細田佳央太 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「細田佳央太」

2019/06/05

「どんな役にもなれるふり幅の広い俳優さんになれるよう、勉強していきます!」

細田佳央太

――クランクインしてからの芝居そのものはいかがでしたか? リハでは役作りにかなり悩んだということでしたが。

「正直、自分から発信してできたことは何もなかったなと思います。周りのキャストの方々のお芝居に助けていただき、影響や刺激をたくさん受けてようやく町田くんになれたという状態でした。自分の技術の足りなさが悔しかったし、もどかしかったです」

――共演者の方々がみなさんキャリアのある主役級の俳優さんばかりですからね。

「キャストが発表されたときには本当にびっくりしましたし、不安やプレッシャーもありました。だけどそこに負けている場合じゃない、食らいついていこうというスイッチも入りました。だけど、どんなに食らいついていっても、みなさんが倍以上の芝居の力で返されてくるので、とても及ばなかったです」

細田佳央太

――共演者の方との交流で、印象的な出来事を教えていただけますか?

「後半に池松壮亮さんと本音をぶつけ合うシーンがあるのですが、そのときに芝居をしていて初めての感覚を味わいました。池松さんがバーッと言ってくる言葉に対して、自分もわけがわかんないけど言葉が溢れてしまうという芝居で、池松さんの熱量に引っ張っていただいた面は大きかったと思うんですけど、ものすごい高揚感があったんです。OKが出てからも、しばらくその熱が収まらなくて、“なんだろう、この気持ち、芝居ってこんなに楽しいんだ!”と感じた出来事でした」

――もともと細田さんは小2のときに、お母様が今の事務所に応募してくれたんですよね。

「はい。テレビを見ていて、純粋に『この中ってどうなっているんだろう? 入ってみたい』と思って、そのことを母に話したら書類を出してくれたんです」

細田佳央太

――そこから「演技をやりたい」と意識が変わったのは、どんなきっかけからですか?

「初めてテレビに出させていただいたときに、マネージャーさんからいくつかダメ出しがあって、自分ができないことがすごく悔しかったんです。それで“もっと上手くなりたい”と思うようになったのが、中3くらいの時で。この『町田くんの世界』で、その思いはもっと強くなりましたね」

――ちなみにマネージャーさんは『町田くんの世界』を観て何かおっしゃっていましたか?

「『映画の中心にはなれていたよ』と。ただ、それはやっぱり監督やスタッフさん、キャストのみなさんに支えていただいて、ようやくなれた“真ん中”だから、『これからはもっと頑張って、自分の力で真ん中に行けるようにしないとね』と言われました。今回の作品を通して一歩前進はできたのかなと思うけど、まだまだです」

細田佳央太

――石井監督は細田さんを選んだ理由として「オーディションで一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生を捧げられる人だと感じた」とコメントされていましたが、ご自身としてはいかがでしたか?

「今までの人生で一番頑張った1ヵ月間だったというのは間違いないと思います。もちろん、これまでも一生懸命に取り組んだことはありましたけど、ここまで本気になれたことは初めてでした」

――今後さらにいろんな作品で活躍されていくと思いますが、どんな俳優に成長していきたいですか?

「誰みたいになりたい!というような、明確な目標は立てないようにしています。決めてしまうと、その人のことを超えられないよって言われたことがあって……。いろいろな現場に挑戦して、どんな役にもなれるふり幅の広い俳優さんになれるよう、勉強していきます!」

PROFILE

細田佳央太(ほそだ・かなた)●2001年12月12日生まれ、東京都出身。アミューズ所属。小学2年生の時にテレビ出演に興味を持ち、母親が履歴書を送ったことがきっかけで芸能界デビュー。これまでに、CM出演や、登場人物の幼少期役を演じるなどの演技経験はあったものの、本作が初主演映画作品となる。現在放送中の連続ドラマW『悪党〜加害者追跡調査〜』(WOWOW)に出演。

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Information

映画『町田くんの世界』
2019年6月7日(金)全国ロードショー

『町田くんの世界』©安藤ゆき/集英社 ©2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

≪story≫
町田一(細田佳央太)、16歳。地味なメガネの高校生。見た目は優等生なのに勉強は苦手。運動神経はゼロに等しく、要領も悪い。そのうえ、機械音痴で携帯不所持。得意なものが見当たらない……。でも、“人を愛する才能”だけはズバ抜けていた! 困っている人を放っておけず、バスで立っているお年寄りがいれば必ず席を譲る町田くん。
ある日、授業中にけがをして保健室へ行った町田くんは、そこでサボっていた猪原さん(関水渚)と出会う。不在の養護教諭に代わって手当てをしてくれた猪原さんだが、彼女は「人が嫌い」だと言う。そんな“人嫌い”の猪原さんが町田くんはとても気になった。今まで出会ったことのない“わからない感情”が芽生え始める町田くん。誰かに優しく接することは、ほかの誰かを傷つけることもある……!?
生まれてはじめて直面した現実に、町田くんの中で嵐が吹き荒れる! これまで関わったすべての人たちを巻き込んで、町田くんが走り出す。“わからない”の先にある未知なる世界に向かって――!

■公式HP:wwws.warnerbros.co.jp/machidakun-movie/

Special Movie

映画『町田くんの世界』豪華キャストに失神寸前!超新人オーディション舞台裏

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