――アイドルで成功して女優さんやタレントさんになるケースは多いですけど、逆は難しいですもんね（笑）。若いうちだからこそ、アイドルにチャレンジできる。

「たぶん“私にはアイドルなんて無理だ”と思って、今、応募するのを悩んでいる方もいると思うんですけど、歌もダンスもできなくて大丈夫ですから！ 面白いことがやりたいと考えている人は、それだけでアイドルに向いていると思いますよ。なにかひとつでも特化したものがあれば、自信を持ってオーディションを受けたほうがいいです」

――秋本さんも事務所に入ってからのレッスンでお芝居の楽しさに気づいたわけですし、いろいろなレッスンを経験することで、はじめて自分に向いているものや、いままで気がつかなかった個性や才能が芽生えるかもしれません。

「そうですよ。受けてみなければ、なにも変わらないし、あとで“応募すればよかった”と後悔するのはもったいないじゃないですか？　いま、応募しようかどうか悩んでいる人は、その悩んでいるだけ時間が損なので、まずは応募してみてください。いろんなことはあとから考えれば良いと思います」

――悩んでいる方の中には「オーディションに応募したいけど、恥ずかしくて親に話せない」という方も多いようです。どうすれば勇気を出して親御さんに打ち明けられますかね？

「本気でやりたいってことを伝えれば大丈夫ですよ。子供の夢を応援しない親なんていない、と私は思っています。それに、まず親に話して、説得することができなければ、オーディションでも相手に熱意や自分の魅力をアピールできないんじゃないかなと。、親に話すこと自体をオーディションの『第０次審査』だと思って話してみてはいかがでしょう？ それで家族が応援してくれるようになったら、本番のオーディションにも自信を持って臨めると思います。これから一緒に面白いことをやっていきましょう！ 『デビュー』さんのオーディションなら安心して受けられることは、助けていただいた経験のある私が太鼓判を押しますので、たくさんのご応募、お待ちしてまーす!!」