黒崎レイナ | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「黒崎レイナ」

2015/12/16

「とにかくキュンキュンなエピソードがたくさん詰まっていて、観たらきっと恋をしたくなると思う」

黒崎レイナ

ファッション誌『Seventeen』専属モデルとしても活躍中の黒崎レイナちゃんが、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016年2/27公開)で映画初出演! 12月22日&23日に2夜連続で放送される同作品のSPドラマ放送直前に、直撃インタビュー! 現場エピソードから役への取り組み、そしてレイナちゃんの意外すぎる素顔や趣味までいろいろとお話を聞いてきました。


黒崎レイナ
人気コミックが原作で、中島健人くん×小松菜奈ちゃん× 千葉雄大くん出演で話題の映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』で映画初出演! レイナちゃんが演じている“西野あや”はどんな女の子?
「中島健人さんが演じる黒崎くんのファンの女の子3人グループの一人で、その中でも中心というか仕切っているというか、一番意地悪な感じの子です。小松菜奈さん演じる赤羽由宇ちゃんが、黒崎くんと仲良くしてたりするのを見て、『チッ』と舌打ちをしたりするけど、でも黒崎くんの前ではキャーキャー言ってたりするという(笑)」
表と裏が激しく違うタイプなんですね。けっこうお芝居の振り幅もあったのでは?
「そうですね。私自身、好きな男の子がいたことがないので、嫉妬の感情表現がわからなくて難しかったです。キャーキャーっていうファン心理みたいなのはわかるんですよ。憧れの芸能人さんが近くを通った時に『ハッ』ってなるのに近いのかなって」
今まで経験したことのない感情をどうやって作って行ったんですか?
「いろいろ考えてみて、少しだけ知っている女の子と同じオーディションを受けて自分が落ちちゃった時の感情とちょっと近いのかなと。自分が選ばれなかった悔しさって、好きな男の子が他の子と仲良くしているのを見た時の“なんで私じゃなくてあの子なの?”みたいな感情に似ているのかなと思って、演技に取り入れてみたりしました。あとは友だちにいろいろ『こういう時ってどんな表情になりそう?』みたいに相談をしました」
いろんな角度から研究したんですね。
「今回はメインのキャストではないんですけど、やっぱりこの役はキャーキャー言っている時と、黒い感情が出ている時の差がポイントだと思ったんです。なので、そこはきちんととやりたいなって思ったので、お父さんに台本読みを見てもらったり、自分のセリフを録音して聞き直したりして練習しました」

黒崎レイナ
そうやって真剣に取り組んでいるということは、やっぱりお芝居が好きだから?
「好きです! 純粋に人のお芝居を見ているのも好きだし、台本を読んでいろいろ想像するのも楽しいし、自分と正反対の役を演じるのも難しいけどやりがいがあるし。お芝居ってみんなでやるものなので、自分もちゃんとセリフや動きを叩き込んでいかないと現場には立ってはいけないと思うんですけど、そういう責任感へのドキドキも含めて全部が楽しいです」
では、初めての映画の現場はどうでしたか?
「同世代の方が多くて楽しかったんですけど、みなさんは私よりも経験豊富で、撮影合間にワイワイしてても本番になるとパッと切り替わるんですよ。そこが勉強になったのと、あとは現場をリードしてくださった中島健人さんに感動しました。ハロウィンの日にはスパイダーマンの格好をしてきて、みんなにラッピングしたお菓子を配ってくれたり、主役だから一番忙しいはずなのに、気配りもちゃんとされていてすごいなと思いました」
ここ数年はモデルのお仕事がメインで、今年は『nicola』卒業からの『Seventeen』専属モデルへという環境の変化もありました。そんな今年を振り返って、どんな1年でしたか?
「今年一番印象に残っていて嬉しかったのは、やっぱり『Seventeen』モデルになれたことです。『nicola』を卒業したのが今年の春だったんですけど、そこから頑張ってダイエットして『Seventeen』のオーディションに臨んだんです」

黒崎レイナ
ぜんぜん太ってないと思うんだけど、どうやってダイエットしたんですか?
「食べることが大好きなので、本当に肉ダルマみたいに太ってたんですよ(笑)。なので、脂肪燃焼系スープ飲んだり、運動をしたりして、脂肪を落としました。自分ではダイエットを頑張って臨んだので、合格した時は本当に嬉しかったです。でもやっぱり環境の変化は大きくて、着る服も大人っぽい感じが増えたので、表情とかポーズとかも勉強しないとダメだし、まだまだできないことも多くて……」
同じモデルの仕事でも、雑誌によってテイストは変わりますよね。
「はい。それに『Seventeen』って背が高いモデルさんが多いんです。私は161、2cmくらいしかないので、やっぱり170cmとかのモデルさんと比べたらぜんぜんカッコよく着こなせなくて落ち込んだり……。だけど読者さんの平均身長に近いということは、それだけお洋服を着た時をイメージしてもらいやすいのかなって気持ちを切り替えて頑張っています」

黒崎レイナ
いろいろと転機の1年だったわけだけど、来年はどんな年にしたいですか?
「モデルの仕事を頑張るのもそうですし、今年は演技のほうでもいろいろとオーディションを受けさせてもらって、『黒崎くんの言いなりになんてならない』もその一つだったんです。そこで選んでもらえたことが大きな自信になったので、来年はさらに飛躍の年になるといいなと思っています。あとは、来年高3になるので、“勉強も頑張らないと!”って思っています!」
『黒崎くんの言いなりになんてならない』で演じた女のコとは真逆ということだけど、普段の学校でのレイナちゃんってどんな感じなんですか?
「友達には『何もないところですぐ転ぶ』とか、『無駄な動きが多い』って言われます(笑)。あと『テストの答えが謎』とか。自分ではぜんぜん天然とか思わないし、真剣に答えたつもりなんですけど、周りからするとイジりやすいみたいです」
レイナちゃんと一緒にいると面白いことがたくさん起きそうですね(笑)。でも小6でお仕事を始めて、ずっと学業を両立してきたということは、しっかりしてる面もあるんだとは思うけど、レイナちゃんがこのお仕事を続けてこれた理由って何ですか?
「私は地方住みなので、お仕事をするのにも東京と名古屋を往復しなくてはいけないですし、あとは体型をキープすることとか、オーディションも受かる時ばかりじゃないし、大変なことは多いです。だけど、最近始めたブログのファンの方からのコメントを見ると“よし、頑張ろう!”って気持ちになれるんです。応援してくれたり、支えてくれたりする方々の存在はやっぱり大きいですね。でも何よりも“自分がこのお仕事が好き”ということが一番の理由かなと思います。モデルもそうですし、演技の仕事もこれからもっともっとやっていけたらいいなと思っています」

黒崎レイナ
では“女優・黒崎レイナ”として、『黒崎くんの言いなりになんてならない』のPRを!
「とにかくキュンキュンなエピソードがたくさん詰まっていて、これを観たらきっと恋をしたくなると思います。なので、恋をしたい人はもちろん、すでに恋をしているリア充の方も、胸キュンシチュエーションに鼻血を出して興奮したい人もぜひ! 原作を読んでから観るともっと楽しめると思います。私も原作が好きなんですけど、撮影現場で“そっくりだ!”って思ったところがいっぱいあったので」
最後に、レイナちゃんも所属している研音が、現在『研音ガールズオーディション』が開催中ですが、このオーディションに臨もうとしている人や、芸能界デビューを目指している『Deview』ユーザーへの応援メッセ―ジをお願いします!
「マネージャーさんとかには、時には厳しいことを言われるけど、それもすべては自分のために言ってくれていること。支えてくれている分、結果を出さないと!っていつも思います。モデルのお仕事も女優のお仕事も、自分が事務所に入る前に抱いていたイメージとぜんぜん違っていて。努力しないといけない世界だと感じていて。でも、ちゃんと努力したら、すごい楽しいことが待っているんです。あとは、ネガティブにならないことは大切だと思います。ネガティブになってしまったら、そこで折れちゃうかもしれないから、前向きに頑張ってください!」

インタビュー・終
撮影/mika(f-me)取材・文/児玉澄子

Profile

黒崎レイナ
くろさき・れいな●1998年11月11日生まれ、愛知県出身。研音所属。2011年にドラマ『ハガネの女 season2』(テレ朝系)で女優デビュー。主な出演作に、『ブルドクター』(日テレ系)、『DOCTORS 最強の名医』(テレ朝系)、『幽かな彼女』(日テレ系)、『35歳の高校生』(日テレ系)など。『nicola』専属モデルを経て、現在は『Seventeen』専属モデルとしても活躍中。

INFORMATION

2夜連続スペシャルドラマ
『黒崎くんの言いなりになんてならない』(日テレ系)
第一夜 12月22日(火)24:19〜/第二夜 12月23日(水・祝)23:59〜

映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』
2016年2月27日全国ロードショー

『別冊フレンド』(講談社)にて連載中の人気少女漫画『黒崎くんの言いなりになんてならない』が実写映画化。 冴えない自分からの転校デビューを目指して1ヵ月、赤羽由宇(小松菜奈)は高校で寮生活を送りながら初めての友達ができたり、女子生徒の憧れ「白王子」こと白河タクミ(千葉雄第)と人生初のデートをしたり…だけど、最悪の出会いで、「絶対服従」を言い渡されてしまった副寮長の「黒悪魔」こと黒崎晴人(中島健人)のドSな無理難題に翻弄される毎日。 壁ドン、顎クイ、さらには「台風で停電中に…」「遊園地の観覧車で…」黒崎くんは『躾だ』と超ドSに迫ってくる。由宇は、タクミの積極的なアプローチに揺れ動きながらも、黒崎くんにドキドキさせられっぱなし。次第に黒崎くんのことが頭から離れず…。

INFORMATION

現在募集中『研音ガールズオーディション』

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