中国語のことなら、いつでも聞いてください!!

２月10日、８人体制になって初のシングル『女が目立って なぜイケナイ』をリリース。さらに３月17日には節目となる通算10枚目のアルバム『10ＭＹ ＭＥ』をリリースするモーニング娘。。2010年も好スタートを切った彼女たちに、今回のアルバムについて語ってもらいました。

Ｑ　今回のアルバムには、中国語の曲も入っているとか？

ジュンジュン「はい。『雨の降らない星では愛せないだろう？』の中国語バージョンが入ってます。このバージョンはライブでも歌ったことがあるんですけど、ファンのみなさんも１、２回くらいで何となく一緒に歌ってくれるようになったので、すごいな〜って感動しました」

高橋「そうだよね。ライブでは一番までだったけど、アルバムではフルコーラス覚えました。中国語はジュンジュンとリンリンに教えてもらって…」

Ｑ　二人が中国語の先生だったんですね。

ジュンジュン「中国語は日本語にない発音もあるから、みんな苦労していたみたい。でも、みんな積極的に分からないところを聞いてくれたので、うれしかった。私としては『いつでも聞いてください』って感じです」

田中「本当に!?　私、さっきもリンリンに（中国語のことを）聞いてたんだけど、正直うざいかな〜って思ってた（笑）」 リンリン「そんなことない！　みんなが私たちの国の言葉に興味を持ってくれるのはうれしいんですよ。全然ウェルカムです」

Ｑ　シングル曲は『しょうがない　夢追い人』『なんちゃって恋愛』『気まぐれプリンセス』『女が目立って なぜイケナイ』と４曲入っていますが、シングル曲を振り返ってみて、特に思い入れのある曲は？

道重「私は『しょうがない　夢追い人』。この曲の振り付けが好きなんです。踊っていて疲れないけど、芯があるというか。振りに感情を入れやすくて、こういう気持ちだからこの振りなんだ、と考えながらできるところも好きですね。歌って踊っていると、曲に入り込んで泣きそうになります」

亀井「私は『気まぐれプリンセス』が印象に残っています。普通はあまり裏声を出して歌わないほうだけど、この曲のサビの『♪い〜いじゃない』が裏声なんですよ。それもただの裏声じゃなくて、“ちょいエロ”になりきってオペラ歌手みたいな感じで歌うんです。それが難しくて、今でもライブのとき『次、来るぞ。ノドをあけるぞ』と思うくらい緊張します」

田中「最近のモーニング娘。のシングルって、随分大人っぽい路線になったよね。『女が目立って なぜイケナイ』も大人っぽいし…」

Ｑ　この曲は、今の８人体制になって初めてのシングルでしたね。

高橋「そうなんです。『メンバーが一人減ってパワーダウンした』と言われたくなくて、それまで以上に一人ひとりのパワーを上げて頑張りました。誰かが卒業したときって、いつもそんな感じになるんですよ。だから、誰かが卒業するのは寂しいことだけど、グループとしてのモチベーションを上げるにはいいことなのかもしれないですね」

Ｑ　なるほど。そして、３月19日からはコンサートツアーも始まりますね。

新垣「はい。新しいアルバムが出ると毎回それを引っさげてのコンサートがあるんですけど、今回もシングル以外の曲がライブでどんな感じになるのか、私たちも楽しみです」

高橋「いろんな組み合わせもあるしね」

光井「そう。今回のアルバムではそれぞれの期（５期、６期、８期）に分かれて曲をやっているので、みなさんに早く聴いてもらいたいです。特に、私たち８期の曲はおもしろいですよ（笑）」