原嶺衣奈 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「原嶺衣奈」

2010/12/03

初めてのアクションで壁にぶつかりそうですが、頑張っています!

原 嶺衣奈
12月7日から、池袋シアターグリーンで上演される舞台『OASIS』に出演する嶺衣奈ちゃん。今年の夏は『こもれびの中で2010』に出演するなど舞台での活躍が目立つ彼女に、今回の舞台への思いや、舞台で大切なことなどを聞きました。



原 嶺衣奈

原 嶺衣奈(撮影/厚地健太郎)

Q 今回、舞台『OASIS』では、どんな役柄なんですか?

「世界が砂漠化した時代の話で、人々が水を奪い合い、争いをくり返しているんですけど、その中で、私は水を生み出すことができるという特殊能力を持ったマヤという女の子の役です。マヤはその能力を持つために、常に周りから狙われちゃうんです」

Q マヤは、いわば『OASIS』のタイトルの象徴的な存在の役柄ですね。

「はい。ただ、マヤはしゃべれないんですよ。言葉がなくて『あー』とかそういう言葉しか発しないんです。その『あー』という言葉に感情をすべてこめなければならなくて。声のトーンと動きで見せています。 役柄的には、天真爛漫で明るい子だと言われていて、1回稽古で演じてみたら、今より5倍のテンションで、と言われて、そんなにテンションが高いんですか?と驚きました」

Q 今回は舞台初ヒロインなんですよね。

原 嶺衣奈

舞台『OASIS』

「はい。まず役柄を聞いて、自分と違う感じなので驚きました。そして『ヒロインだよ』と言われて、『えーっ、私でいいんですか?』と。それで『今回はしゃべらない役だよ』と言われて『ん?』と混乱しました」

Q 夏に引き続き、今年は舞台づいていますが、舞台が続くと、前作で得た感覚をキープできていいのでは?

「前の舞台が終わったあとは、普通に大学生をしていたので、稽古が始まってから、『ああ、こんな感じだったかな』とちょっとずつ思いだしています。前作で教わったことで、生かせることはたくさんありました」

Q たとえば、どんなところ?

「目線の使い方とか。たとえば自分が前に立っていて、うしろでしゃべっている人がいたら、身体ごと振り返ると、客席におしりを向けることになるけど、斜めにに目線を向けるだけで、聞いているように見えるとか、そういう技術的なことも先輩の役者さんや演出の方に教えていただいて……」

インタビュー・Part2へ続く
【Profile】はられいな●1990年1月6日生まれ、東京都出身。特技はフランス語で、仏検2級。

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