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インタビュー「高橋駿一」

2025/02/16

「お芝居は一人で作るものではないので、コミュニケーションが第一歩だと思います」

高橋駿一

――スポーツを極めた方が、後に俳優の道で活躍されるケースもありますが、そこには共通する部分があるのでしょうか?

高橋駿一「過去の成功体験をどう活かすか、というふうに考えています。何万人の前でパフォーマンスをした経験があるから、この何百人の客席の前で緊張するわけない、という自信に繋がったり。あと、どうしたらお客様が喜ぶかというツボは分かっているので、そういう部分で通ずるところがあるのかな。広い意味で、エンターテインメントという括りでは一緒だと捉えているので、これまでの成功体験を重ねたりしています」

――アニモプロデュースに所属されたのは10年ほど前になりますが、それはご自身のキャリアの中でどういうタイミングだったんですか?

高橋駿一「今はもう辞めてしまわれたマネージャーの方が、所属する3年ぐらい前から僕が出る作品をずっと観に来てくれていたんです。他の大手の事務所の方も声をかけてくれていたのですが、結局は“この人めっちゃ来るな”っていう、しつこさに負けたというか(笑)。正直、事務所に入っていなくても仕事はできていましたが、話をするなかで、自分では見つけられない作品の案件を持ってきてくれたり、メディアへの露出のチャンスが広がる可能性を感じました。なによりそこまで自分に時間をかけてくださって、アニモプロデュースと出会わせてくれた、その方の熱意は大きかったです」

高橋駿一

――俳優の仕事を続けるなかで、常に心がけていることは?

高橋駿一「今、観劇にかかるお金って結構高いので、絶対にそれに見合ったお芝居、歌、ダンス、アクティングを見せることを心がけています。身体の面では、お酒を飲まなくなりました。筋トレを始めたこともありますし、飲まなかった次の日は身体が楽になったので。あと、今ノンアルコールビールでも美味いじゃないですか(笑)。プレイヤーとして継続するには、確かに飲まないほうが良いのかなと思います」

――俳優の仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?

高橋駿一「僕は舞台が好きなので、やっぱりカーテンコールの景色ですね。舞台は稽古期間を含めて、長い時間をかけて作り込んでいくのですが、その中でのご褒美の時間といいますか。作品によってもお客さんが喜んでいる顔、表情って全然違うんですよ。拍手をいただいている時にその景色を見ると“あぁ良かった”って思いますし、一つの評価をいただいてるような時間なので、そこに一番やりがいを感じますね」

高橋駿一

――特に舞台のどんなところが好きですか?

高橋駿一「稽古を重ねてお芝居を作っていく中で、演出家さん、スタッフさん、そして共演者とセッションしている時間が楽しいです。相手役が違えば全然違ったやり取りになるのも楽しいですし、毎回勉強だなと思います。2.5次元舞台などでは、アイドル出身の子や、演技未経験の子がいて、出自がぜんぜん違う人たちと共演するのも面白いです。作品ごとに現場の空気も違うので、そこで自分は何ができるのか、居場所探しのようなところから始めるのも毎回楽しんでいます」

――俳優としてプロを目指す後輩たちに、ご自身の経験を踏まえてアドバイスをいただけますか?

高橋駿一「若い頃って、最初に話しかけるのが怖かったり、分からないことを正直に言えなかったりするじゃないですか? それってすごく無駄な時間だと思う。現場に入ったら、分からないことは聞いたほうがいいですし、誰か教えてくれそうな人を探すのが一番大切なのかなって思います。僕もなるべく声をかけて、コミュニケーションをとるようになりました。そのためにも、まずは大きい声出して挨拶する。それさえ間違わなければ大丈夫な気がします」

高橋駿一

――コミュニケーションが基本なんですね。

高橋駿一「お芝居は一人で作るものではないので、コミュニケーションが第一歩だと思います。あとは、一生懸命やるっていうことに尽きる。気合いが入っている子って伝わってくるんです。初めてだろうが、下手くそだろうが、必死さが伝わってくるんです」

――今後、高橋さんに続く俳優を目指して、アニモ俳優声優養成所(animo actors source)を志す人がこの記事を読んでいると思います。そんな後輩たちへのメッセージをいただけますか?

高橋駿一「僕も他の養成所に行ったことがあるのですが、結構やんちゃで、言う事を聞かなかったんですよ(笑)。でも、ただ言うことを聞いているようじゃ枠からはみ出せないと思うし、やることをやって黙らせてやるぐらいの気合いがないと、飛び抜けた存在にはなれないと思うんです。技術を教えてくれる場は必要だと思いますが、同じ“商品”になってはいけないという気持ちは大事にしてほしいです。決まり事がある中でもオリジナリティを常に考えていないといけない。例えばレッスンで発表の機会があったとき“もう1回お前の演技を見たい”と思わせられるか、そこから始まっている気がする。毎回がオーディションという気持ちで挑んだらめちゃくちゃ強くなれると思います」

PROFILE

高橋駿一(たかはし・しゅんいち)●1988年8月4日生まれ、東京都出身。
特技:ダブルダッチ、ダンス、アクロバット、学歴:日本体育大学体育学部。
ダブルダッチの選手として12年、14年に「Double Dutch Contest World」で優勝と世界を極め、アスリートやダンサーなど身体能力に秀でた面々で結成され、演劇と超人的なパフォーマンスを融合させたショーで話題のパフォーマンスチーム『PADMA』のメンバーとしても活動。図抜けた身体能力と恵まれた容姿で、演劇、CM、モデルと活動の幅を広げている。アニモプロデュース所属。
【2024年】
舞台『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3』(3月)仁木蔵藻負役
舞台『サイボーグ009』(5月)002/ジェット・リンク 役
舞台『イケメン戦国THE STAGE〜FINAL〜』(8月)顕如 役
Team Unsui 第6回公演『ハイシン』(9月)
舞台『ハンドレッドノート〜暗闇に消えた月〜』(10月)
ミュージカル『神が僕を創る時』(10月)林 役
【2025年】
舞台『WIND BREAKER』COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール/ シアターH 柊登馬 役
PARCO PRODUCE 2025ミュージカル『アメリカン・サイコ』(3月30日〜4月13日、新国立劇場 中劇場/4月19日〜21日、森ノ宮ピロティホール/4月26日、J:COM北九州芸術劇場 大ホール/4月30日、JMSアステールプラザ 大ホール)デヴィッド・ヴァン・パタン役

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Information

アニモ俳優声優養成所(animo actors source)養成所生募集

小野賢章、濱津隆之ら人気声優・俳優が所属する「アニモプロデュース」の運営するアニモ俳優声優養成所が、現在2025年5月からの養成所生を募集中。 俳優、声優などジャンル問わず様々なレッスンを受講可能で、俳優志望でも声優の、声優志望でも俳優のレッスンを受講できる環境を備えている。 2023年レッスンスタジオを港区赤坂へ移転。2025年からは「2.5次元舞台コース」新設、業界のニーズに合う新人の育成に力を入れている。 卒業生には、第17回声優アワードで新人声優賞を受賞しアニメ『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢役に抜擢された直田姫奈や劇団『ハイキュー!!』旗揚げ公演で岩泉一役に抜擢された鈴木恋、映画『茶飲友達』『他人は地獄だ』に出演している鈴木武らがいる。

 募集要項 
【募集期間】 2025年3月下旬
※定員に達した時点で受付終了
【応募資格】 2025年4月1日時点で義務教育を修了した、心身共に健康な人
※18歳未満は保護者の同意が必要
【養成期間】 2025年5〜9月/2025年11月〜3月
※半年を1クールとする
※1クールの終盤に所内審査を行いクラス昇格または事務所への所属などを判断
【レッスン】 各1.5〜2時間
【レッスン場所】 東京都港区赤坂(自社スタジオ)
【入所金】 88,000円(税込)
【施設利用教材費】33,000円(税込)
【受講料】
・週2コース:242,000円(税込)
・週1コース:176,000円(税込)

 募集要項 
【住所】
〒107-0052 東京都港区赤坂7-6-18 赤坂ロイヤルビル・アネックス
TEL:050-5211-5667
【アニモプロデュース所属俳優】
小野賢章、濱津隆之、高橋駿一、酒井広大、鍛治本大樹、中嶋海央、鈴木武、柳ゆり菜、若月海里、西田ひらり、鈴木恋
【カリキュラム】
演技、声の演技、マイズナーテクニック、ダンス、ボイストレーニング、フェルデンクライス、アクション、殺陣など。

◇2023年レッスンスタジオを新設
新スタジオは養成所のレッスンはもとより、所属役者の稽古や作品制作時のあらゆるイベント(オーディション、本読み、リハーサルなど)に対応できる仕様となっている。

AスタジオAスタジオ

■Aスタジオ
明るく広々とした多目的レッスンスタジオ。広さは80uあり、壁は一面鏡張りとなっている。演技レッスンだけでなく、ダンスやアクション、殺陣などさまざまなレッスンで使用されている。

BスタジオBスタジオ

■Bスタジオ
レクチャールームとして、主に講義などで利用されている多目的レッスンスタジオ。

CスタジオCスタジオ

■Cスタジオ
アニメや外画などの映像に合わせたアフレコ収録など、現場と同様の実践的なレッスンを行うことができるスタジオ。

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