川栄李奈 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「川栄李奈」

2016/03/02

「“やりたいと思ったことはやる”そういう意志の強さは持つようにしています」

川栄李奈

撮影/高橋依里

AKB48卒業後、進路を女優に定めた川栄李奈。舞台初主演となった『AZUMI 幕末編』でその演技が高く評価され、4月スタートの朝ドラ『とと姉ちゃん』にも大抜擢。そんななか、映画『プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』では声優に挑戦。新たな世界に飛び出して成長を続ける彼女にインタビュー。
川栄李奈
――舞台『AZUMI 幕末編』で見せた演技は各方面から高い評価を受けました。これは女優を続けていく上で大きな自信になったのではないですか?
「舞台に出るのは初めてで、しかも主演だったので、本当に周りの方に助けられながら千秋楽を迎えました。お芝居はすごく好きだったんですけど、この舞台を通じて、もっと好きになりました」
――芝居の現場で、これからも一緒に成長していける仲間が新しくできましたね。
「ドラマでもそうですけど、収録や本番が済むと、なんか終わっちゃうじゃないですか。そこがちょっと寂しいところだなあと思っていて。今回の舞台はその後もイベントなどで続いたのがよかったですね」
――AKB48を卒業して、女優で頑張りたいという気持ちが芽生えたのは?
「AKB48にいるときにも何度かドラマに出させていただいたんですけど、そのときに一番楽しいなと思ったんです。あんまり好きなものとか好きなこととかはないんですけど。なんかこれは楽しいな、続けたいなって思いました」
川栄李奈
――そして、今回、映画『プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』では声優に挑戦。アイドルの枠を出て、様々なチャレンジが出来ている状況については、どう感じていますか。
「アニメ映画の声優は初めてだったので、嬉しかったですし、子どもたちが観る作品に出られるのは光栄です。子どもはすごく好きなんですけど、これまであまりそうした仕事に携わる機会が多くはなかったので。本当にたくさんの子供たちに観てほしいと思います」
――ご自身が昔観ていた女の子アニメはありますか?
「私自身は『プリキュア』の世代なんですけど、当時はアニメをあまり観ていなかったんです。でも『プリパラ』を知って、カードゲームもあったりして、子供たちがすごく好きになるのも分かるなと思いました」
川栄李奈
――『プリパラ』のダンスシーンの動きは、元リアルアイドルからみてどうですか?
「ちゃんと踊っていたし、すごく動きが細かかったです。衣装もすべて可愛くて、夢の世界がそこに実現していて、“本当のアイドル!”って感じでしたね。自分よりもはるかに可愛いです!」
――声の演技に挑戦した感想を教えてください。
「声だけでお芝居しないといけないので、伝えるのが難しいんだなって改めて思いました。私は“ミニファルル”役を演じたんですが、“ミニ”と付くようにちっちゃいから、『ちっちゃい人が声を出しているように意識して』と言われて。そういうことも考えて演じるのはやっぱり大変だなって思いました」
――音響監督さんからの演出で発見したことは?
「“声に抑揚をつけること”や、“同じセリフでも違う言い方をしてみると面白い”というアドバイスをいただきました。絵に合わせて演じるのは、普通のお芝居とは違うなと思いましたし、お芝居する上でもヒントになることがありました」
――映画『プリパラ』のキャッチコピーは“アイドルたちの友情がキセキをおこす!”です。川栄さんがアイドル時代に友情を感じたことは?
「アイドルグループって“本当は仲悪いんじゃないの?”って見られがちなんですけど、実際、すごく仲が良くて、みんなで助け合いながらやってきたので。この作品もアイドルたちが助け合って、団結して困難に立ち向かう姿が、実際の私たちの関係性と似ていました。私がダンスを踊れなかったら、一緒に残ってレッスンに付き合ってくれたり、風邪をひいて休んだときも、代わりに公演に出てくれたり。家まで来て看病してくれて、風邪をうつしちゃうこともあったんですけど(笑)。風邪をうつしちゃうのはダメですけど、それも友情かなって思います。すごく感謝しています」
川栄李奈
――そのときに育んだ友情は今も続いているようですね。
「仲のいいメンバーがたくさんいるので、今もよく会います。特に(高橋)朱里には本当によく会ってます。AKB48で頑張っている姿は刺激になるし、一人で女優活動する上での支えにもなっています。朱里はチーム4のキャプテンでもあるので、悩みとかを聞いてあげられたらいいなって。メンバーに言えない事もあったりすると思うので、そういうところは、これからも支えていきたいです」
――改めて映画の見どころをお願いします。
「友情がメインの物語で、仲間との絆や団結力が見どころだと思います。アイドルが踊っている姿がすごく可愛くて、細かく作られているので楽しいですよ!」
――そして、4月からスタートする、NHK 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にも出演されます。撮影現場はいかがですか。
「素敵な役者さんがたくさんいらっしゃるので、その方々を見習って、いいところを吸収できるように頑張っています。長丁場でお付き合いも長くなるので楽しみです」
――実は人見知りだと聞きますが……。
「そうなんです。人見知りで、新しい場所に入って行くのはいつも大変なんですけど、皆さん本当に優しくて、気さくに話しかけてくださるのでとても楽しいです。自分から話しかけるのは未だに慣れないところなんですが……頑張ります」
川栄李奈
――ツイッターをみると、最近料理を始めたみたいですね。
「今回の朝ドラで演じるのが、仕出し屋の娘の役で、包丁を使うシーンが結構出てくるので、役作りを兼ねて自炊を始めました。漬物をつけるシーンもあったので、自宅で漬物にもチャレンジしました。料理をするお芝居は今まで経験がないんですが、所作指導を受けながらやっています」
――では、最後にデビューを目指す『Deview』読者へ、ご自身の経験を踏まえてアドバイスをお願いします。
「自分が“楽しい”と思えることをしているのが一番だと思うので、女優やアイドルがやりたかったら、まずはチャレンジをしてみることです。一人でやるのが難しかったら、友達や、同じ夢を持っている子と一緒に行動すればいいと思います。私はあんまり考えてないほうだと思うんですが、やりたいと思ったことはやるようにしています。そういう部分での意志の強さは持つようにしています」
Profile
川栄李奈(かわえい・りな)●1995年2月12日生まれ、神奈川県出身。エイベックス・ヴァンガード所属。2010年、AKB48第11期研究生オーディションに合格。2015年8月、AKB48を卒業。2015年9月、『AZUMI 幕末編』で初舞台初主演を果たす。2016年1月に初のフォトブック&エッセイ『これから』(幻冬舎)を発売。平成28年度前期 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演。ヒロイン・小橋常子(高畑充希)が住み込みで働く仕出し屋のひとり娘・森田富江を演じる。
映画『プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』
3月12日(土)全国ロードショー
プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ
小学6年生の女の子「らぁら」が、ファッションやダンスなど女の子の憧れが詰まった夢のような場所「プリパラ」を舞台に、アイドルチームを結成して神アイドルを目指す、友情と成長の物語。今作はプリパラ劇場版初の新作オリジナルストーリー。

【ストーリー】
アイドルの聖地「プリパリ」にいるらぁらの大切なともだちファルルから「プリパリのキラキラがなくなってプリパラがなくなっちゃう!」というSOSが届く。プリパラのアイドルたちは、チームにわかれて世界中のプリパラステージで「いいね」を集めながら、はるか遠くプリパリめがけて全力ダーッシュ!! らぁらたちはファルルを助けて、プリパラの世界を無事救うことが出来るのか!? 川栄は、ファルルの妹的存在「ミニファルル」と、プリパリの市民「プリジェンヌ」の声を担当。

映画公式サイト http://pp-movie.com/

(c) T−ARTS / syn Sophia / 映画プリパラ製作委員会

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