松島庄汰×渡部秀 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「松島庄汰×渡部秀」

2020/02/25

「“自分を良く見せたい”という想いもすごくわかりますが、どのオーディションでも自然体が一番だと思います」

松島庄汰×渡部秀

――松島さんはいかがですか?

松島「『アミューズ30周年オーディション』はもちろん印象に残っていますね。最終審査のとき、特技披露でみんながダンスや歌を披露している中、僕は特技が何もなかったので、髪の毛を縦に立てられるという特技をやったんです。当時、ギャル男が流行っていたので、友達の髪の毛をコーム使って立てたりしていたから。特技ってそれしかないなって思って、ノリでやったんですけど、そしたら会場が爆笑してくれて。それで受かったのかわからないですけど、みんなが歌ったり踊ったりしている中、僕だけそんな特技でも申し訳ないなって思ったオーディションでした(笑)」

松島庄汰×渡部秀

――インパクトを残したということですよね。

渡部「コーム使いが良かったんじゃない?」

松島「そうね(笑)。そういう特技をやった人がいなかったっていう斬新さと僕らしいっていうのが評価につながったのかな。でも、本番では髪を立てることができなかったんです。僕の姉の旦那さんがフランス人のロン毛だったので、“ちょうどいいじゃん!”ってなって、モデルをやってもらったんですけど、日本人にはない、めちゃめちゃ柔らかい毛質でぜんぜん立たなくて……」

渡部「事前に打ち合わとかリハとかやらなかったの?」

松島「ぶっつけ本番でやったの。それが面白かったのかな? だからこそ、無理はしない。自分のやれることをやろう!っていう勉強になりました」

松島庄汰×渡部秀

――そんなお二人から、芸能界を目指している『デビュー』読者に向けて、アドバイス・応援メッセージをいただけますか。

渡部「どのオーディションでもそうだと思いますが、自然体が一番だと思います。“自分を良く見せたい”とか、“こういう人に見せたい”という想いもすごくわかりますが、作りこみすぎて自分の設定に無理しちゃうと、いずれ見透かされちゃうし、そういうことで空回りして肝心のお芝居がダメになってしまったらもったいない。自然体で臨んでダメだったら、そのオーディションが合わなかったんだっていう考え方でいれば、切り替えやすいし、次にもつながっていくのかなと思います。もちろん、諦めきれないオーディションとかってあると思うんですが、それは自分が納得いくまで頑張ればいいんじゃないかなと。オーディションって、タイミングの問題とかいろんなことがあるから、自分の実力がないからだということだけを考えなくてもいいのかなと思います」

松島「本当に芝居が好きじゃないと続けられない仕事だと思います。努力しても超えられない壁がある世界でもあるし、運もすごく大事な世界でもあると思っていて。それを信じて頑張れる、芝居が好きな人しか生き残れないのかなと。役者を目指してこの世界を目指そうとしているのであれば、そのくらいの覚悟は持っていたほうがいいと思います」

松島庄汰×渡部秀

――では最後に、『デビュー』読者のような若い世代に向けて、本作の見どころアピールをお願いします!

松島「僕は一つの娯楽として演劇がもうちょっと広まればなと思っていて。舞台のチケット代って、映画とかと比べると、ちょっと高かったりもしますが、生の芝居というものをぜひ知っていただきたいですし、この作品がそのきっかけになったらいいなと思っています。芸能界を目指している読者の方も多いと思いますが、僕や秀も生き残りの激しいこの業界で生きてきて、約10年の間で成長してきたものをこの舞台でお互い吐き出し合うと思うので、そういった意味でもとても見ごたえのある作品になると思います。ぜひ、楽しみにしていてください」

渡部「照明や衣装のことを含め、リアルタイムで起きている世の中の事象を舞台に投影して、なおかつファンタジー感を織り交ぜた作品なので、きっと若い世代には刺激になる作品だと思います。これを読んでいる人の中には、もしかしたらこの作品のオーディションを受けたという人もいるかもしれませんが、なぜ自分が落ちて、この人たちが受かったのかというのを踏まえて楽しんだり、次の目標にしたりしてもいいんじゃないかなと。その他の一般の方々にも、今の世の中を考える作品になると思うので、そういったところを楽しんでいただけたらと思います。僕自身は若い世代に負けないよう、妥当ヤング!ということで、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」

Special Movie

松島庄汰&渡部秀、W主演舞台『罪男と罰男』の見どころを語る

PROFILE

松島庄汰(まつしま・しょうた)●1990年12月26日生まれ、兵庫県出身。アミューズ所属。2007年アミューズ30周年オーディションで準グランプリを獲得。2009年より上京し、活動を開始。2014年『仮面ライダードライブ』(EX)でブレン役を演じ、注目を集める。近年の主な出演作は、映画&ドラマ『明治東京恋伽』、舞台/『99才まで生きたあかんぼう』、エン*ゲキ#03『ザ・池田屋!』、朗読劇「予告犯」、“STRAYDOG”Produce「竜二 〜お父さんの遺した映画〜」、「Boss&Police〜ガケデカ後藤誠一郎〜」、RISU PRODUCE vol.22 20周年記念公演 第二弾「ゼロ番区」、「崩壊シリーズ 第3弾『派』」など。5月にはエン*ゲキ♯05「-4D-imetor」への出演が控える。

渡部秀(わたなべ・しゅう)●1991年10月26日生まれ、秋田県出身。アミューズ所属。2008年「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」準グランプリ受賞。 2010年、「仮面ライダーオーズ」で主演を果たし、同作で映画初主演を飾るなど現在も俳優として活躍中。近年の主な出演作は、ドラマ/『科捜研の女』、『ラブリラン』、『正義のセ』、『GIVER 復讐の贈与者』、『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』、映画/『おみおくり』、『愛唄―約束のナクヒト―』、舞台/シス・カンパニー『遊侠 沓掛時次郎』、『罠』など。

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Information

日本劇作家協会プログラム 座・高円寺 春の劇場31
OFFICE SHIKA PRODUCE「罪男と罰男」

東京公演:2020年3月11日(水)〜15日(日)座・高円寺1
大阪公演:2020年3月19日(木)〜22日(日)ABCホール

※3月12日(木)14時の回が追加公演として決定。
また、同ステージを「若手演劇人支援公演」と題し、支援企画を実施。同回のチケットを購入者を対象に、終演後にアフターWS講座、バックステージツアー(希望制、公式サイトで受付)を行う。さらに、満22歳以下で演劇に携わる「若手演劇人」はチケット料金の特別割引きも実施する。

『罪男と罰男』

2017年NHKラジオドラマ「劇ラヂ!」シリーズで話題を呼んだ“2人の男が迷い込む現代のお伽話”『罪男と罰男』が初の舞台化!
≪stroy≫
罪を犯す男、罰を引き受ける男。
二人の再会は、世界を変える魔法の電話に繋がってゆく。
「思い返せば、いくつ罪を犯してきたのだろう」オレオレ詐欺をしている電話口から、孫に会いたいと懇願するお婆ちゃんの声を聞いた時、日出男はそう思った。そして罰を引き受けてくれた旧友・武男を思い出す。
再会した武男は、世界中の罰を受けて瀕死の状態であった。

◆公式サイト:http://shika564.com/tsumibatsu/

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