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インタビュー「高橋駿一」

2025/02/16

「同じ“商品”になってはいけないという気持ちを大切に。オリジナリティを常に考えてほしい」

高橋駿一撮影/厚地健太郎

舞台、ミュージカル、2.5次元まで多彩なステージで活躍する高橋駿一。ダブルダッチで世界チャンピオンに輝き、パフォーマンスチーム『PADMA』のメンバーとしても活躍、そこから演劇、CM、モデルの世界に活動の幅を広げる高橋に、デビューのきっかけから、俳優の仕事・舞台の楽しさ、やりがい、そして俳優を目指す後輩へのエールについてまでを聞いた。

高橋駿一

――2024年はミュージカルや、2.5次元舞台、ストレートプレイなど様々なジャンルの舞台に年間を通して出演されていましたが、ご自身のキャリアの中ではどんな年でしたか?

高橋駿一「おっしゃっていただいた通り、バランスよくいろいろなジャンルの作品に出させていただきました。自分の年齢とともに役の幅を広げていきたいと思いながらやってきたのですが、周りの方々に支えていただいたお陰で、様々な作品に携われて、濃い1年を過ごせたと思います。あとは、昨年ファンクラブを立ち上げまして、自分のグッズを作ったり、ファンの方々と時間を共有して一緒に過ごせたのは大きかったと思います」

――ご自身の活動としても転機となった1年であると。

高橋駿一「僕は役者でもあるのですが、パフォーマンスが強みでもあるので、ファンクラブのバースデー・イベントとして一つの作品を作り上げて、自分が表現したい世界観のさわりの部分を見せることが出来たかなと思っています。高橋駿一という俳優を広く認知していただき、自分のやりたいことができるようになってきたと思います」

――そして2025年3月にはパルコプロデュース ミュージカル『アメリカン・サイコ』という話題作にも出演が決定しています。

高橋駿一「パルコプロデュースの作品に関わらせていただくのは初めてなので、すごく楽しみですし、大きなタイトルなので責任感も持って取り組みたいと思っています。普段僕のことを応援してくださっている方々には、これまで見たことがない姿をお見せできる機会だと思うので、楽しみに待っていてくれたら嬉しいです」

高橋駿一

――俳優としての幅を広げている過程で、絶好のタイミングで巡ってきた作品ではないですか?

高橋駿一「スキルも年々増えていくなかで、いいプレッシャーを感じながら、いい挑戦ができています。まだまだ伸びしろがあると思っているので、この作品を通してでも学べることがあると思っています」

――高橋さんのキャリアはパフォーマーからのスタートですが、俳優として着実にステップアップを果たしています。

高橋駿一「正直、最初はコンプレックスもありました。俳優の世界に飛び込んだのは24歳と、決して早いとは言えない年齢で、知らないことばかりだったので、2、3年はずっと悔しさを感じていました。周りの方から“パフォーマーなんだよね?”って言われることもネックに感じていて。絶対的に悪い意味で言っているはずがないのに、それを上手く捉えられなくて、自分で隠そうとしてしまって。でもそこから必死に頑張って、俳優としてのキャリアが追いついてきた今は、パフォーマーというバックボーンこそが強みだし、誰にも負けないと思っています。今は両方のレベルを上げていければいいなって思っています」

――デビューのきっかけについても振り返りたいのですが、そもそも芸能の世界に興味はあったんですか?

高橋駿一「正直、あまりなかったんです。高校生の頃にスカウトされて読者モデルをやっていたのですが、芸能事務所に誘われても、当時はスポーツに打ち込んでいたので断って体育大学に進学しました。そこからパフォーマーとしての人生が始まって、初めて人前で表現することの楽しさを知りました。ダブルダッチは競技ではありますが、ステージの上でスポットライトを浴びて、音楽に合わせて演技を披露して、お客様に拍手をいただくという感動に出会ったんです。そして、ダブルダッチの世界タイトルを獲得したときに、“舞台に出てみないか”と声をかけていただいたのが、俳優デビューのきっかけです。まさか自分がお芝居をやることになるとは、その時までは思いもしていませんでした」

高橋駿一

――そして、演劇と超人的なパフォーマンスを融合させたチーム『PADMA』と出会ってエンターテインメントの道に入って、そこから俳優の世界に飛び込むことになったと。

高橋駿一「『マッスルミュージカル』にも出ていた『PADMA』にスカウトされて、その舞台に出てみたら楽しくて、そこから徐々に活動の幅が広がっていきました。そういう方々との巡り合わせには本当に感謝しています。ただし最初は、演技についてはすごく苦労しました。普通に生きてきて、舞台に立って決められたセリフを喋ることなんて経験無いですし、何百人、何千人に届かせる声を出す技術も知らない。いろんな先輩方に叱咤激励をいただきながら頑張りました」

――パフォーマンスのジャンルでトップレベルで活躍しながらも、演技の部分では一からのスタートになったんですね。

高橋駿一「逆にそれが良かったと思います。何もバックボーンがない状態で始めていたらここまで楽しめたのか分からないですし、逆に悔しさがあったから、追いつこう、追い越そうと必死になれた部分もあるので。今になってその時期は必要だった、無駄じゃなかったと思えるんです」

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小野賢章、濱津隆之ら人気声優・俳優が所属する「アニモプロデュース」の運営するアニモ俳優声優養成所が、現在2025年5月からの養成所生を募集中。 俳優、声優などジャンル問わず様々なレッスンを受講可能で、俳優志望でも声優の、声優志望でも俳優のレッスンを受講できる環境を備えている。 2023年レッスンスタジオを港区赤坂へ移転。2025年からは「2.5次元舞台コース」新設、業界のニーズに合う新人の育成に力を入れている。 卒業生には、第17回声優アワードで新人声優賞を受賞しアニメ『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢役に抜擢された直田姫奈や劇団『ハイキュー!!』旗揚げ公演で岩泉一役に抜擢された鈴木恋、映画『茶飲友達』『他人は地獄だ』に出演している鈴木武らがいる。

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※1クールの終盤に所内審査を行いクラス昇格または事務所への所属などを判断
【レッスン】 各1.5〜2時間
【レッスン場所】 東京都港区赤坂(自社スタジオ)
【入所金】 88,000円(税込)
【施設利用教材費】33,000円(税込)
【受講料】
・週2コース:242,000円(税込)
・週1コース:176,000円(税込)

 募集要項 
【住所】
〒107-0052 東京都港区赤坂7-6-18 赤坂ロイヤルビル・アネックス
TEL:050-5211-5667
【アニモプロデュース所属俳優】
小野賢章、濱津隆之、高橋駿一、酒井広大、鍛治本大樹、中嶋海央、鈴木武、柳ゆり菜、若月海里、西田ひらり、鈴木恋
【カリキュラム】
演技、声の演技、マイズナーテクニック、ダンス、ボイストレーニング、フェルデンクライス、アクション、殺陣など。

◇2023年レッスンスタジオを新設
新スタジオは養成所のレッスンはもとより、所属役者の稽古や作品制作時のあらゆるイベント(オーディション、本読み、リハーサルなど)に対応できる仕様となっている。

AスタジオAスタジオ

■Aスタジオ
明るく広々とした多目的レッスンスタジオ。広さは80uあり、壁は一面鏡張りとなっている。演技レッスンだけでなく、ダンスやアクション、殺陣などさまざまなレッスンで使用されている。

BスタジオBスタジオ

■Bスタジオ
レクチャールームとして、主に講義などで利用されている多目的レッスンスタジオ。

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■Cスタジオ
アニメや外画などの映像に合わせたアフレコ収録など、現場と同様の実践的なレッスンを行うことができるスタジオ。

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