矢島舞美・鈴木愛理(℃-ute) | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「℃-ute」

2011/04/15

ピュアな恋を描いた曲が多くて、感情を込めやすかったです

℃-ute
大人びた雰囲気のシングル『Kiss me 愛してる』に続いて、℃-uteの6枚目になるアルバムが発売。今回、リーダーの矢島舞美ちゃんと、鈴木愛理ちゃんが、アルバムの内容やレコーディングのエピソードをトーク。収録曲一曲一曲に対する二人の想いが伝わってきました。



Q 今回のニューアルバムはどんな内容?

矢島舞美

矢島舞美(℃−ute)

舞美 「前作のアルバム(『ショッキング5』)は、しっとり系のものや横揺れの曲が多かったですけど、今回は幅広く、いろんな曲調が入っています。曲をもらうたび、『あ、元気なのが来たな』『今度はかわいいのが来たな』という感じ。1曲歌うごとに気持ちが切り替わりました」

愛理 「最近の℃-uteの曲って、等身大の歌詞が多いですね。『Kiss me 愛してる』のような、ちょっと背伸びした曲もあるんですけど、全体的にピュアな恋を描いたものが多い気がします。このアルバムでも『超WONDERFUL!』や『サークル』『3番ホーム3両目』とか、とてもピュアな世界感の曲が多くて、歌っていて感情も入れられるし、聴く人に共感してもらえと思います。曲調もさまざまだから、いろんな気分になってもらえるのかな。せつない曲もあれば、恋が実ってる楽しい曲もあったり…」

Q レコーディングのエピソードを教えて!

愛理
鈴木愛理

鈴木愛理(℃−ute)

「私は『Midnight Temptation』という曲のレコーディングの時に、風邪をひいて、声が出にくくなってしまったんです。『まずい!』と思ったんですけど、ささやくように歌う部分が多めの曲だったので『逆にこの声でよかったよ』とディレクターさんに言われました。いつもよりもちょっとハスキーで低めになっていたんです。自分の声じゃないみたいで。 今回のアルバムでは、メンバーのそれぞれ一曲ずつメインでフィーチャーされているんですけど、私がメインなのは『ルルルルル』という曲で、ゆっくりのテンポなのにキーは高くて、でも感情は入れなければならなくて、レコーディングは大変でした。どうしてもキーのことばかり考えちゃって。ラストになるにつれて、どんどん苦しくなってくるんですよ 」

舞美 「私もレコーディングでは『ルルルルル』を歌ったんですけど大変でした。最初はこの曲を誰がメインで歌うかは決まってなかったんですけど、『ルルルルル』は高くてどうしようと思ってました」

愛理 「昔はキーが高くて苦労していた曲を今は歌えるようになってたりするんですけど、今回の『ルルルルル』も、次へ成長するための、つんく♂さんからの課題じゃないかと思って、前向きに頑張ろうと思いました」

Q ところで以前、ライブ本番前にメンバーみんなで発声練習をしているところに遭遇したのですが、いつもやってるんですか?

舞美 「はい。ストレッチと発声は毎回やります」

℃-ute

アルバム『超WONDERFUL!?』※初回生産限定盤

Q 巻き舌で発声するユニークなトレーニングでしたが、それはどういう効果があるの?

愛理 「喉を温める効果があるんです。だから歌う前にはそれをやると良いんです♪」

舞美 「だんだん声の高さを上げていって、地声から裏声に変化するところも、巻き舌で発声することで、滑らかに音が変えられるようになるんですよ」

Q ボイストレーニングを続けていることで成長は感じますか?

舞美 「私はハロプロキッズのオーディションに受かる前までは、あまり歌が得意ではなかったんです。今、こうしてステージで歌えているのはボイストレーニングのおかげだなと思います」

愛理 「私もボイストレーニングのおかげで、成長できたと思います。ライブで歌ってるのを聴くと、音域が広がったなと思って!」

インタビュー・Part.2へ続く



℃−ute(キュート)●矢島舞美、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞。07年、『桜チラリ』でメジャーデビュー。6thアルバム『超WONDERFUL!?』が発売中。『℃-uteコンサートツアー2011春「超!超ワンダフルツアー』が4月30日、東京・中野サンプラザからスタート。
矢島舞美●1992年2月7日生まれ。DVD映画『ブラック・エンジェルズ』が4月27日に発売。
鈴木愛理●1994年4月12日生まれ。DVD映画『携帯彼女』発売中。


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