山﨑賢人【前編】 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「山﨑賢人」

2015/04/08

「圭太を通じて輪島塗の良さを皆さんにも気づいてもらえたらいいなって」

山﨑賢人

昨年、映画『L・DK』をはじめ、様々な作品に出演し注目を浴びる俳優・山﨑賢人くん。現在放送中のNHK 連続テレビ小説『まれ』にて、主人公・希の同級生であり、漆塗りの職人を夢に持つ紺谷圭太役を熱演。甘酸っぱい青春時代を熱く、爽やかに演じる山﨑くんに、前半の見どころを直撃インタビュー。


山﨑賢人 山﨑賢人
これまで映画やドラマなど、特に昨年は様々な方面で活躍が目覚ましかったですが、幅広い年代層が観る”朝ドラ”出演は、家族の反応は大きく違いましたか?
「いつもどの作品が決まっても『アドバイスはあまりできないから頑張れ』って言われるだけなんですけど。でも、朝ドラは喜んでましたね。『すごいじゃ~ん!』って。特におばあちゃんは僕が出演する作品ってあまり観ないんですけど、『朝ドラは観る』って言ってました」
そんな『まれ』、山﨑くんが演じる圭太は、第2週目から本格的に出演ですね。1週目の圭太の幼少期役のコは、すごく山﨑くんに似てましたね~!
「(山崎)祐馬くんとは本読みでお会いしているんですが、見た目が、僕から見ても自分の幼少期に似てましたね! しかも名字が“ヤマザキ”で。これは何かあるんじゃないかと(笑)。親近感が湧いて、『頑張ろうね!』って本読みのときに話をしました」
そんな祐馬くんから引き継がれ、すでに22歳までの圭太を撮影してきたそうですが、現時点までを振り返って、山﨑くんが考える圭太ってどんな人物なんでしょう?
「真っ直ぐな人です。好きな“漆塗り”については、スイッチ入っちゃうとバーッと語り始めちゃったり。若さもあって、勢いがすごいですね」
実際に能登で輪島塗の修行もしたそうですが。
「はい。職人の方の家にお邪魔して、教えていただいたのですが、やっぱり難しいです。でも、輪島塗の魅力は学んでいても伝わってくるので、圭太を通じて輪島塗の良さを皆さんにも気づいてもらえたらいいなって思います」
輪島塗の魅力というと?
「今は“高価なもの”という認識で、おめでたい日にだけ使われることが多いみたいなんですが、昔は全国の一般家庭に当たり前にあった食器で。なので、本当は普段でも使えるくらい丈夫なんです。長持ちで、お椀に熱いおみそ汁を入れても、手に取ったときに熱くない、熱が漏れないところも魅力だなと思います。今減ってしまっているのが、もったいないなと思います」
具体的に輪島塗は、どういう作業をするんですか?
「漆を塗っては乾かし、塗っては乾かしを何工程も行い、丈夫にしていくんです。モノによっては“布着せ”と言って、布をつけてその上から漆を塗る行程もあって、さらに丈夫にしていくんです。圭太のおじいちゃんのセリフで好きな言葉があって、『焼き物はウソがつけない、焼いたまま形に出るから。でも輪島塗は、最初の行程を塗って、最後の行程をその上に塗っても見た目としては騙せる。でも、職人の魂、プライドでそこは騙したらダメや。それが輪島塗や』って言われるんです。本当にその通りだなって思うし、そこがカッコイイなと思います」
そういう細かい作業は得意なほう?
「最初の簡単な段階では、教えてくれた職人さんから『転職する?』って言われました(笑)。でもやっぱり難しいですね 。学生時代は図工や美術が好きだったので、輪島塗の修行も楽しみながらやらせていただきました」
山﨑賢人
漆塗りの修行も合わせて能登には何度も行っているんですよね。能登はいかがでしたか?
「魚料理が本当に美味しかったです! 漆塗りの職人さんの家でご飯をごちそうになった、大根の漬け物を焼いたものも美味しかった。あとは能登の千枚田っていう棚田で、その田んぼのあぜ道に、冬の田んぼを使わない時期だけ、昼間はソーラー発電をしていて、夜になるとイルミネーションになるイベントをやっていて。ちょうど行ったときがその時期だったので、『輪島に来て、この時期に千枚田のイルミネーションを見に行かないのはもったいない』って言われて行きました。すごいきれいで! 人口的なものと海や自然など、いろいろなものが混ざってすごい迫力でしたね」
山﨑賢人
そして第2週目の見どころといえば、希と急接近するきっかけともなる能登のお祭り“輪島大祭”! これは能登に住む550人のエキストラの方と、お祭りで使われるキリコ(祭りで担がれる大きな灯籠)を使っての大掛かりなロケ撮影だったとか。
「能登の方たちがすごく協力的で、町の人みんな、撮影を忘れて楽しんでいました。同い年くらいの方から『お祭りは1年に1回しかないから、こうして撮影で再現してもらって、1年に2回できているみたいで嬉しいです』って言ってもらえて。それくらいこのお祭りを楽しみにしているんだなって思いました」
お祭りでは太鼓も叩くシーンもありますね。
「あれは、難しかったです。撮影の合間に教えてもらいに行っていて、皮が剥けるくらいやりました。最初は簡単なリズムなんですけど、レベルが上がると不規則なリズムを打つんです。“エメロンシャンプー”っていう技の名前があって(笑)。昔流行ったそのシャンプーのCMのリズムに似ているということで、そういう名前らしいんですが、結局それはできなかったんです。高畑(裕太)くんのほうが、エメロンシャンプーが若干できていたので、僕より上手いんじゃないのかなと(笑)」
放送を観ていても、幼なじみグループ5人の仲の良さがにじみ出ていますが、プライベートでも仲良くなりましたか。
「葉山(奨之)くん、門脇(麦)さんが出演する舞台があったんですが、それを(渡辺)大地くんと高畑くんと3人で観に行ったり。舞台を観終わった後に、男子メンバーでご飯行ったりとか、プライベートでも会ってます。『まれ』の話をしたり、男子特有の話とか、たわいない話をしたり、仲良くやってます(笑)。撮影も、幼なじみ男子3人のシーンは、本当の同級生みたいで楽しいです」
ちなみに、圭太は漆師屋のおじいちゃんから漆塗りのことをいろいろ学んでいくことになると思うんですが、山﨑くん自身、家族から教えてもらったことって何かあります?
「う~~ん。小さい頃は父親とサッカーをしましたけど。あとは車の免許を取ったときに、運転を教えてもらったりとか。兄ちゃんにはゲームを教わったり、パソコンに詳しかったりしたので、機械関係を教えてもらったり。あとは教えてもらったというか、『やりたいことをやれ』というのは父親に言われています。『何をやるにしろ、一番になれ』と」
『まれ』では大御所の役者さんとも共演していますが、そこから学ぶことも多い?
「演技している姿を観ているだけで勉強になります。佇まいと言いますか。キャスティングが皆さんそのキャラにぴったりで、自分が出てないシーンでも観ているだけで面白いです。途中、中村敦夫さん演じるおじいちゃんが輪島塗の存亡を巡って役者さんとやり合うシーンがあるんですが、そのシーンのおじいちゃんの目は印象的でした。自分も、おじいちゃんになったときに、20代の若者に『カッケー!』って言われるようになりたいなって思いました」

【後編につづく】

撮影/草刈雅之 取材・文/舘野玲果

Profile

山﨑賢人
やまざき・けんと●1994年9月7日生まれ、東京都出身。スターダストプロモーション所属。昨年、映画『L・DK』をはじめ、ドラマ『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』(フジ系)、 『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日テレ系)、『水球ヤンキース』(フジ系)と話題作に出演。さらに初舞台『里見八犬伝』では主演を務めた。9月19日公開の映画『ヒロイン失格』への出演も決定。

INFORMATION

NHK 連続テレビ小説『まれ』

NHK 連続テレビ小説『まれ』

NHK 連続テレビ小説『まれ』
<総合>
月~土 午前8:00~8:15 午後0:45~1:00[再]
<BSプレミアム>
月~土 午前7:30~7:45 夜11:00~11:15[再]
土曜 午前9:30~11:00[一週間分]

連続テレビ小説第92作となる『まれ』の舞台は、独自の伝統や風習が息づく石川県能登地方。幼い頃に父の破産で夜逃げ同然で能登に引っ越してきたヒロインの希(まれ)は、“地道にコツコツ”がモットーで、夢が苦手な女のコ。仕事も恋も堅実第一だったが、様々な出会いを通して、自分の原点だったケーキ職人の夢を取り戻し、世界一のパティシエになるために歩んでいく姿を描く。山﨑は、希の同級生で輪島塗職人の卵・紺谷圭太役で出演。紺谷は頑固一徹、輪島塗を語り出すと熱くなり止まらない。希とはなにかとぶつかるが、お互いに気になる存在でもある。高校生活最後の夏休みに希たち同級生皆で輪島大祭に向けて、キリコを修理し担ぐことになり、希と急接近していく。

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