井上音生 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「井上音生」

2021/02/22

「私も“あんちゃん”という黒猫を飼っているので、動物と話せる魔法を使いたいです」

井上音生

――音生さんもキキと同じ気持ちになった経験があると。

「はい。原作で同い年の女の子に好きな人へのプレゼントを『届けてほしい』と頼まれるシーンがあって、その子がオシャレでキラキラしているんです。“こんな子がモテるんだろうな”と思ったのが、キキと一緒でした」

――キキは13歳で魔女の修行のために親元を離れて他の街へ旅立ちますが、そこも音生さんが愛媛から上京したときと重なったのでは?

「愛媛と東京は全然違って、私は愛媛で電車に乗らなかったので、東京の満員電車が最初は壁というか、戸惑いました。キキが地元からコリコの町に出てきたときも、人がいっぱいいる都会に来たのが同じだなと思いました。共感できるところはいっぱいあります」

――キキが悩みながら成長する物語でもありますが、音生さんはヘコんだときにはどう立ち直りますか?

「私はアニメやマンガを観て、ストレス発散します(笑)」

井上音生

――そういうときに定番で読むマンガもありますか?

「『銀魂』ですね。ストーリーの中にギャグが多くて、読むと気持ちが吹っ切れます。マンガを全巻持っているのですが、自分のお気に入りのところをその都度選んで読んでいます(笑)」

――大きなことで壁に当たったときは?

「親に相談します。本当に大きい悩みだったら、答えが欲しいわけでなくて、ただ聴いてもらいたいというのが大きいです。私の母と父はすごく熱心に、やさしく聴いてくれるので」

――演技について悩むことも多いですか?

「そうですね。演技のレッスンがうまく行かなかったり、自分が思うように表現できなかったり、役の心情がつかめなかったりすると、“なんでわからないんだろう?”となります。それが“なんでわからないのかがわからない”って、どんどん迷宮入りしちゃって(笑)。本当にこんがらがっちゃったときは両親に相談して、“もう1回、自分で考えてみる”ってなります」

井上音生

――キキと友だちになるトンボ役の那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)さんには、どのような印象を抱いていますか?

「那須さんは私より3歳上の19歳なので、お兄さんという感じでとても頼りになります。私は人見知りなので、自分から積極的にコミュニケーションを取っていこうと心掛けています。そういう気持ちを持ってないと、物語の中でも距離が縮まらないと思うので」

――他の共演者の方々はいかがでしょう?

「お父さん役が(『おかあさんといっしょ』の)“歌のお兄さん”横山だいすけさんで、私はちょうど小さい頃にテレビで観ていた世代なんです。だいすけお兄さんとご一緒できるなんて、想像もつかなかったですね」

――舞台ではホウキに乗って空を飛ぶシーンもあります。

「私は高所恐怖症ではないので、全然大丈夫です。早く飛びたい気持ちです」

井上音生

――音生さんが魔女だったら、使いたい魔法はありますか?

「キキとジジがお話をしているのが羨ましくて。私も“あんちゃん”という黒猫を飼っているので、動物と話せる魔法を使いたいです」

――音生さんは舞台には一度出演していますが、お客さんの前で生で芝居をするうえで、度胸はあるほうですか?

「小さい頃からバレエを習っていて、毎年、地元の市民会館で発表会があったので、慣れているところは少しあると思います。でも、一昨年の初舞台では本当に緊張しました。私が最初に出る作品だったので、毎回緊張しすぎて記憶がないくらいです(笑)」

――今回のミュージカル『魔女の宅急便』は有名な作品だけに、よりプレッシャーもありますか?

「昔から皆さんに知られている作品なので、観る方に私が演じるキキをどう思われるか、不安はあります。でも、それ以上に私もミュージカル『魔女の宅急便』が好きなので。ポスター撮りで着た黒いワンピースに赤いリボンの衣装もすごく可愛くて、小さい頃にアニメで観たキキを思い出して気持ちがすごく上がりました。その勢いで乗り切ろうと思います」

井上音生

――いろいろな人が演じてきたキキ役に、音生さんらしさはどう出していきたいです?

「いつも元気というだけではなく、悩んだり落ち込んだりしているところも表現して、周りの人が応援したくなるようなキキにしたいです。魔女だけど普通の13歳の女の子の物語なので、私もキキと一緒に成長して、皆さんに好きになってもらえるように頑張ります」

――では最後に、音生さんが夢を叶えるために大事だと思うことは何ですか?

「私が心掛けているのは、女優になって活躍するというモチベーションを保ち続けることです。『シンデレラ』の劇中で、シンデレラが言う『They can’t order me to stop dreaming』という言葉が好きで、『私が夢見ることは誰にも止められない』という意味なんですね。それくらいの想いを持っていたら、シンデレラみたいに夢は叶うんじゃないかと思います」

PROFILE

井上音生(いのうえ・ねお)●2004年8月18日生まれ、愛媛県出身。東宝芸能所属。2016年に第8回「東宝シンデレラ」オーディションにて、審査員特別賞と集英社賞(りぼん賞)を受賞。2018年、映画『嘘を愛する女』で女優デビューを果たす。その後、舞台『魍魎の匣』、映画『最高の人生の見つけ方』、WOWOWプライム『連続ドラマW 夜がどれほど暗くても』などに出演。

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Information

ミュージカル「魔女の宅急便」

■東京公演:2021年3月25日(木)〜28日(日) 新国立劇場 中劇場
■名古屋公演:2021年4月10日(土)〜11日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール
■大阪公演:2021年4月15日(木)〜18(日) メルパルクホール大阪

『魔女の宅急便』

出演:井上音生 那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.) 生田智子 横山だいすけ 藤原一裕(ライセンス)/白羽ゆり 他

◆公式サイト:http://www.musical-majotaku.jp/

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