SKE48 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「SKE48」

2009/09/25

夢や目標がある子と一緒に歩いていきたい

SKE48
名古屋市栄の劇場を拠点に活動するアイドルグループSKE48が、デビューシングル「強き者よ」がオリコンシングル週間ランキングで5位(8月17日付)を獲得して、GIRLSインタビューに凱旋!武道館への出演や1周年など一まわり成長した夏について、そして新たなメンバーを迎える3期生オーディションについて、SKE48チームSの桑原みずきちゃん、中西優香ちゃん、平田璃香子ちゃん、松井玲奈ちゃん、矢神久美ちゃんが話してくれました。



Q デビューシングル「強き者よ」が5位を獲得! おめでとうございます

SKE48

インタビューに答えてくれたメンバー。
左から、松井玲奈ちゃん、平田璃香子ちゃん
中西優香ちゃん、矢神久美ちゃん、
桑原みずきちゃん。

平田璃香子「ありがとうございます。今回デビュー作で5位という順位をいただいて、名古屋から東京に行った友達や親戚からも“ポスターを見たよ”とか“CD買ったよ”っていう連絡をもらって、そこで初めて実感したという感じで。これがSKE48としてはじめの一歩だと思うので、全国に向けてもっともっとたくさんの人に知ってもらうために頑張りたいと思います」

中西優香「皆で“トップ10入りしたいね!!”という話はしていたんですけど、今回5位!!ありがとうございます! 自分としてはデイリーでのランキングがB’zさんの次に並んで2位で、“B'zさんからのSKE48”というのがすごく嬉しくて(笑)。もっともっと成長していけたらなと思っています」

Q そしてAKB48の武道館公演にも出演しました!

桑原みずき「武道館はすごいアーティストさんが立つっていうイメージしかなくて、実感がないまま向かったんですけど、いざリハーサルでステージに立ってみたら、天井も高くて、空間がすごく広くて、自分がすごく小さく感じて……。でも本番はその空間に集まったお客さんからのパワーをもらって、一番後ろの席まで動きがハッキリ見えるように頑張って踊りました」

中西「ファンの皆さんの持っているペンライトが、一つ一つは小さな光かも知れないけど、集まったらめっちゃキレイで、「強き者よ」の最初で照明が真っ暗になるところがあったんですけど、その中で見る光が本当にキレイで。いつかこの景色をSKEだけで独り占めしたいなって」

松井玲奈「武道館の公演の8月23日が、ちょうど1年前、日比谷野外音楽堂で初めて舞台に立たせていただいた日だったので、SKE48がステージデビューから1年でCDを出せるところまでいけたという、この1年間の思い出がうわーってフラッシュバックする感じでした。しかも23日はメンバーの(松井)珠理奈が倒れちゃって、一緒にステージに立てなくて。『強き者よ』には珠理奈が横にいるポジションがあるんです。そこがぽっかり抜けているということもあって、歌っているときにいろんな思いがあふれて泣きそうになりました。思い入れがあるステージになりました」

Q 8月の末に幕張メッセで行われた『キャラホビ2009』のブースやステージにはたくさんのSKE48ファンが集まりましたね。

中西「昨年出演したときは劇場デビューもしていなくて、1年経ってあれだけの声援をもらえたことがうれしかったですね。武道館はAKB48さんのステージでしたが、幕張はSKE48のために来てくださった方も多かったと思うので、ファンの皆さんへの思い入れもより強かったですし、曲も昨年の倍ぐらいやらせていただいて、1年間の集大成を見せられたかなと思います」

矢神久美「昨年よりずっとお客さんの人数は増えていたんですが、でもここで満足しちゃダメだなと思って。まだSKE48を知らない人にも良さを知ってもらいたいですし、初心は忘れちゃいけないなと思いました」

Q そして現在、3期生の募集がスタートしていますね(下記リンク参照)。みんながオーディションを受けたときはどんな感じだったの?

平田「ホントにいっぱいいっぱいで緊張していたので、頭が真っ白でした。もともとダンスを習っていたので、舞台に立ちたいなと思ってチャレンジ精神で応募したんです。でも勇気がなくて、どうしようって言いながらギリギリまで迷って、締め切り日に写真を撮って送りました。受けて良かったなって今は思ってます」

SKE48

SKE48チームSとチームKIIのメンバー

桑原「私、高知で『月刊デ☆ビュー』を見て、裏表紙に載ってましたよね? 劇団に入っていて、舞台に立つことが好きで、ダンスも習っていたので、それを生かせると思って。女優志望なので“夢への一歩”みたいなコンセプトにひかれて受けました。おじいちゃんとおばあちゃんと3人でオーディションに行って、周りの子みんな都会の子じゃないですか!?ほんとに心細いっていうか一人浮いちゅうかな?

みたいな感じで。金髪の子とか多くてめっちゃ怯えてたんですよ(笑)。高知ではAKB48さんの番組は放送されてなくて、『紅白』で初めて見たんですが、地元で知っている人も少なかったので“AKB48やSKE48を高知の地方にも私が浸透させていきたいです”って強気な発言をしてます」

中西「最初はAKB48さんが「スカート、ひらり」で、ミュージックステーションに出演したときに、私もキラキラ輝くアイドルになりたいと思って、募集していないのに履歴書を送ったんですよ。チームBのオーディションを受けて落ちたんですけど、一緒に受けた子たちがAKB48で変わっていくのを見て、諦めたくなくて。もう最後にするって親との約束だったんですけど、もう一度オーディションを受けてAKB48の研究生になりました。そしてSKE48が出来るときに、地元が名古屋だったので移籍の話をいただいて悩んだんですけど、いままではAKB48さんが作り上げてきたものですが、SKE48なら初期メンバーとして自分の力で、新しい仲間と新しいものを作っていけるかなと思いました。地元で活動出来るいうことも結構大きかったですね」

矢神「もともとダンスを習っていて、お母さんがオーディションを見つけてくれました。歌も面接もダメだったけど、ダンス審査のときだけ異常なぐらいテンションが高くて堂々としていた覚えがあります。もともとそんなにしゃべる人ではなくて、カラオケも友だちに誘われても行かない人だったので、ダンスだけは張り切ってやりました。これまでオーディションをいろいろ受けたけど全部落ちていたし、会場にはキレイな子とかお姉さんがいっぱいいて、私最近太ったし大丈夫なのかなぁってずっと心配だったんです」

松井「オーディションのときは緊張もあってずっと眠たくて、オーディション会場にも関わらずずーっと寝てたんですよ。ダンスも歌もやったことがないし自信もないけど、そこにいる誰よりもAKB48さんの曲が好きだという自信だけはあって。ダンスの振りもすごい間違えたと思うんですけど、踊れなくても笑顔だけは忘れないようにしようと思って(笑)。とにかく熱意は伝えましたね。“AKB48さんが大好きです!「スカひら」のときから応援してます”って」

Q そうして集まったメンバーが、どうやって結束を固めていったのかな?

SKE48

平田璃香子

平田「最初私、怖いなと思うメンバーもいたし、全然仲良くなれないんじゃないかって不安で不安でしかたなかったんですが、毎日のように何時間もレッスンをしたり、輪になって話し合ったり、落ち込んでるときに隣にいて優しく支えてくれたり、相談に乗ってくれたり、そうしているうちに、いつのまにか打ち解けあっていきました。お互いがライバルなんですけど、気持ちが分かるというか」


松井「1年前の野音のコンサートにメンバー全員が出られるかどうかという話になって、ダンスの先生が審査をして不合格だった子も何人かいて。その時、みんなで話し合って、メンバー全員で出演したいとなって、それから、みんなで集まって話をする機会が多くなりました。みんなで話しあって、東京でのコンサートで、泊まりとかもあって急速に団結していきました。8月の初旬に顔を合わせて、そこから8月下旬の初めてのステージまで3週間くらい、毎日のようにずーっと一緒にレッスンしてました」

Q クラスメイトたちが不安を乗り越えて友情を深めていくSKE48のナンバー「手をつなぎながら」という曲とダブるのでは?

松井「ずっとAKB48チームBさんの「初日」という曲がすごく好きだったんですよ。リアルで、みんなでレッスンやステージを頑張っていこうという歌詞が。SKEにもそういう曲がほしいなって思っていたときに、「手をつなぎながら」を秋元(康)先生からいただいて。チームSのために作って下さったんだなぁ、というのをすごく感じました。嬉しいと同時に、この団結力は崩しちゃだめなんだなって思って、自分は初心を忘れてないかって確認する曲ですね。だから誰かが卒業しちゃう公演のときとか、節目のときとかは、いつも以上に心に染みて、泣きそうになります」


SKE48

矢神久美

Q オーディションではどんなメンバーに応募して来てほしいですか?

矢神「夢とか目標がある子は応募してほしいですね。それぞれの選んだ道とか夢に向かって一緒に歩いていきたいなと思いますね。SKE48に入る前っていうのは普通の中学生で、自分のことしか考えてなくて、ほとんど周りが見えてなかったんですよ。夢はあったけどあきらめかけてたみたいな感じで。だからSKE48に入れてよかった」

松井「SKEは仲間なんですけど、ライバルでもあるので、向上心を持って切磋琢磨していかないといいチームになっていかないと思うんです。しっかりした目標がなくて、漠然とそこにいるだけだったりすると、いい意味での競い合いができなくなっていくので、お互いを高めることができる子、真剣な子に来てほしいです」

桑原「裏表がない子。私後輩の2期生でも気軽にしゃべったりするんですよ。先輩でもダメなとこあったら言ってくれていいし。あとはみんなのことが考えられる子。16人のチームで公演をやっているグループなので、自分ひとりがという考えの子はチーム自体がだめになると思うので。ダンスとか 下手でも上手くなろうって努力する人なら、私がダンス教えます」


Q 愛知県出身のメンバーが多いSKE48ならではのカラーってあるの?

SKE48

中西優香

中西「とりあえず名古屋弁ですよ(笑)」

松井「私、愛知県でも名古屋じゃないので、初めて名古屋弁をしゃべっているのを聞いたときの衝撃は……」

矢神「“○○だよね”が”○○だがん”になったり」

平田「標準語をしゃべってるつもりが、メンバーと一緒にいすぎて分からなくなる。お母さんは新潟出身なんですが、ラジオを聞いて“訛ってるよ”って」

松井「名古屋弁というより、メンバーの新海里奈ちゃんの“新海語”を聞き過ぎて、そのイントネーションに染められてる(笑)」

中西「高知とか三重とか別の地方の子にも染められているから“SKE48語”になってますね」

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桑原みずき

桑原「みんなすごく味の濃いものを食べるんですよ。私には土手煮とかは、おかずよりおつまみみたいな感覚で大人の味って感じがする。味噌って味噌汁のイメージしかなかったけど、味噌カツとか土手煮を中学生でも平気で食べるし」

矢神「土手煮は家でも出ますよ。味噌煮込みはお昼ご飯に食べますし、焼きなすとかも味噌をバーッてかけたり」

中西「“つけてみそ、かけてみそ”ですね。あと『すがきやラーメン』は名古屋発祥のラーメンですっごい美味しいですよ。食べてみてください!」


Q 話を聞いてるとすごく仲が良さそう。

SKE48

松井玲奈

松井「ふとした瞬間に“学校みたい”って思うことがよくあります。学校より濃いですけどね」

桑原「最初は女子ばっかなんで、女子校みたいなイジメとか、おりづらい空気とか絶対あるだろうなって思っちょったんですけど、全然なくて、ほんとに全然気を遣わん仲間、すごくいやすいです」

Q 最後に3期生オーディションに応募しようと考えている人にメッセージを。

中西「できないかもって思う前に一度チャレンジしてほしいですね、自分でも気付かないところを、秋元先生が見つけてくださることもきっとあると思うので」

松井「オーディションの前に一回公演を見に来ていただきたいと思います。公演を観るのが難しくても、『強き者よ』を聴いていただきたいと思います!」

SKE48 3期生オーディションの応募要項はコチラ

【Profile】えすけーいーふぉーてぃーえいと●AKB48の全国進出第1弾として結成された、名古屋・栄を拠点とするアイドルグループ。名称の由来は地名の栄(SaKaE)の頭文字から。作詞家でもある秋元康が総合プロデューサーを務め、2008年7月に活動を開始。現在はチームS(15人)、チームKII (16人)、研究生(9人)の合計41人で構成され(9月10日現在)、サンシャイン栄のSKE48劇場で連日公演を行っている。8月5日には『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』(テレビ東京系毎週土曜午後11時20分)のエンディング曲『強き者よ』でCDデビューした。テレビ『AKBINGO!』(日本テレビ)『週刊AKB』(テレビ東京)へも出演。10月10日、デビューからの1年間を追いかけたフォトブック『SKE48 COMPLETE BOOK 2008-2009』が発売される。
最新情報はオフィシャルHP(http://www.ske48.co.jp/)をチェック。
【Profile】くわはらみずき●1992年2月19日生まれ、高知県出身。
【Profile】なかにしゆか●1989年1月24日生まれ、愛知県出身。
【Profile】ひらたりかこ●1989年8月7日生まれ、愛知県出身。
【Profile】まついれな●1991年7月27日生まれ、愛知県出身。
【Profile】やがみくみ●1994年6月13日生まれ、愛知県出身。

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