三津谷亮×前山剛久×納谷健(劇団Patch) | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「三津谷亮×前山剛久×納谷健(劇団Patch)」

2020/04/28

「自分の好きなこと、興味があることをとことん掘り下げることって大切なのかなって思います」

三津谷亮×前山剛久×納谷健前山剛久

――今は、家で過ごすことが多くなっているかと思いますが、“おうち時間”で何かやっておいたほうがいいというようなアドバイスがあれば、ぜひお願いします。

三津谷「歌が苦手でも得意でも楽器に触れることってすごく大事だと思います。僕はやってこなかったので、楽譜を渡された後の読み込みや練習の進み具合が遅くて、やっておけば良かったなって毎回思うんです。去年、椿組の舞台でピアノ弾き語りする役を演じたときにも、今までピアノをやってこなかったから、すごく苦労して。得意な楽器が一つあると、役でも意外と使えたりするし、特技披露にも繋がったりするし、やっておいて損はないと思います」

前山「普通のことかもしれないけど、本を読むっていうのも大切だと思います。役者をやるなら、最低限漢字が読めないとダメだし、本をたくさん読んだり作品をたくさん観るっていうことは絶対に必要だと思います。あとは、友達との即興芝居というか、そういう遊びをやっておくっていうのも大切なのかなと。好きなアニメの真似をしてみるとか、そういう感覚ってすごく大事というか、芝居も遊び心が必要なので、友達と一緒に何かの作品の真似をしてみるっていうのも良いと思います」

――友達との妄想劇とか遊びの延長での即興劇にも芝居につながるヒントがあるかもと。

前山「そうですね。モノマネとかから入るのでもいいと思います」

納谷「時代と需要を見極める目を持つことも大切なのかなと思います。僕の場合、劇団Patchのオーディションに合格して、その後、舞台『刀剣乱舞』に出演できたっていうのも、おそらく2.5次元舞台が広まりだし定着して、これからさらにいろんな作品が出てくるっていうタイミングで、僕はダンス経験者で、テコンドーをやっていたからアクションができたんですよね。きっとそういうところがマッチしたから、良かったんですけど、それがもしできていなかったら時代に取り残されていたんじゃないかなと。今はとにかく自分の“好き”だったり、興味のあることを発信して、お客さんに見てもらう、評価してもらうというような、何かの分野に特化したインフルエンサーとしての一面を持った状態が強いのかな?と。なので、自分の好きなこと、興味があることをとことん掘り下げることって大切なのかなって思います」

三津谷亮×前山剛久×納谷健納谷健

――そんなみなさんが所属する「ワタナベエンターテインメント」ってどんな事務所ですか?

三津谷「定期的に一人ひとりのタレントに対して方向性を考えてくれるタイミングがあり、愛情も感じることがたくさんあります。息の長い俳優人生を一緒に考えてくれる事務所だと思いますね」

前山「うちの事務所はちょっと色があるというか、個性がある子が多い気がしますね。何かを成し遂げたいとかの強い熱意、目標がある人は向いているじゃないかなと。芝居に関していえば、とても厳しい事務所かもしれないけど、そこで頑張ってチャンスを掴めれば活躍できる恵まれた環境だと思います」

納谷「しっかりと現場で段階を踏ませてくれる事務所であることが、すごくありがたいことだなって思います。レッスンだったり、そういうインプットは自分から掴みに行くものであって、現場で経験を積んで、足りていないところは自分で努力をする。一つの目標に向かって、マラソンのように走り続けることができるなら、合う事務所なんじゃないかなと思います」

前山「マラソンっていう例え、めちゃくちゃわかりやすい」

納谷「社長とお会いした時に、いろいろとアドバイスしていただくこともありますし、とても風通しの良い事務所だなと」

三津谷亮×前山剛久×納谷健オンライン取材に応じた三津谷・前山・納谷

――では最後に、オーディションを受けようとしている人たちへの応援メッセージを。

前山「考えすぎずに楽しむことが一番だと思います。オーディションってどうやっても緊張しちゃうと思うんですけど、緊張しすぎて自分を出せなかったら損ですから。自分に自信を持って臨むことも大切だと思います。僕自身も、どこかのオーディションに行くときには“自分が一番だ!”っていうマインドで行っています。そういう風に臨むためにも、前準備は絶対に必要。こういうことを伝えようってしっかりと準備をしておけば、自信にも繋がるのかなと思います」

三津谷「人によって違うかもしれませんが、僕が若い頃はマイナスのエネルギーを糧にやっていました。いろんな意味を含めて、自分の生い立ちとか全部をさらけ出すことで、毒を抜くというか、デトックスしに行くような感覚でオーディションに行ったりしていて。そういう感覚でいくと、今、自分は熱い想いを語りたいとか、そういうことに脳がシフトチェンジしてくれるので、けっこう良かったりするんですよね」

納谷「本当にこの業種を目指すのであれば、まずは面接官を楽しませることが大切なのかなと。どこか俯瞰して、こっちが主導権を握るというか、空間を掌握するというのを意識したら、おのずと目を惹くと思います。目の前の面接官をお客さんだと思って、真摯に楽しませるのか、裏切るのなのか、その場その場で考えて、隣の人がやったことと違うことを狙ってやったり、そういうクレバーな対応も一つの手段かなと思います。結局は自分に合ったやり方をやるのが一番なんでしょうけど」

三津谷「そうだね。自分にあったやり方を、オーディションを重ねていく中で見つけていくっていうのも1つのやり方だよね。審査を重ねる中で、このやり方はダメだったなとか、これは良かったなっていうのがわかってくるからね。傷つくことを恐れずに進める人が、この世界ではいい景色を見ることができるのかなって思います」

PROFILE

三津谷亮(みつや・りょう)●1988年2月11日生まれ、青森県出身。近年の主な出演作に、ドラマ/大河ドラマ『真田丸』(NHK)、『3人のパパ』(TBS)。映画/『劇場版パタリロ!』。舞台/舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰、ロ字ック『滅びの国』、てがみ座『地を渡る舟』、ミュージカル『マリーゴールド』、椿組2019年春公演『かくも碧き海、風のように』、PARCOプロデュース2019『奇子』、『COCOON 星ひとつ』、タクフェス『流れ星』、CEDAR Produce vol.5『悪霊』など。今後、7月にプリエールプロデュース『サンセットメン』に出演予定。

前山剛久(まえやま・たかひさ)●1991年2月7日生まれ、大阪府出身。近年の主な出演作に、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズ、映画『一礼して、キス』、ドラマ&舞台『御茶ノ水ロック』、舞台『刀剣乱舞』、舞台『戦刻ナイトブラッド』、舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-』、『銀河鉄道999 さよならメーテル〜僕の永遠』、東映ムビ×ステ『GOZEN - 狂乱の剣 -』、舞台版『PSYCHO-PASS Chapter1 -犯罪係数-』、『イノサンmusicale』など。

納谷健(なや・たける)●1995年8月7日生まれ、大阪府出身。2015年に「第4回劇団Patchオーディション」で準グランプリを受賞し、4期生として入団。劇団公演のほか、舞台『刀剣乱舞』シリーズにて小夜左文字役で注目を集めたほか、ミュージカル 『薄桜鬼』、舞台『煉獄に笑う』、舞台『おおきく振りかぶって』、舞台『七つの大罪 The STAGE』、『DIVE!!』The STAGE!!、THE PLAN9芝居座〜其の参〜『無人島に何か一つ持ってくとしたら、何持ってく?』、エン*ゲキ#04『絶唱サロメ』など。今後、6月に主演舞台『七つの大罪 The STAGE −裏切りの聖騎士長−』、7月に『バクステ!3rd stage.』〜舞台裏にも「スタッフ」という演劇人がいる。〜、 10月・11月に二〇二〇年 松竹特別公演『毒薬と老嬢』への出演が控える。

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