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インタビュー「優希美青」

2019/05/16

「諦めないことと、夢や目標を口に出して言うことが大事なのかなと思います」

優希美青

――そんな優希さんは、近年『ちはやふる -結び-』、『ママレード・ボーイ』など、役柄の幅が広がっていると思いますが、お芝居の楽しさはどんなところで感じていますか?

「誰かの人生を演じて、それに共感して下さったり、作品を観た方に『勇気出ました』などの感想を言ってもらえることがうれしいです。以前は、作品に入る前に考えて考えて役作りをしていたんですが、最近は自然とスイッチが入るようになって。“この子はこういう子だからこうしよう”と頭の中で考えるのではなく、脚本を読んで現場に行いけばそれが自然にできるようになったので、演じることがより楽しくなりました。最近は、今までやったことがない、悪い女とか影があるような役にもチャレンジしてみたいなと思っています」

優希美青

――自然とスイッチが入るようになったきっかけは何だったんでしょうか?

「『ママレード・ボーイ』のときに、廣木(隆一)監督が『考えるな。感じたままにやったほうがいい』とおっしゃっていて。廣木監督に『優希美青のままでやるくらいでいい。せっかく10代なんだから10代らしい芝居をしていい。“こんな言い回しにしよう”とか、そういう計算じゃなくありのままやりなさい』と言われて、一度考えていたことをパッと頭から追い払って、台本を改めて読んで考えずに現場に行ってやってみたら、思いがけず周りの人に『良かった』と言ってもらえたんです。確かに計算ではなくありのままやったほうが届くものがあるのかもしれないなと思うようになりました」

優希美青

――ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞してから7年。これまでを振り返って、特に転機になったなと思うことは?

「まだ仕事を始めて間もない頃ですけど、連続テレビ小説『あまちゃん』で宮城県出身の小野寺ちゃんという女の子を演じた経験はとても大きな転機になったなと思います。私も震災を経験しているので、自分が経験してつらかった思いをそのまま小野寺ちゃんとして演じたら、地元・福島の人や東北の方々に届いたみたいで、『リアルに演じてくれてありがとう』というお手紙をいただいて。私が芸能界に入ろうと思ったきっかけも、地元に明るいニュースを届けたかったからなんです。なので、私が小野寺ちゃんを演じたことによって、地元がちょっとでも盛り上がったなら良かったなって思いましたし、とてもうれしかったです」

優希美青

――グランプリを受賞した当時のことって覚えていますか?

「覚えています。決選大会の日、きっと自分はグランプリに選ばれないだろうなと思っていたからだと思うんですが、なぜかへんな余裕があって、結果発表のときに会場をふと見渡したんです。そしたら、なんとなくカメラが私に向いている気がして(笑)。“これ、もしかしたら私の名前が呼ばれたりして……”って思っていたら、本当にグランプリに選んでいただいて、すごくビックリしました。ファイナリストの子たちはみんなとても可愛い子ばかりで、歌もお芝居も自分より上手だったし、自分なんて無理だろうなと思っていて、緊張もぜんぜんしていなかったんです」

優希美青

――そんな場面でも緊張せずに、自分らしくいられたのが良かったのかもしれませんね。では最後に、優希さんが思う夢を叶えるために大切だと思うこととは、どんなことですか?

「諦めないことと、夢や目標を口に出して言うことが大事なのかなと思います。私も『芸能界に入りたい』って周りに言っていたし、デビューさせていただいた後も『朝ドラに出たいです』とか『主演映画やりたいです。それでいつかその映画の主題歌を歌いたいです』って、自分の夢や目標を口に出して言っていたら、朝ドラへの出演も叶いましたし、主演映画をやって主題歌を歌うこともできました。その言葉を聞いて気に掛けてくださる方もいると思うので、やりたいと言うことも、やりたいって気持ちを持ち続けることも重要なのかなと思います。それから私は『できる!』と思うようにしています。オーディションのときも、『私はできる! この役は私しかいない』くらいの気持ちで挑まないと埋もれちゃうなと思うので、気持ちを強く持って臨むようしています」

PROFILE

優希美青(ゆうき・みお)●1999年4月5日生まれ、福島県出身。ホリプロ所属。2012年に『第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリを受賞。13年にNHK 連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し注目を集め、ドラマや映画等で活躍。近年では、映画『ちはやふる-結-』、『ママレード・ボーイ』、NHKBSプレミアム『大全力失踪』、公開中の映画『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』などに出演。7月5日(金)公開予定の映画『GOZEN−純恋の剣−』では時代劇初ヒロインに挑む。

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Information

映画『うちの執事が言うことには』
5月17日(金)全国ロードショー

『うちの執事が言うことには』©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会

≪story≫
日本が誇る名門・烏丸家の27代当主となった花穎(永瀬廉)は、頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然、引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからないまま、花穎が留学先から戻ると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、仏頂面の新執事・衣更月蒼馬(清原翔)だった。
不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。そんな中、花穎は招待された芽雛川家次男のバースデーパーティーで、事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして企業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?
さらには、烏丸家のまわりで、次々と起こる不可解な出来事…未熟ながらも当主として「烏丸家を守りたい」と決意する花穎だったが、ある誤解から執事・衣更月にも不信感を抱き…。

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