO☆Dancing』
8月24日発売/Virgin Music(ユニバーサルミュージック)
YAMATO☆Dancing
初回限定盤(DVD付)/1800円(税込) YAMATO☆Dancing
通常盤/1350円(税込)
弾ける元気とメンバー10人の個性が、キラキラ超えの“ギラギラ”レベルで輝き放つパワフルダンスチューン『YAMATO☆Dancing』は、聴いていると思わず体がビートにノッてしまう珠玉の1曲。カップリングにはメンバー全員で作詞に挑戦した『One For All,All For One〜夢は叶えるもの〜』を収録。彼らの生き様が無骨なほどに素直な言葉で綴られる渾身のミディアムロック。『YAMATO☆Dancing』は映画『BOYS AND MEN〜One For All, All For One〜』の主題歌であり、『One For All, All For One〜夢は叶えるもの〜』は劇中歌。彼らの熱さを動と静とで感じられる2曲だ。もう1曲『Let’s Go』はライブユースな爽快ダンスナンバー。バラエティに富んだ3曲でBOYS AND MENのカラフルな魅力をキャッチできる1枚が完成。
BOYS AND MEN 研究生(関東&東海エリア)新メンバー募集
BOYS AND MEN
BOYS AND MENの弟分ユニット「BOYS AND MEN 研究生」(関東&東海エリア)新メンバーの緊急オーディションが決定。
「BOYS AND MEN 研究生」のメンバーとして、名古屋発のエンターテイメントを東京、さらには全国へ盛り上げていくメンバーを大募集! 応募資格は、12〜18歳くらいまでのプロダクションに所属していない男性で、この世界で活躍したいという夢がある人。
合格者は、 一定期間研修生として活動後、正式メンバーとして活動を開始。メンバーとしてテレビ・ラジオ・雑誌・CM・映画・ミュージカルなど、様々なジャンル活躍できるチャンスがある一方で、個人として芸能界デビューのチャンスも有。

オーディション詳細はコチラ

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