趣味はバラバラでも、すぐ話の輪ができる！

11月11日に3rdシングル『完璧ぐ〜のね』をリリースするAKB48(以下本文AKB)のスピンアウトユニット・渡り廊下走り隊の渡辺麻友ちゃん(愛称まゆゆ)、多田愛佳ちゃん(らぶたん)、仲川遥香ちゃん(はるごん)、平嶋夏海ちゃん(なっちゃん)が登場！ 新曲の話はもちろん、お互いの印象やAKBに応募したきっかけを“ぐ〜のね”も出ないくらい聞いちゃいました!!

Ｑ　“渡り廊下走り隊”として活動を始めると聞いたときは驚いた？

仲川遥香「そのとき、まゆゆ(渡辺麻友)はいなくて3人が呼ばれて、まずおニャン子クラブさんの話を聞かされたんです。もしかして“おニャン子クラブの名前でまた出すのかな？”って思っていたら、しばらくしたら今度は、うしろ髪ひかれ隊さんの話になって。“あれ？ 何が言いたいんだろう”って思って聞いていたら、“渡り廊下走り隊で曲を出します”って言われて。ビックリしすぎて思わず立ち上がっちゃったんですよ！ そうしたら思いっきり後ろの壁に頭をぶつけて…(笑)」

多田愛佳「“痛ッ！”て、ものスゴイ大きい声を出すからビックリした〜。私も、はるごん(仲川)の衝撃にビックリしすぎて何も覚えてないんです(笑)」

平嶋夏海「分かる！ それしか記憶にないくらい、相当大きい音が響いて……」

仲川「それから始まった渡り廊下走り隊です(笑)」

Ｑ　実際に4人で活動してみて、AKBと違うなあと実感するのは？

仲川「歌の中でセリフが言えること。例えば今度出るシングル『完璧ぐ〜のね』では、“イチぐ〜のね、ニぐ〜のね、サンぐ〜のね、ヨンぐ〜のね”とか。人数が多いとできないじゃないですか、こういうのって。4人だから、こういうセリフのパートができるんですよね」

渡辺麻友「人数が少ないと、ひとりひとりソロが歌えたりセリフが言えたりできるから、うれしいですね」

平嶋「ただレコーディングは、ひとりずつだったから“GO！GO！Let's　go！”とかひとりで掛け声をかけるときは……」

仲川「ちょっと恥ずかしかったよね(笑)」

平嶋「“テンション高く！”って言われると、このひとりの状態でどうテンション上げていこうって……。でも、やっていくうちに開き直ってけっこうテンション高くやっちゃうんですけど(笑)」

Ｑ　4人はAKBでも同じチーム出身だったけど、4人だけでの活動となると勝手が違った？

多田「なんといっても、移動がラク！(笑)」

仲川「握手会も、AKBだと人数が多いからファンの人たちとは個人個人で話すことになるけど、渡り廊下は4人だから、4人で共通の話題で盛り上がって返すことができるんですよね」

Ｑ　いま渡り廊下の中で、はやっていることといえば？

渡辺「ゲームかな。私は基本やっぱりオタクなんでゲームがすごい好きで(笑)」

平嶋「でもこの4人って趣味はバラバラだよね。はるごんはアイドル好きで、らぶたん(多田)は漫画が好きで、まゆゆはお笑いが好きで」

仲川「なっちゃん(平嶋)はアニメ。でも皆それぞれ違うことをしていても“何してるの？　何見てるの？”って、すぐその中に入って輪になっていくよね」

Ｑ　(笑)。この中でいちばんマイペースなのは誰？

(すると平嶋&&仲川は渡辺を、渡辺&多田は仲川を指さし)

渡辺「まあ、自分らしくをモットーに」

仲川「マイペースくらいがちょうどいいって言うよ」

多田「でも、はるごんは高3だよ！」

仲川「いいんだよ、こういう人もいるよ、世の中には」

渡辺「ねっ、最年長(笑)！」

平嶋「年齢は最年長なのに、精神年齢は末っ子っていう(笑)」

仲川「そうなんです。だから私は“渡り廊下末っ子隊です”」

Ｑ　それでは、渡り廊下の長女は誰？

仲川「なっちゃん！ しっかり者で、私たちのまとめ役」

平嶋「まゆゆは、ノリツッコミ(笑)。ボケもツッコミも両方担当みたいな感じ」

渡辺「テンションが上がると(両手の親指を立てて)ドンとこいです！(笑)。はるごんはムードメーカー。いっつも元気だよね」

仲川「そしてらぶたんが裏番長(笑)。おませさんですね。子供だけど大人ぶっていて(笑)」

多田「そうです、大人ぶってます。一番年下なのに、服装もピンクとかはあんまり着ないで黒とかが多いです。でも、私だけまだ中学生です。皆は高校生だからラクでいいなあ」

3人一同「エーッ！ 高校の方が大変だから！！」

多田「ウルサイ、黙れ〜っ！ 本当に中学は大変なの!!」

Part.2に続く

PART2へ続く・・・

Text／藤岡真司(日刊編集センター)