根岸拓哉 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「根岸拓哉」

2013/07/04

憧れの“ヒーロー”役に抜擢!

根岸拓哉

映画『忍たま乱太郎−夏休み宿題大作戦!の段−』(7/6公開)では乱太郎たちが憧れる上級生役、円谷プロ50周年を記念して制作された『ウルトラマンギンガ』(テレ東系『新ウルトラマン列伝』内で7/10より放送)では主演に抜擢と“ヒーロー”な役がこの夏続く根岸拓哉くん。そんな“ネギタク”くんの“素”が全開のインタビューになりました!!

7月10日より始まる、『ウルトラマンギンガ』で、主演の礼堂ヒカル役を演じる、根岸拓哉くん。初の主演、史上最年少のウルトラマンということで、プレッシャーもあったと思うけど、大切な作品になったのでは?
「はい。自分にとっての代表作が出来たのがすごく嬉しいです。決定したのが僕の17歳の誕生日の3日前だったんですけど、最高の誕生日プレゼントになりました!」
いざ、撮影が始まってみてどうでした?
「本読みやリハなど、撮影まで1ヵ月くらい時間があって。アベ(ユーイチ)監督やキャストの方、スタッフのみなさんと話している中で、『一人で作るんじゃないから、そんな重圧を感じなくていいよ』と言っていただいて。撮影は素直にリラックスして挑めました」
アクションシーンなど、初めての経験も多かったと思いますが?
「『ウルトラマンギンガ』はウルトラマン史上、初めて地球防衛軍が存在しない世界のウルトラマンで。僕らも素の状態では怪獣に勝てないんです。だから、怪獣に投げられたり、ボコボコにされたりして……そういう演技は初めてだったので、新鮮でしたね」
さっきまで、この(インタビュー)現場にはヒロイン・石動美鈴役の宮武美桜ちゃんら、共演者がいましたが。みんな本当に仲良さそうですね。
「ホント仲良くて、撮影が終わっても現場を離れるのが嫌だったんです! だから、みんなと会えるのが嬉しくて、今日もいつも以上にフザケちゃいました(笑)。みんなといると、なぜか僕がイジられ役で。宮武さんとかにすごいイジられるんです、せっかくの主演なのに(笑)」


根岸拓哉

根岸拓哉

アハハ。愛されキャラの主人公なんて、最高じゃないですか。
「でも、礼堂ヒカルはカッコいいですよ。正義感に溢れてて、物怖じしなくて、冒険が好きで。何でも出来る人なので、根岸とは大違いです!(笑) 僕との共通点は、物怖じしないところと、恋愛に不器用なところくらいですかね」
そうなんだ(笑)。そして、7月6日からは、善法寺伊作役で、映画『忍たま乱太郎−夏休み宿題大作戦!の段−』に出演。昨年の夏に撮影が行われたんですよね?
「昨年の7月末から京都の太秦で撮影がスタートして、3週間半くらい一人でホテル暮らしをして……寂しかったです(笑)。太秦は普段の現場と全然雰囲気が違って、いい意味ですごく緊張感がありました。初めての経験も多かったので、色々と勉強させてもらいました」
撮影中、特に印象に残ってる出来事は?
「竹田城というところで撮影をしたんですが、すごく山奥にあって。まず、山に登るのが大変なので、アクションシーンの撮影前に汗だくになっているという(笑)。忍者なので頭巾をかぶってるんですけど、頭巾ってすごく暑いんですよ。しかも汗で濡らしちゃいけないから、『どうしたらいいの!?』って」
アハハ、大変でしたね。そんな苦労した今作、完成を見ての感想はいかがでした?
「アクションシーンも激しくて綺麗で、すごく映像も美しくて、『こんなにカッコ良くなるんだ!』って感動しました。ついつい、自分が出てることも忘れて、すごく楽しんじゃいました(笑)」
映画を見た人の感想も楽しみですね! そして、ワタナベエンターテインメントのD-BOYS結成10周年を記念した、『D-BOYSオーディション10th』が開催されています。
「そうなんです。僕も『応募してみようかな?』と思ってるんですけど(笑)。僕は『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』からD2に加入したんですが、ちゃんとアドバイス出来るか不安です(笑)」
全然大丈夫です! 根岸くんのオーディション経験をぜひ話を聞かせて下さい。
「僕の場合は親が勝手に応募していて。『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』って、ベスト100に残ると『プラチナ・ジュノン』と言って、『JUNON』のWEBページにBLOGが出来るんです。でもベスト100に選ばれても僕、全然乗り気じゃなかったんです」


根岸拓哉

根岸拓哉

え、その時点になっても、乗り気じゃなかったんですか?
「はい。『頑張るぞ!』というよりは、『残っちゃったよ……』って感じで。だから最後までBLOGもやらなかったんですけど(笑)、最終審査まで残ってしまって。そこでやっと、『これはやるしかないな』と思って、最終審査で披露する特技を練習したんです」
どんな特技を見せたんですか?
「サッカーのリフティングです。でも、一度も成功しませんでした、アハハハ。本番ではなんと、係員さんの頭にボールを当てるというミラクルを起こして(笑)。そんな13歳の夏でした……」
それで受かっちゃうんだから……。
「『ウルトラマンギンガ』のオーディションもそういう意味では、良い感じにくだけて臨めました(笑)。隣のすごく意気込んだ方が『ティガのワンシーンを再現します』って特技を披露し始めたんですけど、僕は見せられる特技がなかったんで、『じゃあ僕、お手伝いをします!』って、死体の役をやりました(笑)。演技始まって早々に攻撃されて、その後その方が5〜6分、真剣に演じてる間、机の下に転がってただけという」
え〜!? その隣のコは根岸くんに決まって、めちゃくちゃ悔しかっただろうね(笑)。
「『ウルトラマンギンガ』のオーディションの時は色々決めず、素の自分で挑んだんです。難しいことは何もしていないんですよ。だから僕からオーディションを受ける人にアドバイスが出来るとすれば、『あまり気取らず、自分を出した方がいいよ』ってことですね。僕、どんな状況でも最初に考えるのは『自分が一番楽しもう』ということで。
うん、すごく良い考え方だと思います。
「自分にプレッシャーをかけつつ、遊び心を持って、良い緊張感を持って挑む、みたいな。そんな心がけも必要だと思いますね」

インタビュー・終
撮影/草刈雅之 取材・文/フジジュン


Profile

1996年3月12日生まれ、埼玉県出身。ワタナベエンターテインメント所属。身長188cm。俳優集団D2のメンバー。2013年7月6日より公開の映画『忍たま乱太郎−夏休み宿題大作戦!の段−』に出演。7月10日から始まる、『ウルトラマンギンガ』(テレ東系『新ウルトラマン列伝』内で放送)では、主演の礼堂ヒカル役を務める。『TV・局中法度!』局中音楽館LIVE(8月16日〜18日、赤坂BLITZにて)に出演。

INFORMATION

忍たま乱太郎

(c)2013
「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」
製作委員会

映画『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段 』
7月6日(土)全国ロードショー

夏休みの宿題にまったく手をつけず遊び回っていた、忍術学園に通う1年生の乱太郎(加藤清史郎)、きり丸(林遼威)、しんべヱ(神月朱理)の“忍たま”3人。宿題を終わらせないと、教科担当の土井先生(内博貴)の補習が待っている。そんなとき、歴代の持ち主はみな天下を手中に収めたことで知られる妖刀・極楽丸が刀鍛冶の家から盗み出され……。“忍たま”たちは学園長に命じられこの刀を奪還する“実習”に挑む。

公式HP: nin-tama.com

INFORMATION

ウルトラマンギンガ

『ウルトラマンギンガ』
7月10日より放送スタート
テレビ東京系『新ウルトラマン列伝』内にて
毎週水曜夕方5時30〜


はるか昔、宇宙のかなたで闇の巨大な力により、すべてのウルトラ戦士と怪獣たちが小さな人形に変えられてしまった。
宇宙に散らばった人形のいくつかは地球にも……。
そして、時が流れた現代。選ばれた運命の少年・礼堂ヒカル(根岸拓哉)は、人形となった怪獣やウルトラ戦士を巨大な姿に戻す神秘のアイテム「ギンガスパーク」を手に入れる。
ヒカルは再会した3人の幼馴染・石動美鈴(宮武美桜)、渡会健太(大野瑞生)、久野千草(雲母)、そして謎の転校生一条寺友也(草川拓弥)との出会いを経て、動き始めた巨大な闇の力に「ギンガスパーク」の力で立ち向かう。


公式HP: http://m-78.jp/ginga/

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